1867年、フランスの育種家ギヨーにより作出された「ラ・フランス」は、完全四季咲き性をもつバラの品種です。ラ・フランス以降に生まれたバラの系統がモダン・ローズです。ここでは、モダン・ローズの系統について紹介します。アンダーバーのある青い文字から、それぞれのページにリンクしています。
モダン・ローズの系統は、ラ・フランスから始まった!
19世紀初頭、中国の4種類のバラがヨーロッパに渡ってから半世紀を経て、ようやく誕生したのが完全四季咲き性をもつ「ラ・フランス」という名のバラです。
ラ・フランスは四季咲き性があり、剣弁高芯咲きの花形、ティーの香りをもつバラです。ラ・フランス以降、四季咲き性のバラが次々と生み出され、ラ・フランス以降に作られたこれらのバラの系統は、モダン・ローズと呼ばれます。
▶ハイブリッド・ティー系統 モダン・ローズを代表するハイブリッド・ティー系統を紹介!
▶ポリアンサ系統とフロリバンダ系統 房咲きする、ポリアンサ系統とフロリバンダ系統。
▶ミニチュア系統とミニ・フローラ系統 小さくて愛らしいバラの系統。
▶シュラブ系統(含イングリッシュ・ローズ) シュラブ樹形をもつモダン・ローズ。
クライミング系統は、モダン・ローズのつるバラ
モダン・ローズはほとんどが木立性樹形です。木立性樹形のバラの枝替わりで現れたつるバラと、モダン・ローズとオールド・ローズのランブラー系統のバラを交配したつるバラは、クライミング系統と呼ばれます。
▶クライミング系統 枝先が長くのびるモダン・ローズのつるバラ。
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