バラの芽吹きから冬の休眠期まで、1年をとおしてバラがどんなふうに育つのか追いかける「そだレポ」企画です。今回はポリアンサ系のバラ「ピンクマザーズディ」(別名「ハッピーマザーズディ」)です。季節ごとに更新していくので、お楽しみに!


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「ピンクマザーズディ」は、こんなバラ

▲白~淡ピンクの柔らかなグラデーションが愛らしい「ピンクマザーズディ」

ンクマザーズディは、赤色のバラ「マザーズディ」の色変わり品種です。カーブの強いころんとした愛らしいカップ咲きで、咲き始めの淡いピンク色からじょじょに白に退色していきます。数輪~ときに10輪以上の大きな房咲きになります。香りはほとんどありませんが、花もちがとてもよく、強健で育てやすいポリアンサ系のバラです。「ピンクマザーズディ」は、「ハッピーマザーズディ」の別名をもち、母の日ギフトによく選ばれています。

 

▼「マザーズディ」の品種紹介は、こちらをご覧ください。

 

今回育てる「ピンクマザーズディ」の環境DATA

関東の東向きベランダ(日照3時間ていど)

昨年から、ベランダで育てている株

今年の目標/我が家の環境での育ちかたを、しっかり観察する

育てる人/あいびー

 

*バラの育て方は、育てる場所により、それぞれの木の状態により、また目的や好みによっても人それぞれです。ここで紹介する育て方は、一例として参考になさってください!

 

3月中旬の「ピンクマザーズディ」/芽吹き

▲ほっそりした若葉が展開してきた「ピンクマザーズディ」

年の「国際バラとガーデニングショウ」で購入した後、ベランダで管理している株です。年末に培養土で6号深鉢に植え替えしました。3月中旬になり、若葉が開いてきました。ピンクマザーズディはほっそりした7枚の照り葉です。赤味のないフレッシュな緑色が美しい。

 

枝ぶりは、やや横張り。

 

4月中旬の「ピンクマザーズディ」/つぼみを発見

▲花枝も伸び、葉が茂ってきました

がずいぶん茂ってきました。ほっそりとした7枚葉がとてもきれい!

 

▲枝先に小さなつぼみを発見!

 

この時期の手入れ

土母(活力剤)を希釈して水やり(日照不足を補うため)

害虫対策/4月初旬に株元にオルトランEXを散布。さらに1週間に1度、ニームオイルを希釈して散布しています。

 

5月4日の「ピンクマザーズディ」

▲緑が濃くなってきました

が大きくなり、樹高60cmほどに達しました。6号鉢が少し窮屈そう。じつは真ん中の花枝がごつくて、少々びびっています。他にもまんべんなく栄養回してほしいんですけど! 若葉を中心に少しウドンコ病にかかりますが、そうひどくはありません。初期の薬剤散布(マイローズ殺菌スプレー)で、だいたい抑えられています。

 

▲「ピンクマザーズディ」の大きな花房

 

つぼみが丸くなり、ガクも割れてきました。ピンクマザーズディは、大きな房になって咲くようです。この花房は10輪以上ありますね。他の花房はここまで大きくなく、5輪前後です。

 

フェンスに誘引したアンジェラの木陰に置いているのにこれだけ蕾がつくということは、そこそこ耐陰性があると思われます。

 

この時期の手入れ

病虫害対策/ニームオイルの希釈液は2~3日に1度散布。ウドンコ病が出た部分を切り取り、マイローズ殺菌スプレーを散布。

 

5月11日の「ピンクマザーズディ」/1番花が開花

▲ごく淡いピンクが混じる白花

ンクマザーズディが開花しました。花径4.5cm、半八重の・・・白花です。よく見ると、ごく淡いピンク色が少しだけ混じっているのが分かります。白く咲いて、ピンク色に染まっていくのかなぁ??? と、思いつつ注視していきます。

 

5月16日の「ピンクマザーズディ」/ベイサルシュートが発生

▲輝くばかりに真っ白な「ピンクマザーズディ」(泣)

初の1輪が開花してから数日たち、他のつぼみも次々に開花してきました。ころんとした、輝くばかりに純白の花です! 最初の花と同じように、よーく見れば確かにほんのりピンクが混じっているところもあるのですが、ほぼ純白! まぁ・・・日照不足なんでしょうね。

 

▲樹高65cm。ミニバラというには大きい方です

 

ピンクマザーズディは、ポリアンサ系のバラです。ポリアンサ系のバラはミニバラと表記されることが多いのですが、この時点で樹高65cm。ミニバラというには大柄です。

 

▲ベイサル・シュートがでてきました

 

いつの間にかベイサル・シュートが出てきていました。6号鉢では、ちょっと窮屈そうです。

 

5月23日の「ピンクマザーズディ」

▲最初に咲いた花が散り始めました

っ白な(^^;)「ピンクマザーズディ」の最初に咲いた花が散り始めました。ということは、花もちは12日。かなり花もちがいいですね。この花房はまだきれいな花が残っていますが、シュートが伸びてきているのでそろそろ花房ごとカットします。

 

▲ベイサルシュートのつぼみをピンチ

 

ベイサル・シュートの先につぼみがついたので、ピンチしました。(これ間違い! 下の5月31日分をご覧ください!)

 

5月31日の「ピンクマザーズディ」

▲場所移動して、ほんのりピンク色の花に!

が家のベランダではピンク色にならない「ピンクマザーズディ」を、南西側の室外機置場に場所移動してみました。室外機置場は午後1時~日没まで日が当たる環境です。去年はここでミニトマトが甘く実ったので、ここならピンク色になってくれるだろうと期待しています。

 

場所移動から1週間。ごく淡いピンク色の花が咲きました。他にもつぼみがあるので、このまま様子を見ようと思います。

 

▲新芽の上でカットします!

 

前回のベイサル・シュートの処理が間違ってましたね(^^; ついつぼみだけをピンチしてしまったんですが、5枚葉の上でピンチが正しい処理です。バラの方から「間違ってるよ~!」ってダメ出しされました。新しい芽が伸びてきたので、その上、爪の先あたりで枝先を切り取りました。

 

6月9日の「ピンクマザーズディ」/害虫対策

▲淡ピンクの「ピンクマザーズディ」

西の陽当たりの良い室外機置場に置くこと10日間。2番花が開花しましたが・・・ごく淡~いピンク色です。我が家ではこれが限界! 午後1時~日没ていどの日照でははっきりしたピンク色になりません! 我が家ではあきらめて、白花品種の「シュネープリンセス」だと割り切って育てていきます(^^;

 

▲クシヒゲハバチの産卵痕

 

クシヒゲハバチは葉柄(葉の軸)に産卵します。写真の白いプツプツが産卵痕です。この葉ごと切り取り処分しました。しかしこの小さな痕はなかなか見つけられないので、葉っぱを食べられて初めて気がつくことも多いです。今回は早い内に気がつけてラッキーでした!

 

>>つぎのページでは「花後の鉢増し」から紹介しています。