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9月3日の「ルシファー」/さらに夏花開花

▲枝先に夏花開花 写真提供/ハナたろう

シファーAの枝先に3輪開花しています。若い枝先のみ生長していて、他は沈黙しています。樹高120cm。

 

▲花びらが少なくミニサイズでも香りはさすが! 写真提供/ハナたろう

 

ご覧のとおり、スッカスカの夏花です。花径5cmのミニサイズ。香りも控えめですが、ただその芳香は相変わらず素晴らしい。

 

▲まだまだ咲きます! 写真提供/ハナたろう

 

次のツボミも待機しています。(ピンボケですみません)。肥料は与えません。

 

▲ほぼ沈黙のルシファーB 写真提供/ハナたろう

 

こちらは春からご機嫌ナナメなルシファーBです。なんとか猛暑は乗り切ってくれたようです。A同様に、若い枝のみ動いています。樹高100cm。

 

▲枝先を軽くカット 写真提供/ハナたろう

 

枯れ枝を切り取り、芽が動いていない枝の先を軽く揃えました。上の写真とほとんど変化ありませんが、よーく見ると不要枝を切り取ったり枝先が短くなったりしています。こちらも肥料は与えません。

 

追肥をしない理由

これまでの経験から、冬の元肥(地植えなら寒肥)だけで十分ではないかと思い始めています。そのため、他の品種も合わせて追肥はしていません。とくに地植えは、寒肥のみでしっかり育ちます。

 

花数は少なくなりますが「樹の体力で咲く」のが自然な姿だと思えます。微量要素は症状が出てから与えればいいかな? という持論に固まりつつあります。

 

それに、肥料を控えれば、ウドンコ病にもかかりにくいです。

 

9月14日の「ルシファー」/5番花の開花

▲枝先にまたまた開花 写真提供/ハナたろう

シファーAの枝先に2輪、開花しました。切り戻した先から次々咲かせているので、この花は5番花となります。

 

▲花径5cmで、花びらはスカスカ 写真提供/ハナたろう

 

まだ気温が高いので花径5cmとミニサイズで、ご覧のとおりスッカスカの夏の花。それでも香りは素晴らしく、あたりに漂っています。

 

▲「ルシファーB」にも5番花が発蕾 写真提供/ハナたろう

 

「ルシファーB」も、蕾をいくつか上げてきました。生長早いですねぇ!

 

▲開花までおよそ1週間 写真提供/ハナたろう

 

開花まであと1週間といったところでしょうか。猛暑が去ってからの発蕾なので、少しは花弁の多い花になってくれると思います。こちらも5番花です。

 

我が家の「ルシファー」は、四季咲きバラの定番の手入れ「夏剪定をして秋にそろって咲かせる」というやり方ではなく、花が終わるたびに切り戻しをしてくり返し咲かせています。冬まで何回咲かせられるか楽しみです。

 

9月18日・21日の「ルシファー」/Bの5番花も開花

▲Bの5番花があっさり開花 写真提供/ハナたろう

花まであと1週間と予想していた「ルシファーB」の蕾が、たった4日でもう開花しました。まだまだ残暑厳しい折なので、スッカスカの夏花です。・・・まぁ、良しとしましょう。次の新芽が伸びて6番花をボーリングせずに咲かせたところで、今年の花は終わりにしたいと思います。

 

▲「ルシファーB」がさらに開花 写真提供/ハナたろう

 

3日後の9月21日には、「ルシファーB」の後続の蕾3輪がさらに開花しました。花径7cm、開けば10cmくらいになるでしょう。花びらの枚数も増えてきたようです。

 

▲開けば花径10cmになりそう 写真提供/ハナたろう

 

急激に気温が下がってきたおかげで、本来の「ルシファー」らしい花容になってきました。これはもう夏花ではなく秋花ですね。

 

10月13日の「ルシファー」/6番花の開花

▲ルシファーの6番花 写真提供/ハナたろう

シファーAの6番花が開花しました。花径6cm。香り控えめ。なんだか「ブルームーン」の夏花っぽい花です。「ルシファーA」の株にはもうひとつ蕾がついていて、おそらくこれが今年最後の花になるでしょう。

 

もう一株の「ルシファーB」は、新芽が吹いていないので今年はもう終了だと思います。

 

11月3日の「ルシファー」

▲今年最後の蕾は開くか? 写真提供/ハナたろう

シファーAについた今年最後の蕾のガクが割れてきました。涼しい陽気なので、なかなか開花にこぎつけませんが、無事にボーリングせずに咲いてくれるでしょうか?

 

11月17日の「ルシファー」

▲このところの暖かさで蕾がふっくら 写真提供/ハナたろう

年最後の蕾が、このところの暖かい陽気でふっくらしてきました。ボーリングぎみではありますが、「ルシファー」の香りがこぼれてきています。はたしてあと数日で開いてくれるか、そのまま枯れてしまうのか・・・? 

 

11月28日の「ルシファー」/冬の植え替え(用土替え)

▲少し膨らんだものの、これが限界 写真提供/ハナたろう

シファー今年最後の1輪は、結局寒さのため開花できませんでした。しかし香りは楽しめたので、ヨシとします。

 

▲冬の植え替え(用土替え)を 写真提供/ハナたろう

 

落葉し始めたので、用土替えをします。よく見ると、鉢底からずいぶん根がはみだしています。新しい用土と有機質肥料を用意します。

 

新しい用土

赤玉土(小粒)6:腐葉土(完熟)3:もみ殻くん炭1 の割合で混ぜたもの

 

新しい肥料(有機質肥料)

バットグアノ5:油カス5 の割合で混ぜたもの

 

▼詳しい植え替え方はこちらのページをご覧ください

 

▲根がサークリング 写真提供/ハナたろう

鉢から抜いてみると、鉢底にあたる部分で根がサークリングしていました。根張りは申し分なしです。

 

▲余分な根をカット 写真提供/ハナたろう

 

根をほぐして土を落とし、サークリングしている部分を中心に余分な根をカットしました。これまでと同じ鉢を使うので、新しく伸びる根のためのスペースをつくる意味でも、根をコンパクトにします。

 

▲用土替え完了 写真提供/ハナたろう

 

新しい土と肥料で植え替えれば、用土替え完了です。たっぷり水やりしておきます。

 

>>次のページでは「冬剪定」から紹介しています。