花の少ない冬~早春を彩るビオラとチューリップの寄せ植えをつくりました。今回は、久しぶりの個人ブログです。
ビオラとチューリップの「はんぶんこ寄せ植え」
▲あいびー流「はんぶんこ寄せ植え」
花の少ない冬~早春に咲く花ビオラとチューリップの球根で寄せ植えを4鉢つくりました。半分にビオラを3株、空いたところにチューリップを5球埋めてあります。名づけて「はんぶんこ寄せ植え」。
去年はヴィオラの間からチューリップが伸びてくるような植え方をしたんですが、それだとチューリップが思うように育たず、半分くらいしか咲かなかったんですね。なので今年は例年通り、ヴィオラゾーンとチューリップゾーンに分けて植えました。これならヴィオラもチューリップも上手く咲いてくれます。
花はヴィオラ一択!
▲小花がたくさん咲くヴィオラが好き
冬の花壇を彩る花はいろいろあるけれど、わたしはヴィオラ一択です。ガーデンシクラメンも好きなんだけど、あれって強いから・・・夏越しして数年は健気に咲いてくれるんですよね。そうすると情がわいて捨てられなくなっちゃうから(^^; 狭い我が家のベランダだと、すっきりダメになってしまう1年草の方がいいんですよ。
ヴィオラの他には、香りの良いスイートアリッサムを、ときどき買います。でもスイートアリッサムは、チューリップの咲く頃には乱れて花色が汚くなってくるので、今年は買いませんでした。プリムラ系は、なぜか一度も買ったことがないんですよね。どうしてだか手がでない。葉っぱが立派すぎるせいか、花茎が短くて動きがないせいか。どうしてもダメです。
最近のパンジーやヴィオラはすごいステキ!
▲パンジー「ドラキュラ」かな?
ここ数年、パンジーやヴィオラの魅力的な新品種がぞくぞく登場しています。たとえばこれは「ドラキュラ系」と呼ばれる強フリルの八重咲きパンジーで、群馬県高崎市の「サトウ園芸」さんが育種した品種です。
「ドラキュラ」は花色が濃く、たとえば黒に近い赤紫+芯が黄色で白い覆輪がある強フリルの八重咲きです。とにかく個性的でインパクト大! 上の写真も、色は薄いながらおそらく「ドラキュラ」だろうと思います。放射状に入るベイン(花びらの筋模様)が、ちょっと禍々しい雰囲気です♪
「ドラキュラ」と同じ咲き方で、ピンクや杏色の淡い色味のシリーズは「ローブ ドゥ アントワネット」。アントワネットの生きた時代の華やかなドレスをイメージしたパンジーで、これも素敵です。
▲神戸ビオラの「イエローメリッサ」
このヴィオラは「神戸ビオラ」の「イエローメリッサ」。花径1.5cmほどの小さな花ですが、オレンジがかった花びらに赤いベインがしっかり入った個性派で目立ちます。
▲複雑な花色が万華鏡のように美しい!
ときどき行く花屋さんで、あんまりきれいで即買いしてしまったのですが、品種タグをなくしてしまい・・・品種名はわかりません。花茎が細いのでヴィオラのようであり、花の大きさからいえばパンジーのようであり。花色の複雑さ美しさは、実在する花とは思えないほど! あまりに美しい!
群植するなら安心のホームセンター価格で!
▲1株なんと30円のヴィオラ
でも高級パンジーやヴィオラは、たしかに素敵なのだけど、寄せ植えや群植する花じゃないなって思います。お気に入りの1鉢に1株植えて、コレクションのように並べて大切に大切に愛でるもの。なにしろ「ドラキュラ」なんて、1株800円くらいするしね!
寄せ植えや群植には、ホームセンターに並んでいる安価なヴィオラで十分! パンジーは花数が少なくて寂しくなりがちだけど、ヴィオラならたとえ1株30円でも、こんなにしっかり咲いてくれます。去年はこれで春までたっぷり楽しめました。
今年のラインナップは?
虹色スミレ
▲「虹色スミレ」の「メープル」
残念ながら今年は30円のヴィオラがなかったので、花色を取り混ぜていくつかの品種を購入しました。
まずは「サカタのタネ」の「虹色スミレ」。赤と黄色のコントラストが鮮やかな「メープル」です。「虹色スミレ」は、公式サイトによると「パンジー」と記載されています。
パンジーとヴィオラは学術的にはまったく同種で、園芸上の区分で大輪花のものを「パンジー」、小中輪花のものを「ヴィオラ」と呼び分けているそうです。その境界はあいまいで、一見してパンジーなんだかヴィオラなんだか分からないものも増えてきましたね。
「虹色スミレ」は、パンジーの華やかさとヴィオラの多花性を兼ね合わせた品種とのこと。花径は5cm。パンジーとしてはやや小輪で、ヴィオラとしては大輪ですね。「虹色スミレ」は、コントラストの強い鮮やかな花色が特徴です。
よく咲くスミレ
▲「よく咲くスミレ」の「ブルーハワイ」
同じくサカタのタネの「よく咲くスミレ」シリーズの「ブルーハワイ」です。こちらもパンジーの華やかさとヴィオラの多花性を兼ね合わせた品種とのこと。ただし、「よく咲くスミレ」シリーズは、低温期でもよく咲く特徴があるそうです。冬場の花つきに注目ですね。徒長もしにくいと説明されています。
手前に後ろ姿が写っている赤っぽいヴィオラも、同じく「よく咲くスミレ」の「ロゼ」。パンジーやヴィオラは、きれいな赤やピンク色が少ないので選びました。
色が変化するビオラ
▲白⇒クリーム⇒青に色が変化する「天使の誘惑」
透明感のある淡いクリーム色が気に入って購入した「天使の誘惑」。タグをよく見ると、白⇒クリーム⇒青に花色が変化する品種とのこと。
淡いピンク⇒ピンクに変化する「ルミナリエ」も購入しました。花色もきれいだけど、ネーミングもセンスありますね^^
この先の花色の変化に注目です。
ノーブランドのヴィオラ
▲一番奥の鉢がノーブランドのヴィオラ
今年のノーブランドのヴィオラは98円でした。一番奥の3株と、青と黄色の5株がノーブランドです。今のところ、花つきは良いもののブランド品種に比べて株が小さいですね。
この先の変化を見守っていこうと思います。
チューリップはオランダ産
▲オランダ産チューリップの球根
チューリップの球根はオランダ産を購入しました。日本では新潟や富山の球根が有名ですが、輸入品を多く扱うお店で購入したので、国産よりオランダ産の方が安かったのです。
ごくシンプルな単色咲きと覆輪咲き。きれいに咲いてくれるといいな^^
あざらし猫のぽんちゃんが亡くなりました。
▲びびりながらベランダに座るぽんちゃん
このサイトの初期の頃、「あざらし猫」としてときどき登場していた我が家の愛猫ぽんちゃんが亡くなりました。気が小さいけれど、頭のいいとてもいい子でした。年をとっても見た目が老けなくて、まだまだ先のことだと思っていたけれど、よく考えたらもう15歳でした。
賑やかで、とっても楽しい15年でした。ありがとう^^
この家に住み始めてから猫のいないときがなかったので、パパが初日に根を上げて、既に次の子を予約してあります(^^; ちょっと早い気もするけど、パパはほんとうにぽんちゃんを可愛がっていたから、辛いんだろうなぁと思って許しました。
またいつかお披露目しますね。