バラの系統/クライミング系統【Cl】

      2017/04/16


つるバラは、大きくランブラー系統(R)とクライミング系統(Cl)に分けられます。ここでは、ハイブリッド・ティー系統、フロリバンダ系統、さらにラージフラワード・クライマー系統(LCl)、クライミング・ミニチュア(ClMin)の、4種類のクライミング系統を紹介します。

スポンサーリンク



クライミング系統は、モダン・ローズのつるバラ

IMG_4107_Fotor

▲フロリバンダのクライミング系統【ClF】つるアイスバーグ(Rosa ‘Iceberg,Climbing’)のアーチ(撮影:ヴェルニー公園)

クライミング系統は、ランブラー系統ほど枝が長く伸びない

ライミング系統はモダン・ローズのつるバラの系統です。

同じつるバラでも、オールド・ローズのランブラー系統と枝の伸び方や硬さに違いがあります。クライミング系統は、ランブラー系統よりも枝が太くて硬く、やや曲げにくい特徴があります。また枝の長さは、ランブラー系統が6メートルも伸びるのに対して、クライミング系統は3メートル前後までで、ランブラー系統よりも狭い場所でも育てやすいというメリットがあります。

 

クライミング系統は、アーチ、壁、オベリスク、ポールなどに誘引して、庭に高さを演出するのに役立ちます。

多くは春のみの一季咲きです。

 

 

クライミング系統は、細かく分けると4種類

クライミング系統は、親となったバラの系統により細かく4種類に分けることができます。

1、クライミング・ハイブリッド・ティー系統【ClHT】

IMG_4085_Fotor

▲クライミング・ハイブリッド・ティー系統の「つるブラックティ」

イブリッド・ティー系統のバラが枝替わりでつる性になったバラが、クライミング・ハイブリッド・ティー系統(ClHT)です。枝が長く伸びる以外、花や葉の特徴は木立性のハイブリッド・ティー系統と同じです。

ただし、四季咲き性は失われ、春のみの一季咲きとなります。

 

 

2、クライミング・フロリバンダ系統(ClF)

IMG_4080_Fotor

▲クライミング・フロリバンダ系統の「つるゴールドバニー」

ロリバンダ系統のバラが枝替わりでつる性になったバラが、クライミング・フロリバンダ系統です。枝が長く伸びる以外、花を房咲きにさせる性質や、葉の特徴は木立性のフロリバンダ系統とまったく同じです。

ただし、四季咲き性は失われ、春のみの一季咲きとなります。

 

3、ラージフラワード・クライマー系統【LCl】

IMG_4029

▲ラージフラワード・クライマー系統の「つるピエール・ドゥ・ロンサール」(撮影:ヴェルニー公園)

輪の花を咲かせるラージフラワード・クライマー系統(LCl)は、ランブラー系統のつるバラに、ハイブリッド・ティー系統フロリバンダ系統の品種を交配して作り出されたつるバラです。

「ラージフラワード」とついていますが、花の大きさは大小さまざま。2.5cmほどの小花から12cmほどの大輪まであります。写真のつるピエール・ドゥ・ロンサールは花径が12cmあります。

 

4、クライミング・ミニチュア系統【ClMin】

立性のミニチュア系統が、つる性になったグループがクライミング・ミニチュア系統です。花も葉も小さいまま、枝先を長いものは2mくらいまで伸ばします。返り咲きの性質が強いものが多いようです。

 

まとめ

o0228021113263924831 (1)
つるバラは、アーチやフェンスに、そして塀や家の壁にも庭で大活躍するバラよね。

IMG_4155_Fotor-2 IMG_3921-2

我が家のベランダの2つのバラたちは、フェンスに誘引しているアンジェラ(▲写真左)はフロリバンダ系統のバラ。ヨーロッパではフロリバンダですが、日本の気候では枝が長く伸びるので、つるバラとして使われるのだそう。

アーチに誘引しているピエール・ドゥ・ロンサール(▲写真右)はラージフラワード・クライマー系統(LCl)。どちらもよく咲いてくれるの♪

cropped-rose1.png
スポンサーリンク









 - ▶モダン・ローズの系統, クライミング系統 , , , , , ,