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5月22日の「ガブリエル」/1番花の切り戻し

▲つぼみが小さい内にピンチ 写真提供/ハナたろう

枝を5枚葉の上まで切り戻して1番花をカットしました。今年は木を育てたいので「ガブリエル」の花は、しばらく一休み。2番花は咲かせません。つぼみが上がってきたら小さいうちにピンチしています。健康優良児が条件ですが、秋花は咲かせたいです。

 

この時期の管理

お礼肥え/お疲れ様のお礼肥えは、「鉢物・プランターの肥料」大粒の肥料です。(N:10 P:10 K10+苦土2)を5粒施肥。

塩害対策/豪雨後の塩害が懸念されたので、ホースで全体に水洗いした後、スミソン&サプロール混合散布をしました。

 

5月30日の「ガブリエル」

▲いい感じに生長している「ガブリエル」 写真提供/ハナたろう

芽のピンチを続けて「ガブリエル」は、いい感じで生長しています。とても元気です。高いところで樹高60cm。今のところ支柱はいらないですね。意外としっかりとした枝です。混み枝は気にしないで、枝葉を増やします!

 

6月4日の「ガブリエル」

▲無難に生長しています 写真提供/ハナたろう

変わらず「ガブリエル」は状態よく、無難に生長を続けています。新芽はピンチしています。花を咲かせて切り戻した枝からもしっかりと新芽が吹いています。

 

鉢土に腐葉土でマルチングをしました。我が家は鉢植えも庭で管理しているので、これから梅雨の季節に泥はねで黒星病にかかるのを防ぐためです。腐葉土をマルチングに使うことには賛否があるようですが、去年、黒星病に弱い子に施した結果がとても良かったので。マルチングは、高温期に根っこを保護する効果もあります。

 

この時期の管理

薬剤散布/*ダコニール1000&ベニカS乳剤混合散布

 *ダコニール1000は、バラではウドンコ病の防除に効果がある殺菌剤です。ベニカS乳剤はバラではハマキムシやヨトウムシの防除に効果がある殺虫剤です。

マルチング/黒星病の予防に株元に腐葉土でマルチング

 

6月11日の「ガブリエル」

▲生長に問題なし 写真提供/ハナたろう

芽ピンチを継続して行っています。生長に問題なし。樹高75㎝。

 

6月17日の「ガブリエル」

▲順調に生長中 写真提供/ハナたろう

枝ながらも「ガブリエル」は相変わらず状態よく、順調に生長しています。

 

▲「ガブリエル」の摘芯(ピンチ)(左)

 

枝先につぼみが見えたら即、摘芯(新芽ピンチ)しています。この作業は、だいたい8月いっぱいまで続けます。

 

6月22日の「ガブリエル」/薬剤のローテーション散布

この時期の管理(我が家のすべての樹に散布しています)

この時期、病気はほぼ皆無ですが、虫たちの活動が活発で「コガネムシ成虫」「バッタ」「ヨトウムシ」「ホソオビアシブトクチバ」「ハバチ類」「クロケシチョッキリ」「スリップス」「アザミウマ」の被害をチョクチョク受けます。

 

なので、殺菌・殺虫剤の混合液を週1回下記のようなローテーションで散布しています。

 

病気防除/殺菌剤(殺虫剤と混合して使用)

ダコニール1000/黒星病・ウドンコ病の防除

オーソサイド/黒星病の予防

STサプロール乳剤/黒星病の防除にとくにすぐれる、ウドンコ病やさび病にも効果あり

ベンレート水和剤/黒星病・ウドンコ病の防除

トップジンM水和剤/黒星病・ウドンコ病の防除

 

害虫防除/殺虫剤(殺菌剤と混合して使用)

ベニカS/ハマキムシ、ヨトウムシの防除

スミソン乳剤/アブラムシ駆除

ベニカR乳剤/アブラムシ類、ハダニ類、チュウレンジハバチ、ハスモンヨトウ、クロケシツブチョッキリ、コガネムシ類成虫、ヒラズハナアザミウマの駆除

 

殺虫・殺菌剤(単独使用)

サンヨール/ウドンコ病・黒星病・灰色かび病の防除、アブラムシ、ハダニ、チュウレンジハバチの駆除

 

ローテーション①/オーソサイド水和剤80&ベニカS乳剤の混合

ローテーション②/ベンレート水和剤&スミソン乳剤の混合

ローテーション③/トップジン水和剤&ベニカS乳剤の混合

ローテーション④/オーソサイド水和剤80&スミソン乳剤の混合

 

殺菌剤と殺虫剤を互い違いにして混合散布しています。「ダコニール1000」は薬害(葉っぱが黒くなる)が出るので涼しくなるまでお休みです。夏期は「ウドンコ病」が出なくなる一方「黒星病」が猛威を奮うので。黒星病に効果のある殺菌剤を重用します。

 

また、「サンヨール」は殺菌・殺虫剤なので、単独で散布します。水和剤と乳剤の混合時(または乳剤単独)は展着剤不要です。

 

6月30日の「ガブリエル」

▲栄養状態良好! 写真提供/ハナたろう

高90cm。ガブリエルは新芽のピンチをしているので、栄養状態は良好で元気です。病気も出ていません。この前バッタにピンチされ、さらに、春の開花後(写真右手中ほどの)切り戻した枝がチュウレンジハバチに産卵されたので、産卵痕を含めその上の新芽をカットしました。

鉢底の穴からヒゲ根が現れていますが・・・これ以上の鉢増しはいかがなものかと迷っています。特大のプラ鉢を持っているので鉢増ししても良いかな──? 株の成長を思えば後者なんでしょうが・・・。

 

7月5日の「ガブリエル」

▲状態良好 写真提供/ハナたろう

然順調ですが、太陽光をそろそろ充填したいところですねぇ!

 

7月18日の「ガブリエル」

▲調子は良好! 写真提供/ハナたろう

高130cm(ピンチ後)。コガネムシの成虫による食害がありますが、病気はなく元気です。秋花を期待して下さい。咲かせます!

 

8月4日の「ガブリエル」/家の北側に引っ越し

▲樹高140cm。順調です! 写真提供/ハナたろう

高140cm、いたって順調です。大苗購入当初からあった枝のうち1本が生長せずにブラインドとなったので、見切って株元より切除しました。(写真撮り忘れました)。

 

そろそろ全体の撮影が困難になってきたので「そだレポ」対象の品種は、すべて北側に引っ越しました。陽当たりは正午あたりから日が暮れるまであるので、生長に出る影響は軽微かと思います。

 

8月19日の「ガブリエル」/夏バテです!

▲夏バテで下葉が落葉 写真提供/ハナたろう

日の暑さのため夏バテしてしまいました。下葉がほとんど落ちています。HB-101(活力剤)の希釈液を与えて様子見です。同じく「そだレポ」中の青竜よりはマシですが・・・。ガブリエルはなんとか秋花を咲かせられそうです。

 

9月13日の「ガブリエル」/夏剪定(秋花のための切り戻し)

▲秋花のための切り戻し後 写真提供/ハナたろう

回の作業は、細枝抜きと秋花のための切り戻しです。秋花を咲かせたいので、やや太め(割り箸程度)の枝でカット。樹高は、切り戻し後で130cm。ブラインドはそのまま残して光合成用にしています。

 

台風後の薬剤集中散布

今回の薬剤散布は台風15号通過後(2日連続)全てのバラ達に
   黒星病予防剤:オーソサイド80水和剤(5g/800倍)
   黒星病治療剤:サプロール乳剤(4ml/1000倍)
        展着剤      :ダイン(箸先に浸して付いた分・極僅か)
        殺虫剤 ⑴ :アファーム乳剤(4ml/1000倍)
        殺虫剤 ⑵ :ゼンターリ水和剤(5g/800倍)
※殺虫剤は交互使用。
以上を4000ml蓄圧式噴霧器で散布。

 

>>次のページでは「休眠後」から紹介しています。