6月11日の「ピンクマザーズディ」/花後の鉢増し
▲10号鉢へ鉢増しします
せっかくの梅雨の晴れ間だったので、6号鉢では窮屈そうで気になっていた「ピンクマザーズディ」を、10号鉢に鉢増しすることにしました。
6号鉢から抜いてみると、思ったほどではありませんが、そこそこ根が張っています。
▲鉢増し完了
鉢底石がわりの赤玉土(大粒)の上に培養土を敷き、根鉢を崩さないように株を置き、周りに培養土をつめて鉢増し完了。新芽が動き出しているので、2番花はカットしました。ベイサルシュートの先はウドンコ病で白くなっていますが、他の新芽は今のところ大丈夫です。
▲たぶん塩害
何枚か葉先が枯れています。横浜という土地柄、おそらく塩害だと思います。ホースで塩を洗い流してあげたいところですが、残念ながら外水道がないので、ニームオイルの希釈液をたっぷり噴霧するていどの対処です。
▲株元にベイサルシュートを発見!
よく見ると、株元に小さなベイサルシュートが出ていました。ポッキリ落とさなくてよかったー(^^; 「ピンクマザーズディ」はとても樹勢が強く、新芽がたくさん発生します。1本の枝に3つも4つも新芽が出るので、少し芽かきをしたほうが良さそうです。
6月22日の「ピンクマザーズディ」
▲ウドンコ病がおさまって元気!
右側のベイサルシュートの一番上の新芽がウドンコ病で育ちが悪かったので切り落とし、枝分かれ2本にしました。塩害は少しありますが、状態は安定しています。
▲シュートをピンチ!
6月11日に鉢増ししたとき気がついた小さなベイサルシュートが20cm以上まで育ったので、ピンチしました。
▲2番花のつぼみがチラホラと!
2番花のつぼみが膨らんできました。今回はピンク色はあきらめて、真っ白に咲いてもらいます!
▲育ちの悪い枝を3本カット
去年もそうだったのですが、1番花が終わった後、あまり日当たりのよくないあたりの、育ちの悪い枝が枯れます! 去年はごっそり4本くらい枯れたので驚いたのですが、ベイサルシュートの発生も多いので、枝の更新が激しいタイプの品種なんだろうと思います。
梅雨でもあるし、蒸れ対策もかねてブラインドしか出ていない育ちの悪い枝を3本、株元からカットしました。
7月1日の「ピンクマザーズディ」/2番花が開花
▲2番花が開花♪
ピンクマザーズディの2番花が咲きました。花径4cm。1番花とまったくそん色在りません。6月9日に咲いた2番花はちょっと特殊な、脇芽が伸びて咲いたものだったので、今回が本当の2番花です。1番花の切り戻しから約30日での開花です。
不思議なことに、陽当たりの悪いベランダで咲かせたのに、それなりピンク色・・・。もしかして日照より気温の方が花色に関係するのかなぁ? 分からないので、他のつぼみがどんな色に咲くか観察してみようと思います。
さすがに疲れが出たのか、全体に葉のツヤがなく、色が悪くなっているものもあるので、液肥をあげました。少ないなりにハダニもついているようなので、毎日、葉の裏から霧吹きをかけています。
7月13日の「ピンクマザーズディ」
▲2番花が満開に!
2番花が淡ピンク色に満開です! やはり日照ではなくて、温度でピンク色に咲くようですね。ピンクに咲いて、白く退色していくようです。はっきり分かって良かった^^
上の方の葉はいいのですが、下の方の古い葉がハダニでかなり色が悪くなっているので、ベニカXファインスプレーを全体に散布しました。今年1回目の散布です。
8月12日の「ピンクマザーズディ」
▲少し改善してきたけれど、まだ葉色が悪い
長梅雨やハダニですっかり葉色が悪くなってしまい、2番花も咲かせたので、まだ下の方の葉は色が悪いピンクマザーズディです。去年伸びた枝と、今年出てきたベイサルシュートは旺盛に新芽を伸ばすのですが、3年目の枝はほぼ動きがなくなりました。こうして枝の世代交代するのだろうと思います。
夏の間にもう1本、ベイサルシュートが出るといいなと思い、株元に少ないめに化成肥料をばらまきました。樹高は60cmです。
▲3番花のつぼみがふくらんできました
今年のびたベイサルシュートは引き続きつぼみをピンチしていますが、去年のびた2年目の枝先の3番花だけは花色が見たいので少量咲かせるつもりでいます。つぼみがだいぶ膨らんできました。
8月19日の「ピンクマザーズディ」/3番花が開花、ベイサルシュートの発生
▲3番花、純白に開花・・・
少し前からピンクマザーズディの3番花が開花しています。つぼみこそ、ごく淡いピンク色をしていますが、開花すれば純白の花・・・。うーん。ピンク色に咲く条件が、すっかり分からなくなりました。次は秋花が何色に咲くか、注目ですね。
▲新しいベイサルシュートが2本発生
片側ばかりに枝が偏っているので、反対側からもベイサルシュートが出てくれることを期待して、陽ざしに当てていたら新しく2本のベイサルシュートが発生しました。まだ不確定ですが、もしかしたらもう1~2本出るかも知れません。
9月3日&7日の「ピンクマザーズディ」/追肥と夏剪定
▲緩効性化成肥料で夏剪定前の追肥
9月4日。あまりいい肥料がなかったので、ホームセンターで使いやすそうな肥料を購入してきて夏剪定前の追肥をしました。今回、追肥に使用したのは、「IBのチカラ」(花ごころ)(N10P10K10+Mg1)です。効果が続く期間は約1ヵ月。1株あたり10粒。粒が大きいので数えやすく、効果の持続期間もそう長くないので使いやすそうです^^
▲夏剪定前
9月7日。夏剪定をしました。夏剪定前は、高いところで65cmあります。
▲夏剪定後
一番長い枝は40cmほどに切り詰め、他の枝も2番花の花枝の半分強にカットしました。手前に2本のベイサルシュートがありますが、発生したのが遅くまだ充実していないので、今年の秋花は咲かせません。
9月28日の「ピンクマザーズディ」
▲新芽が旺盛に芽吹いてきました
夏剪定から約20日。秋めいてきて気温が下がってきたのもあり、旺盛に新芽を伸ばしてきています。現在、樹高は一番高いところで43cm。手前にある2本のベイサルシュートは、ピンチしました。
▲今年最後のベイサルシュートが伸びてきました
新しいベイサルシュートがまた1本伸びてきました。時期的にこれが今年最後のベイサルシュートとなりそうです。それと同時に、古い枝が1本枯れました。
今年の収支としては、ベイサルシュートの発生が5本、生長が悪くてつけ根からカットした枝が3本、枯れた枝が1本です。新旧の枝の更新が、ほんとうに激しい!
▲秋花のつぼみが膨らんできました!
秋花のつぼみがいくつか上がってきました。大きさにかなりバラつきがあるので、一斉に咲く感じにはならないかも知れないですね。
10月23日の「ピンクマザーズディ」/秋花が満開に!
▲今年の秋花はこれで満開
全部で10輪ほどしかないのですが、今年の秋花はこれで満開です。樹高は50cm。
▲花色は淡いピンク色~白に
花色は、つぼみから咲き始めは淡いピンク色で、咲き進むと白になります。気温が下がると色が濃くなるタイプのバラもあるので、もう少し様子を見ようと思います。
12月20日の「ピンクマザーズディ」/冬花のつぼみ膨らむ
▲冬花のつぼみが7~8輪
秋花が終わったあとに伸びてきた枝先に、冬花のつぼみが7~8輪膨らんできています。が、もうタイムリミットでしょうね。このつぼみが開花することはないでしょう。ニームオイルの散布をさぼっているものあり、ウドンコ病や黒星病が発生しています。でもまぁ、もうすぐ植え替えなので、このまま放置の方向で──(^^;
ひとつ注目したいのが、写真の真ん中に枯れたままへばりついている花がらです。秋花の残骸なんですが、そのまま放置していたら、花のつけ根から新芽が伸びてきて、その先につぼみをつけました。つまりこのバラは、花がら摘みをさぼっても勝手に古い花は枯れ、新芽を伸ばして次の花が咲くということ。こういう性質のあるバラは、「修景バラ」に分類されているバラによく見られます。手間をかけなくても、勝手に咲いてくれるラクチンなバラです。
>>次のページでは、「冬の植え替え」から紹介しています。