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6月23日の「グリーンアイス」/2番花の蕾をピンチ

▲2番花の蕾がたくさん 写真提供/ORCA

1番花の切り戻しから約1カ月。2番花の蕾がたくさんついてきましたが、株の生長を優先してすべてピンチします。枝をもう少し伸ばしたいので、切り戻しではなく蕾のみ取り除きました。

 

▲株にボリュームがでてきた 写真提供/ORCA

 

樹高はあまり変わらないけれど、枝葉が増えて株にボリュームが出てきました。なんとかフェンスの半分くらいまで伸ばしたい! 上部のヘデラは、なんとか根づいてくれたようです。

 

ミニバラなのにハダニも病気もありません。強い品種ですね!

 

7月11日の「グリーンアイス」/ベイサルシュートが発生

▲蕾は見つけ次第ピンチ 写真提供/ORCA

の「グリーンアイス」は枝を伸ばすのが目的なので、蕾を見つけ次第ピンチしています。フェンスからはみ出す枝を3本ほどカットしました。この調子なら、なんとかフェンスの半分くらいまで届きそうです。

 

小さい鉢に植えたアイビーは健気に根付いてくれたようで、枝葉にボリュームが出てきました。

 

▲ベイサルシュートが発生 写真提供/ORCA

 

良く見ると、株元からベイサルシュートが出ています。鉢土に、マルチング用のマンネングサをポツポツ植えました。

 

我が家の多くのバラは、夏の間、屋根つきのミニドッグランに棚を作って並べましたが、「グリーンアイス」は強そうなので外で管理しています。

 

▲もう1鉢は次々開花 写真提供/ORCA

 

一方こちらは、フェンスに誘引せず自然に枝垂れるようにした鉢。蕾をピンチしていないので、次々花を咲かせています。こっちの仕立て方の方が良かったかな~なんて思いながら見ています。

 

8月22日の「グリーンアイス」/ベイサルシュート増える

▲樹高は伸び悩み 写真提供/ORCA

高あまり伸びません。フェンス仕立て、厳しいかな~。

 

お日様ガンガンの場所に置いているので、上から枝垂れさせたアイビーが1株枯れました。それにしてもお日様ガンガンなのに、こんなに鉢に苔がつくんです。相当、湿気がちな場所のようです。

 

病気の出ている葉っぱと、邪魔な枝を1本切り取りました。

 

▲ベイサルシュートがワサワサ 写真提供/ORCA

 

樹高は伸びないけれど、株元からベイサルシュートがワサワサ出てきました。こっちにエネルギーが使われているようです。

 

9月6日・12日の「グリーンアイス」/追肥・夏剪定

▲夏剪定前。フェンス仕立てはムリか・・・ 写真提供/ORCA

んとか樹高計の80cmのラインまで伸ばしたかった「グリーンアイス」ですが、やはり無理でした(笑)。夏剪定前で樹高計の65cmライン、株元からの樹高でいうと45cmまでしか伸びませんでした。

 

縦長の鉢かハンギング向きのミニバラですね。

 

株元からベーサルシュートが出てきてから、もともとあった主幹が伸びなくなりました。ベーサルシュートの先に蕾がついています。

 

9/6に、夏剪定前の追肥をしました。緩効性化成肥料「IBのチカラ」(花ごころ)を、7号鉢の規定量13~15粒を撒きました。

 

さらに活力剤「HB-101」(フローラ)を規定量、朝にたっぷりあげました。活力剤は、週1であげています。

 

ちなみに薬剤は、8月下旬に「ベニカXガード」(住友化学園芸)を規定量撒いています。

 

▲夏剪定後。細枝を整理して枝先カット 写真提供/ORCA

 

9/12に夏剪定しました。樹高は変わらず45cm(樹高計で65cmライン)ですが、ほとんどの枝先にハサミを入れ、細枝なども整理しました。かなり膨らんでいた株元の蕾もすべて切り取りました。

 

少しでも伸びてほしくて、1本だけ長く残していますが──。苔だらけの鉢もタワシで洗いました。

 

自然仕立てのスペア株も夏剪定

▲スペア株の夏剪定前 写真提供/ORCA

ちらは自然に枝垂れるようにしているスペア株の「グリーンアイス」。株元の葉が少し傷んでいますが、ベーサルシュートも伸びてきました。

 

▲スペア株の夏剪定後 写真提供/ORCA

 

こちらも枝先1/3をカットして夏剪定しました。

 

9月30日の「グリーンアイス」/秋花の発蕾・害虫被害(バッタ?)

▲夏剪定からあまり変化なし 写真提供/ORCA

剪定以降「グリーンアイス」はあまり変化がありません。樹高計で80cmのラインくらまで伸びてほしかったんですが、残念ながらムリでしたね。少ないながら、秋花の蕾もついています。

 

▲枝先を食べられ、秋花の蕾は少ない 写真提供/ORCA

 

おそらくバッタだと思いますが、ほとんどの新芽の先を見事に食べられてしまいました。それで蕾が少ないんです。

 

ほかの株で、ほぼ全部の葉を食べられてしまったものもあるし、ブルースターの花も食べられています。

 

前回の散布から間があまりあいてないんですが、バッタ対策に「スミチオン」を散布しました。塩害が出やすい地域なので、晴天が3日ほど続いたらシャワーで葉水をかけているため、農薬が落ちやすいんですよね。

 

▲被害が軽かったスペア株 写真提供/ORCA

 

フェンスに誘引せずに育てているスペア株は、バッタ被害が軽いです。手前の方の枝は食べられましたが、奥の方に蕾がたくさん残っています。

 

こちらは、まとまって秋花が楽しめそうです。

 

10月17日の「グリーンアイス」/秋花が開花

▲微妙にピンクっぽい? 写真提供/ORCA

花が咲いてきました。花径3cmで、春花より少し小ぶりです。花形は春と変わりませんが、花びらの影になったところが、微妙にピンクがかって見えます。香りは分かりません。

 

9月12日の夏剪定から35日で開花しました。ミニバラなので、普通サイズのバラより開花サイクルが短いです。

 

▲スペア株は一足早く開花 写真提供/ORCA

 

自然に枝垂れる形に育てているスペア株の方はバッタ被害が軽かったので蕾が多く、1週間前の10月10日の時点で上の写真のように開花しています。

 

11月3日の「グリーンアイス」/秋花が次つぎ開花

▲薄緑~白い花が次つぎ開花 写真提供/ORCA

リーンアイスの秋花が次つぎ開花してきました。今回はピンクっぽくならなかったですね。もう少し寒くならないとダメなのかな?

 

手入れとしては、汚い葉っぱと花がらを取り除きました。あと、横に1本伸びていた短い枝を切り取りました。時期的に、もうこれ以上伸びないだろうし、誘引するには短すぎたので。

 

▲花芯のグリーンアイが伸びだした奇妙な花 写真提供/ORCA

 

1輪、変な花が咲きました。花芯の緑色の部分が長く伸びだしています。ちょっと不気味な感じ。

 

あいびーあいびー

これは貫性花(かんせいか)といって、花の中に蕾ができる現象です。肥料や気候の関係でできるそうですが、貫性花になりやすい品種というのもあります。「グリーンアイス」は、なりやすい品種です^^

12月2日の「グリーンアイス」/黒星病が蔓延

▲蕾がピンク色になってきた 写真提供/ORCA

が家のほかのバラたちがもう今年の花を終えたなか、「グリーンアイス」はまだまだ蕾がついています。蕾がずいぶんピンク色になってきました。

 

じつはこの秋、我が家のバラたちは黒星病が蔓延して大変なことになっています。いままで黒星病にかかっていなかった「グリーンアイス」も急激に黒星病になってしまいました。

 

▲スペア株も黒星病で葉っぱが黄色に 写真提供/ORCA

 

こちらは枝垂れる形に仕立てているスペア株。やっぱり急激に黒星病がひどくなり、葉が黄色くなってきています。

 

12月25日の「グリーンアイス」/本剪定・土替え

▲いつまでも咲く「グリーンアイス」 写真提供/ORCA

う年末だというのに、「グリーンアイス」は花がたくさん咲いていて、さらにこれから咲く蕾もあります。

 

▲花びらの縁がピンクに 写真提供/ORCA

 

以前から蕾はピンク色だったんですが、外弁だけでなく花びらの縁もかなりピンクがかってきました。

 

もう少し置いておけば、もっとピンク色になるのかも知れませんが、今日は剪定と土替えをしていきます。

 

▲値洗いしてから活力剤で沐浴 写真提供/ORCA

 

まず枝を短くカットしてから、根洗いで裸苗状態に。我が家のバラのいくつかに根頭がん種病が発生したので、念のためすべてのバラを根洗いしてチェックしています。

 

「グリーンアイス」に根頭がん腫病はありませんでしたが、根が思ったより貧弱です。やはり事故が原因?

 

根洗いの後、活力剤「HB101」(フローラ)の通常濃度に10分ほどつけて新しい土で植え替えました。

 

▲7号鉢→6号鉢にサイズダウン 写真提供/ORCA

 

根張りが良くなかったので、7号鉢→6号鉢にサイズダウン。培養土は「バラno.1」(カネア)を使い、元肥なしで植えました。表土にマルチングチップを撒いています。

 

スペア株

▲枝垂れる形のスペア株 写真提供/ORCA

 

こちらは、自然に枝垂れる樹形に管理しているスペア株。まだまだ花も蕾もたっぷりなので、このままいつまで咲くのか(笑)チャレンジです。花色も、もっとハッキリしたピンク色になるかな?

 

▲最小限の手入れで後続の開花待ち 写真提供/ORCA

 

とりあえず開花枝をカットして、不要そうな枝と黒星病が目立つ葉っぱをカット。最後に活力剤「HB101」(フローラ)を撒きました。

 

1月8日の「グリーンアイス」/小さな新芽が出る

▲冬の土替えから半月 写真提供/ORCA

末の土替えから約半月たった「グリーンアイス」です。

 

▲赤い新芽が出始める 写真提供/ORCA

 

近づいてみると、小さな赤い新芽が出始めました。

 

この1月で「グリーンアイス」のそだレポは1年になるので、この株でのそだレポは今回で終了します。

 

スペア株

▲寒空に元気に開花 写真提供/ORCA

 

この寒いなか、スペア株の蕾が開き始めました。蕾はかなり赤いんですが、咲くとやっぱり緑味の白です。

 

そだレポ株のレポートは終了しますが、冬花がいつまでどんなふうに咲くのか、スペア株の様子はもう少し続けてレポートします。

 

1月30日の「グリーンアイス」/スペア株の冬花・冬剪定

▲スペア株が次つぎ開花 写真提供/ORCA

冬にもかかわらず、スペア株の蕾がどんどん咲いてきています。ただし黒星病の蔓延で、葉っぱはほとんどありません。

 

▲外弁がほんのり赤い 写真提供/ORCA

 

蕾は真っ赤ですが、花は白~淡緑色で、外弁が少し赤くなるていど。

 

▲土替えに備えて冬剪定 写真提供/ORCA

 

冬の土替えにそなえて、今日は冬剪定を行いました。土替えは2月中旬ごろの予定です。

 

「グリーンアイス」を育ててみての感想

▲白~淡緑のキレイなグラデーション 写真提供/ORCA

 

丈夫ですね~花持ちもすごく長いし。人気のミニバラだけありますね!(ORCA)

 

追記/7月10日・2番花が淡ピンク色に開花

▲翌年7月10日の「グリーンアイス」の2番花 写真提供/ORCA

 

昨年そだレポしたグリーンアイスですが、冬にピンク色に咲くと期待していたのに、残念ながら去年はキレイなピンク色になりませんでした。

 

ところが! 今年の2番花はどれもキレイな淡ピンク色に咲きました。

 

▲ほとんどの2番花がキレイな淡ピンク 写真提供/ORCA

 

春の1番花はほとんどピンクにならなかったのに、2番花はほとんどがピンク色の花。まるで別品種の花のようです。

 

▲白花とピンクの花。どちらもキレイ 写真提供/ORCA

 

これまでの情報では寒くなるとピンク色に咲くと書いてあったのですが、そうでもなさそうです。条件は分かりませんが、こんなに暑い気温でもピンクに咲くこともあるようですね。

 

白く咲いて緑色に退色し、ときに淡ピンク色に咲く。丈夫な上に花色の変化が楽しい品種ですね!

 

育てた人紹介/ORCA

かつて東京に住んでいたころ、新宿の某百貨店の生花店でブルームーンの切り花を見て感動しました。そこで、きれいな青紫色のブルームーンを花束にして、お芝居をしていた友人の舞台に贈ったことがあります。

 

その後、和歌山県の白浜町に引っ越してから始めたのがバラ栽培で、今年で2年になります。ブルームーンの思い出もあり青バラをメインに、青バラを引き立てる色として緑や白、茶系のバラを育てています。

 

白浜は暖かいイメージがあると思いますが、冬はすごい風が吹くんです。海の近くなので塩害にも気を配り、いろいろ考えながらバラ栽培を楽しんでいます。生花店に勤めていたこともありますが、切り花がメインなので植物栽培はあまり経験がありません。

 

 

▼そだレポ検索は、こちらのページを利用してください

 

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