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6月10日の「ラピスヴェール」/鉢増し(6号→8号)

▲根張りはヨシ 写真提供/ORCA

レイに咲いた2番花をカットしたので、鉢増しをしていきます。

 

鉢の周囲をコンコン叩いて、皮手袋で株元をつかむとあっさり抜けました。根は良く張っています。でも株を横倒しにして根の写真を撮ろうとしたら、主幹が付け根から1本ポキッと・・・。ショック><。

 

土の用意の間は「HB-101」(フローラ)を入れたのに水浴です。

 

 

▲6号→8号に鉢増し 写真提供/ORCA

 

もともとの6号鉢から8号鉢に鉢増ししました。土は「バラNo.1」(カネア) 。そして「水のお留守番」(大宮グリーンサービス)だけ入れました。

 

6月23日の「ラピスヴェール」/シュートが発生

▲あちこちからシュート枝が 写真提供/ORCA

2番花の切り戻しから20日ほどたち、枝先から新芽が伸びてきています。蕾は小さいうちにピンチしています。

 

外で撮影していますが、屋根のあるミニドッグランで管理しています。

 

▲どれも細枝なので太らせないと 写真提供/ORCA

 

先日の鉢増しで主幹が1本折れましたが、株元から新しくたくさんのシュート枝が出ています。どれも細いから太らせないと!

 

害虫予防に「オルトランDX」(住友化学園芸)を散布しました。

 

7月11日の「ラピスヴェール」/シュートの先をピンチ

▲何種類かの虫たちに食べられボロボロ 写真提供/ORCA

ピスヴェールはみごとに虫食い状態です。森が近くにあるから次つぎいろんな虫が飛んでくる。飛んでくる虫はどうしようもないです。

 

培養土もお礼肥えも馬ふん入りのものを使っているので、そのせいで虫が集まってきているのかな・・・確かに臭いありますし。化成肥料への変更も視野に入れています。

 

▲葉を減らしすぎたかも 写真提供/ORCA

 

虫に食われた葉っぱを取り除いたけど、ちょっとやりすぎたかな。スカスカになってしまった。

 

枝先に蕾がついたらピンチで取り除いています。シュートの先も、蕾がついたものからピンチしています。週に1度「HB-101」(株フローラ)を与えています。

 

▲ほかのバラと一緒に棚に並べて管理 写真提供/ORCA

 

強すぎる日差しをさえぎるためと塩害予防に、夏の間は、ほとんどのバラを屋根のあるミニドッグランに棚を作って並べました。

 

7月19日の「ラピスヴェール」/バッサリ切り詰め

▲細枝が多いのが気になる・・・ 写真提供/ORCA

ともと枝が細い品種のようですが、たくさんの小枝が出てきて、このままではどれも太りそうにないのが気になっていました。

 

▲一気にバッサリ強剪定 写真提供/ORCA

 

そこで良い芽に絞って、バッサリ切り詰めましたが・・・少しやりすぎたようです。

 

先週の涼しいうちに薄いめの液体肥料を与えてあります。

 

あいびーあいびー

じつは「ベーサルシュートが多すぎるようなので、2~3本に減らしてはどうか」と提案したのですが・・・。ちゃんと伝わっていなかったようです><。この時期の強剪定はバラには辛いと思いますが、なんとか乗り切ってほしいです!

8月22日の「ラピスヴェール」/葉が茂ってきた

▲樹高が伸び、葉も茂ってきた 写真提供/ORCA

回、剪定をやりすぎてしまった「ラピスヴェール」ですが、樹高が10cmほど伸び、葉も茂ってきました。蕾もつくので、大丈夫かな?

 

 

▲株を上から見たところ 写真提供/ORCA

 

手入れは、蕾をみつけたら摘み取り、虫食いがひどい葉っぱを取り除くていどです。

 

9月6日・12日の「ラピスヴェール」/追肥・夏剪定

▲夏剪定前。樹高65cm 写真提供/ORCA

ず9月6日のレポートから。7月にやってしまった強剪定以降、「ラピスヴェール」は順調に枝葉を伸ばしています。上の写真は、夏剪定前の様子です。左側の枝が1本だけ長く伸びていたので、これだけ切り戻してあります。

 

夏剪定前にまず追肥を行います。緩効性化成肥料「IBのチカラ」(花ごころ)を、8号鉢の規定量13~15粒を撒きました。

 

さらに活力剤「HB-101」(フローラ)を規定量、朝にたっぷりあげました。活力剤は、週1であげています。

 

ちなみに薬剤は、8月下旬に「ベニカXガード」(住友化学園芸)を規定量撒いています。

 

▲夏剪定後。樹高45cmに 写真提供/ORCA

 

9月12日に夏剪定をしました。枝先にシュートが群生していたので、主軸となる枝だけ残してカットし、すべての枝にハサミを入れています。

 

「ラピスヴェール」は、夏の間つぎつぎ蕾を上げていたので、秋花もちゃんと咲いてくれるでしょう。

 

9月30日の「ラピスヴェール」/秋花の発蕾・整枝

▲新芽が伸び、樹高55cmに 写真提供/ORCA

剪定から18日たち、新芽が10cmほど伸びました。

 

▲秋花の蕾 写真提供/ORCA

 

それぞれの枝先には、蕾もついています。

 

▲細枝を整理 写真提供/ORCA

 

写真左側にモジャモジャと細かい枝が密集していたので、1枝にひとつの蕾になるよう細枝を減らしました。

 

あくまで「切り花」を取ることを目的にしているので、なるべく蕾の数を減らし状態の良い花を咲かせたいです。

 

10月20~22日の「ラピスヴェール」/秋花が開花

▲春花よりやや小ぶりに秋花が開花 写真提供/ORCA

ピスヴェールの開花が始まりました。花径はこの段階で8cm。春花より少し小ぶりに咲きそうです。春花より周りの緑色が薄いめかな?香り立ちは微香で、ダマスクよりのブルーの香りがします。

 

9月12日に夏剪定してから38日で開花しました。夏剪定後に45cmだった樹高は、65cmに。20cm伸びました。

 

▲新芽や葉が食べられぼろぼろ・・・ 写真提供/ORCA

 

これは翌10月21日の写真です。なんとか秋花が咲いたけれど、じつはみすぼらしい枝だらけ・・・。たぶんバッタに食べられたんだと思います。バッタに効くスプレーもかけているんですが、退治してもしても、また飛んでくるからいたちごっこです。

 

この後、触ったら落ちる葉っぱを取り、「オルトランDX」(住友化学園芸)を撒きます。我が家では「ベニカXガード」(住友化学園芸)を撒くと葉が黄色くなって落ちる株が多いので、「オルトランDX」に切り替えています。

 

▲2輪めが開花 写真提供/ORCA

 

さらに翌日の10月22日、もう1輪も咲きました。花径8cm。この品種の特徴である緑の縁がほぼ感じられない花です。今回は咲くのが早かったですね。

 

12月2日の「ラピスヴェール」/キレイな葉が茂る

▲黒星病にかかりながらも葉をキープ 写真提供/ORCA

月から我が家のバラ全体に急激に黒星病が広がり、ほとんど葉っぱがなくなってしまった株も多いなか、「ラピスヴェール」は黒星病があまり広がらず葉っぱがたくさん残っています。

 

一部、枝にも黒点がありますが、さほど酷くないようです。

 

▲バッタ被害がなくなり葉が茂ってきた 写真提供/ORCA

 

前回そだレポした10月下旬は、バッタの食害でみすぼらしかった葉っぱも、ここまで回復しました。

 

12月8日の「ラピスヴェール」/仮剪定

▲仮剪定前。樹高60cm 写真提供/ORCA

が家のバラたちに黒星病が蔓延しているのでリセットしたくて、冬の仮剪定を早いめに行います。まず12月8日に仮剪定し、その後、本剪定をする予定。

 

剪定前の樹高は60cm。一見、状態は良さそうに見えますが、幹に黒い点々がたくさんついています。時期的に凍害かとも思いましたが、白浜は冬でも日が当たればポカポカ陽気なので違うような気が。やっぱり黒星病かなぁ?

 

▲仮剪定後。樹高45cmほどに 写真提供/ORCA

 

休眠を促すために葉をむしり、黒い点の多い枝を切り取り、枝先をカットすると枝2本だけになりました。

 

とりあえず、これで芽吹いてくるまで様子を見ることにします。

 

12月20日の「ラピスヴェール」/土替え

▲根張りはよくない 写真提供/ORCA

替えのため鉢から抜いてみると、「ラピスヴェール」の根張りはよくありませんでした。

 

今年、我が家のバラのいくつかに根頭がん種病が発生したので、念のためすべてのバラを根洗いして状態をチェック。「ラピスヴェール」に根頭がん腫病はありませんでした。

 

▲8号鉢→6号鉢にサイズダウン 写真提供/ORCA

 

その後、活力剤「HB101」(フローラ)の通常濃度に10分ほどつけてから、8号鉢→6号鉢にサイズダウンして植え付けました。使用培養土は「バラno.1」(カネア)で、元肥なしです。

 

土の表面にマルチングチップを撒いて土替え完了。

 

1月8日の「ラピスヴェール」/小さな新芽が萌芽

▲土替えから半月経過 写真提供/ORCA

の土替えから半月たち、「ラピスヴェール」に大きな変化はありません。

 

▲赤い新芽がポツポツと 写真提供/ORCA

 

が、よく見ると、枝のあちこちから小さな赤い芽が出ています。今年もたくさん花を咲かせてほしいです。

 

去年の2月から始めたそだレポは、この1月でちょうど1年です。「ラピスヴェール」のそだレポをこれで終了します。

 

「ラピスヴェール」のそだレポの感想

▲「ラピスヴェール」の春花 写真提供/ORCA

外弁が緑色で内側が紫という花色にひかれて迎えたバラです。最初は細枝で大丈夫かと思いましたが、花がキレイなのはもちろん、開花もゆっくりで楽しめました。
 
個人的に大好きなバラの品種になりましたね。これで香りが強ければ、最強かも。(ORCA)
 

 

「ラピスヴェール」は、他に類をみないとてもユニークな花色のガーデンローズです。もともと切り花品種なので枝が硬く締まっていて、全開して花径10cm弱の大輪花なのに俯かず、しっかり上向きに咲きます。香りはダマスク~ブルー系の微香で、香りが弱い分、花持ちは良さそうです。

 

こういう個性的な品種は育てにくい場合が多いんですが、「ラピスヴェール」はなかなか育てやすそうです。雨の当たる環境で少しウドンコ病が出ているので、ウドンコ病には注意が必要ですが、それ以外は黒星病にも強そうだし、樹勢も強く、少し調子を崩してもしっかり立ち直れる強さがあります。

 

初心者でもじゅうぶん育てやすい品種だと思います。(あいびー)

 

育てた人紹介/ORCA

かつて東京に住んでいたころ、新宿の某百貨店の生花店でブルームーンの切り花を見て感動しました。そこで、きれいな青紫色のブルームーンを花束にして、お芝居をしていた友人の舞台に贈ったことがあります。

 

その後、和歌山県の白浜町に引っ越してから始めたのがバラ栽培で、今年で2年になります。ブルームーンの思い出もあり青バラをメインに、青バラを引き立てる色として緑や白、茶系のバラを育てています。

 

白浜は暖かいイメージがあると思いますが、冬はすごい風が吹くんです。海の近くなので塩害にも気を配り、いろいろ考えながらバラ栽培を楽しんでいます。生花店に勤めていたこともありますが、切り花がメインなので植物栽培はあまり経験がありません。

 

 

▼そだレポ検索は、こちらのページを利用してください

 

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