バラの芽吹きから冬の休眠期まで、1年をとおしてバラがどんなふうに育つのか追いかける「そだレポ」企画を始めました。今回はミニバラ「グリーンアイス」です。季節ごとに更新していくので、お楽しみに!


「グリーンアイス」は、こんなバラ

▲庭植えのグリーンアイス

リーンアイスは上品な白緑色の花色と、グリーンアイの咲き方が人気。病虫害に耐性が高く、育てやすいので、鉢植えはもちろん庭植えや混植もできる貴重なミニバラです。

 

ミニバラといえばハダニに悩まされることが多い中で、グリーンアイスはハダニ知らず! どんどんシュートをのばす強健さもあり、初心者にもぜったいオススメできる品種です。やや枝垂れる樹形です。

 

とても人気が高く、ネット販売では予約しないと買えないことが多いのが難点! 

 

▼「グリーンアイス」の詳しい品種紹介はこちらです

 

今回育てる「グリーンアイス」の環境DATA

関東の東向きベランダ(日照3時間ていど)

去年の春に購入した挿し木苗(2株)

今年の目標/つるバラの足元を彩り、鉢の縁からこんもり枝垂れるように咲かせる

育てる人/あいびー

 

*バラの育て方は、育てる場所により、それぞれの木の状態により、また目的や好みによっても人それぞれです。ここで紹介する育て方は、一例として参考になさってください!

 

3月中旬の「グリーンアイス」

▲つるバラの株元に、ニオイスミレやパンジーと一緒に寄せ植え

年末に、1辺35cmほどのつるバラの大鉢に、新しい培養土で植え替え。つるバラ(アンジェラ)、ニオイスミレ、パンジーと一緒に寄せ植えしました。グリーンアイスの株は手前と後ろ側の2株あります。大鉢の縁からグリーンアイスがこんもり枝垂れるように育って、つるバラ(アンジェラ)の足元を彩ってほしいと思います。

 

2月末から芽吹き始め、3月中旬には新しい葉が広がってきました。ツヤのある照り葉です。

 

去年ウドンコ病にかかったので、予防のため「マイローズ殺菌スプレー」を散布

 

日照不足を補うため、光合成細菌入りの活力剤「土母」を混ぜて水やりしています。

 

4月中旬の「グリーンアイス」・・・。

▲チューリップが花開き、つるバラの若葉が茂ってきた4月中旬・・・

 

ューリップが咲き、日増しに賑やかになるベランダの景色に浮かれて、すっかり忘れてしまっていたのですが・・・。「グリーンアイス」は上の写真の黄色いチューリップの向こう側にあります。フェンスに誘引したアンジェラの葉も茂ってきたので、この環境ではほぼ日照ゼロ! こうなることが予想できていませんでした──。

 

▲徒長したグリーンアイスの枝

 

チューリップをかき分けてみると、ひょろひょろと徒長した「グリーンアイス」の枝が4本ほど伸びています。でも、これではとても花は見込めません・・・。一応、レポートは続けますが、来年別の場所に植え替えて、もう一度リポートしますね──。

 

この時期の管理

薬剤散布/害虫予防のため、オルトランDXを株元に散布

 

4月30日の「グリーンアイス」

▲「グリーンアイス」のつぼみ

ューリップの花が終わったので片づけてみると、なんと嬉しいことに「グリーンアイス」につぼみがついていました。しかも房状に! 耐陰性高いんですね「グリーンアイス」。驚きました!

 

5月20日の「グリーンアイス」

▲「グリーンアイス」ようやく開花!

し赤味がかるつぼみが開いて、「グリーンアイス」が真っ白に咲きました。花径は4.5cm。芯の小さい花びらに黄色い雄しべが混じったように咲いていて、小花ながらにとてもきれいなロゼット咲きです。あれ? そういえばグリーンアイがないな・・・。まぁ、個体差ですかね。

 

つぼみを確認したのが4月30日ですから、それからたっぷり20日かけて、ゆっくり咲いてきました。1本だけ日当たりの良い場所に咲いている枝があるのですが、それも同じくらいの開花速度なので、この開花スピードの遅さは陽当たりが悪いせいでもなさそうです。

 

▲枝は長く、枝垂れるようにして咲く

 

グリーンアイスの枝は細く、30cmほどに長く伸びるので、花の重みで枝垂れるように咲きます。もちろんもっと日照条件の良いところで育てれば、もっとしっかりした枝になりますが、その分、花房も大きくなるので結局、枝垂れるように咲きます。

 

▲日のまったく差さないところは、枝が枯れてしまった

 

前後に2株植えてある「グリーンアイス」のうち、手前の株は大丈夫なのですが、奥の株はまったく日が差さない暗い場所なので、枯れてきています。わずかに1本の枝がフェンスの外まで伸びているので、奥の株も花を咲かせていますが、ほぼ瀕死(^^; 今更言うのもナンですが・・・やっぱり安易な寄せ植えは危険ですね!

 

この時期の管理

水やりとニームオイルの希釈液散布。やはりウドンコ病には弱いらしく、少し発症するのでマイローズ殺菌スプレーを1度、散布。ウドンコ病が出ているとはいえ少しなので、気にしないようにしてほぼ放置です。

 

5月28日の「グリーンアイス」

▲最初の花が薄緑色に変色してきました

花から1週間たち、最初の花が薄緑色に変色してきました。この状態でも花はまだまだきれいで、観賞価値があります。乱れたり、散る様子もありません。

 

この時期の管理

薬剤散布/4月中旬に続き、オルトランDX2回目を株元に散布

 

6月3日の「グリーンアイス」

▲花びらに赤いシミが!

べての花が薄緑色になり、赤いシミがついてきました。去年はこの症状はなかったんですが、これ、おそらくボトリチスでしょうね。日陰で風通しが悪く、株の状態が悪いから感染したんだと思います。これでは観賞価値がないので、花枝を半分に切り戻しました。

 

葉っぱをよく観察すると、微妙にハダニも疑われます・・・。去年は驚くほどハダニに強く、隣にハダニだらけの鉢があるのに涼しい顔してたんですけどね・・・。これも株の状態が悪いからだと思われます。かなり無理させてますもんねぇ──ごめんよぉ! 一応「ベニカXファインスプレー」を葉裏を中心に散布しました。

 

ギブアップ! 今回の「そだレポ」の感想

▲昨年8月の「グリーンアイス」

回の「グリーンアイス」のそだレポはここまででギブアップです! これ以上続けても、株の回復だけの記事になってしまうので・・・。

 

「グリーンアイス」は、とてもすごいミニバラです。上の写真は、春に購入した挿し木苗の8月の様子。この場所もかなり陽ざしのない場所なんですが、ここに置いてニョキニョキとベイサルシュートを伸ばしました。見て分かる通り、シュートの先にばんばん花をつけて、それでも衰えることなくくり返し花をつけ続けたミニバラです。

 

ウドンコ病にはやや弱いのですが、ハダニもつかず、本当に育てやすくてきれいなミニバラです。地域によると思いますが、晩秋には薄ピンク色の花になることもあるそうですよ!

 

枝垂れる性質があるので、高さのある鉢か、高いところに飾るとより素敵になると思います。

 

そんな「グリーンアイス」の良さを伝える「そだレポ」にしたかったんですが・・・。いくらなんでも植えた場所が悪かったですね。大反省です。でも、ほぼ日照のない木陰で房咲きさせた根性は さすが! だと思いました^^

 

6月23日の「グリーンアイス」(こっそり追記)

▲ギブアップ後、鉢上げしました

ブアップから20日。じつはあの後、単独の鉢に鉢上げしました。葉の色が悪いながらも何とか落葉せず持ちこたえています。パラパラッとした葉しかないから霧吹きがばっちりかかるし、梅雨入りしたこともあって、少しいたハダニもいなくなったようです^^

 

▲枝先に新芽がっ! 

 

なんと枝先から新芽が伸び始めました。こういうのを見ると、「今は生長期だしもっと短く切って、株の仕立て直ししたいな~」なんて思ってしまうのですが、もうしばらく無理させないで回復につとめようと思います。

 

9月29日の「グリーンアイス」/秋花のつぼみが!

▲秋花のつぼみ膨らむ^^

っかり陽当たりのない場所に寄せ植えして、一旦はギブアップしてしまった「グリーンアイス」ですが。その後、単独の鉢に鉢上げして、つぼみピンチを繰り返して木を育てた結果、だいぶ復活してきました。ベイサルシュートはないものの、かなり低い位置から3本のサイドシュートが出て、それぞれに房状につぼみをつけています。

 

グリーンアイスは気温が下がるとピンク色を帯びた花になる性質があるので、ピンクにならないかなぁと期待しながら秋花の開花を待ちます。

 

10月5日の「グリーンアイス」/秋花が開花!

▲グリーンアイぱっちりの秋花

リーンアイスの秋花が開花しました。中心にしっかりグリーンアイが見える、「グリーンアイス」らしい花です。周りにまだ4~5個のつぼみがあり、房咲きしそうです。色は純白、香りはありません。

 

 

 

 

育てた人紹介/あいびー

北よりの東向きベランダしかないのに、バラ栽培にはまってしまった主婦。日照不足に悩みながらも、バラ生活楽しんでいます。手間なくよく咲くバラが好き。趣味はバラ園巡り。小説とアニメも好き! 横浜在住

 

▼そだレポ検索は、こちらのページを利用してください

 

cropped-rose1.png
スポンサーリンク