6月23日の「ブルーヘブン」/3番花の蕾をピンチ
▲樹高50cmちょい 写真提供/ORCA
2番花の開花後、樹高が10cm以上伸び、株が一回り大きくなりました。3番花の蕾もチラホラ見えています。
▲3番花は咲かせない 写真提供/ORCA
3番花の蕾をピンチで摘み取り、モリモリ育つ株元のマンネングサを短くカットしました。
撮影は外でしていますが、屋根のあるミニドッグランで管理しています。
7月11日の「ブルーヘブン」
▲樹高がさらに伸びて65cm以上に 写真提供/ORCA
ブルーヘブンはさらに伸びて樹高65cmを越えてきました。夏花は咲かせないよう、蕾を見つけたらピンチしています。
手入れとしては、クロスしている枝を1本カットしたくらい。
▲ベイサルシュートの発生はまだ 写真提供/ORCA
マルチングのマンネングサは、一部だけこんもりしていたので、少しバラけさせました。ベイサルシュートはまだです。
▲夏の間は屋根の下で管理 写真提供/ORCA
日差しをさえぎるためと、海が近いので塩害を和らげるために、夏の間はほかのバラと一緒にミニドッグランに作った棚に並べて管理しています。通気性が良くなるよう、あえて棚板を使わず、角材を並べて棚板替わりにしています。
8月22日の「ブルーヘブン」/サイドシュート伸びる・支柱立て
▲立派に大きくなりました! 写真提供/ORCA
6月初旬には樹高40cmほどだった「ブルーヘブン」が、見事に大きくなりました。現在は、樹高75cmほどあり、葉もたっぷり茂っています。
▲枝先につぎつぎ蕾をつける 写真提供/ORCA
株元からのベイサルシュートはないけれど、枝の途中からサイドシュートがたくさん出ました。枝先にどんどん蕾をつけますが、もうしばらく摘蕾を続けます。
▲黒い支柱を立てて留めつけ 写真提供/ORCA
ずいぶん背が高くなったので、「ローズスタイルデコレパイプ」(第一ビニール)を3本立てて枝を留めつけました。
9月6日・12日の「ブルーヘブン」/追肥・夏剪定
▲夏剪定前。樹高85cm 写真提供/ORCA
まず9月6日のレポートから。「ブルーヘブン」は、上の方に新しい枝が増えて樹高85cm(床面から105cm)になりました。
今日は夏剪定前の追肥をします。緩効性化成肥料「IBのチカラ」(花ごころ)を、8号鉢の規定量13~15粒を撒きました。
さらに活力剤「HB-101」(フローラ)を規定量、朝にたっぷりあげました。活力剤は、週1であげています。
ちなみに薬剤は、8月下旬に「ベニカXガード」(住友化学園芸)を規定量撒いています。
▲夏剪定後。樹高65cm 写真提供/ORCA
ここからは9月12日のレポートです。樹高85cm→65cmに夏剪定をしました。手前はもう少し低くしていて、育ちそうにない細枝もカットしています。支柱を1本増やして5本にしました。
液体肥料は、もう少し昼の温度が下がってから薄めのを与える予定です。お日様ガンガンコーナーは温度計で40℃、軒のあるミニドッグランはお日様が朝に当たる所で35℃くらいあってまだ暑いので。
9月30日の「ブルーヘブン」/秋花の発蕾・整枝
▲新しい花枝がぐんと伸びてきた 写真提供/ORCA
前回9月12日に夏剪定をしてから18日たち、新しい枝が伸びてきました。樹高は65cm→85cmに。ずいぶん伸びました。
▲秋花の蕾 写真提供/ORCA
今、きちんと確認できる蕾が2つ。秋花はこの2輪を咲かせるだけにして、これ以外の蕾になる前の枝先をピンチしました。
なるべく状態のよい花にしたいから、蕾の数を減らしています。
朝露がバラの葉先を縁取っていて、この写真キレイですね~^^
10月20~22日の「ブルーヘブン」/秋花が開花
▲秋花が2輪開花 写真提供/ORCA
ブルーヘブンの秋花2輪が10月20日に開花しました。9月12日に夏剪定してから38日での開花となりました。樹高は夏剪定後の65cm→90cmに。
▲日陰でみれば淡いシルバーブルーの花色 写真提供/ORCA
咲き始めの整った剣弁の花。今回はかなりシルバーっぽい花色で、ほんのり青いかな?という印象。
この段階で花径は6.5cm。香りは鼻を近づければ分かるていどの弱いブルー香です。
▲日向では薄紫に 写真提供/ORCA
翌10月21日の「ブルーヘブン」です。少し開きましたが、剣弁高芯咲きのキレイな花形です。日向で見ると赤みが強くなり、青というより薄紫に見えます。
気が付いたときに小さい蕾をピンチしたり、触ったら落ちる葉っぱを取り除いたりしています。
この後「オルトランDX」(住友化学園芸)を撒きました。我が家では「ベニカXガード」(住友化学園芸)を撒くと葉が黄色くなって落ちる株が多いので、「オルトランDX」に切り替えています。
▲全開して花径11cmに 写真提供/ORCA
10月22日。開花から2日たち「ブルーヘブン」が全開しました。全開して花径は11cm。春花より大きく咲きました。
写真には写っていませんが、中心に黄色い雄蕊が見えてきています。
12月2日の「ブルーヘブン」/冬花の蕾をピンチ
▲黒星病被害が軽く好調 写真提供/ORCA
秋花の後、我が家のほとんどのバラに黒星病が蔓延して葉っぱを落としてしまっているなか、「ブルーヘブン」はあまり葉を落とさず好調です。
葉っぱには少し黒点がありますが、枝には見当たりません。
▲冬花の小さな蕾 写真提供/ORCA
けなげにちょくちょく冬花の蕾を上げますが、樹の充実を優先したいのでピンチで取り除いています。
12月8日・14日の「ブルーヘブン」/少し早いめの仮剪定と本剪定
▲12/8 仮剪定前。樹高90cm 写真提供/ORCA
我が家のバラたちに黒星病が蔓延しているのでリセットしたくて、冬剪定を早いめに行います。12月8日に仮剪定し、その後12月14日に冬の本剪定をしていきます。
上の写真は12月8日、仮剪定前の状態。樹高は90cmで、黒星病の症状は軽く、枝先には明るい色の新芽が伸びています。
▲12/8 仮剪定後。樹高80cmに 写真提供/ORCA
まず仮剪定をして、バラを休眠状態にします。葉をすべて取り、枝も少しカットしました。樹高は80cmです。
▲12/14 本剪定後。樹高45cmほどに 写真提供/ORCA
続いて12/14に、冬の本剪定をしました。仮剪定の半分くらい、樹高45cmほどにカット。
品種によってはもう来年伸びる赤い芽が出ているんですが、「ブルーヘブン」に芽吹きは見られませんでした。そこで、枝の分かれ目のところで切る枝げんこつ剪定をしました。
土の入れ換えは、風の無い時にゆっくりやります^^。
12月20日の「ブルーヘブン」/土替え・剪定手直し
▲根張りはあまり良くない 写真提供/ORCA
土替えをするために「ブルーヘブン」を鉢から抜いてみました。
今年、我が家のバラのいくつかに根頭がん種病が発生したので、念のためすべてのバラを根洗いして状態をチェックしました。「ブルーヘブン」に根頭がん腫病はありませんでしたが、根洗いすると、根の張りがあまり良くなかったです。
▲8号鉢→6号鉢にサイズダウン 写真提供/ORCA
根洗いの後、活力剤「HB101」(フローラ)の通常濃度に10分ほどつけてから、根張りが良くなかったので8号鉢→6号鉢にサイズダウンして植え付けました。使用培養土は「バラno.1」(カネア)で、元肥なしです。
鉢を小さくしたのもあり、剪定手直しで枝数を減らしました。
1月20日の「ブルーヘブン」/小さい新芽が出る
▲土替えから1カ月 写真提供/ORCA
冬の土替えから1カ月。ほぼ変化はありませんが、それでも良く見ると、小さい芽が出始めています。スマホの限界か、芽は撮影できませんでしたが。
去年の2月から始めた「ブルーヘブン」のそだレポは、1月でちょうど1年になります。これで「ブルーヘブン」のそだレポを終了します。
「ブルーヘブン」を育ててみての感想
▲奇跡的に青く咲いた「ブルーヘブン」 写真提供/ORCA
「ブルーヘブン」は、作出された2002年時点で「世界で一番水色に近いバラ」と呼ばれ人気になったバラです。青バラといっても、じつはほとんどの品種が薄紫色をしていますが、「ブルーヘブン」はとくに赤みが少ないので、「水色」に観えることが多いんですね。
しかしバラの家のスコア「樹勢/とても弱い」「耐病性/普通」「耐陰性/とても弱い」「耐寒性/とても弱い」「耐暑性/普通」からも分かるように、とにかく弱くて育てにくいと言われます。
どんなそだレポになるかと少し心配していたら、バラの家のスコアに反して意外としっかり育ってくれました。ただし初期生長がゆっくりで、なかなか大きくならないところがあるようです。枝も細いですね。
でもシュートもたくさん出るし、病気も通常管理で抑えられるので、特別育てにくいこともなさそうです。日照とていねいな観察ができれば、初心者でも十分チャレンジできる品種だと思いました。(あいびー)
育てた人紹介/ORCA
かつて東京に住んでいたころ、新宿の某百貨店の生花店でブルームーンの切り花を見て感動しました。そこで、きれいな青紫色のブルームーンを花束にして、お芝居をしていた友人の舞台に贈ったことがあります。
その後、和歌山県の白浜町に引っ越してから始めたのがバラ栽培で、今年で2年になります。ブルームーンの思い出もあり青バラをメインに、青バラを引き立てる色として緑や白、茶系のバラを育てています。
白浜は暖かいイメージがあると思いますが、冬はすごい風が吹くんです。海の近くなので塩害にも気を配り、いろいろ考えながらバラ栽培を楽しんでいます。生花店に勤めていたこともありますが、切り花がメインなので植物栽培はあまり経験がありません。
▼そだレポ検索は、こちらのページを利用してください
こんばんわ
ベルーヘブンをお迎えされたのですね
先日、たまたまブルーヘブンの大苗を見かけて、じっくりと確認したのですが
苗がほっそりとしていて育てるのが難しそうなバラでした。
おそらく根が中々張っていかないと思われるので、8号鉢から始めるのは正解でしょうね。
冬剪定も綺麗にされていらっしゃいますね。
ネームプレートを自作する情熱には、わたしも見習うべきものがあるなと
思わされました。
とかく、難しいと評判のバラですので大変だろうとは思いますが頑張ってください。
バラの花屋さんカネアの土は聞いたことはあって、近くによる機会があれば
買ってみようかなと思っていたのですが、ORCAさんに先を越されてしまいましたね。
わたしもだいぶ培養土が減ってしまったので、コロナが落ち着けば少し購入するつもりです。
アスタルティさん。こちらではちょくちょくお名前、拝見させて頂いてます。
けっこうバラに情熱こもってらっしゃいますね! 見習いたいとは思いますが、この春でロザリアン歴2年生のひよっこです。 初めはネットでアウトレットの新苗3株から始めました。何も知識も無かったので。 土の入れ替えは必要とは知っていたものの、毎年とは知らず。尺鉢にすれば、2~3年に一度で大丈夫だろうと・・・ こちらでバラは毎年。土の入れ替えを知って。8号鉢にこの冬は植え替えました。尺鉢と違い。土の量が少なくてすむので良いですね(笑 サントリーの青バラ。和歌山市の生花店で少し正社員で働いていた頃に発表されたのかな? その2~3年前にはサントリーから世界初の青いシクラメンが発表されていて。その時は東京に住んでいて大きなホームセンターで特設コーナーが作られていて。 驚きましたね。でも、バラと同じで。えぇ?!どう見ても紫色や~ん!その時は紫色2色と初めてなのかな?香りがする青いシクラメン。 3種類の発売をしていました。 青バラも生花店では3種類。青バラを扱っていたのですが。濃い青、青、薄い青。(どれもどう見ても紫やけど)今はネット上で見る限り。1種類になっているようですね。しかも高額!! でも、皆さん。ご存じのように生花のバラは長さでまず、値段が高くなります。長さが長いほど高いんです。 もちろんフラワーキーパーに入れていますが。初めてこんなに日持ちがするバラの生花を体験しました。高いだけあるわ。 そう思いました。 でも1本がその他の高額なバラと同じくらいの値段でしたけどね。 ウエディング用の香りのある大輪系のバラはもっと当時は高額でしたので。 話がそれましたが。。。 アウトレット株3つを持って。白浜に移住しました。 コロナで上手く就職出来ず。 ストレスと暇だらけで。。。アウトレットのバラ苗を次々と購入してしまい。青バラは高いし、難しいし。。。 即。完売ばかりでしたので。青龍の新苗がたまたま、残っていて。残り2つとかで。2つ購入したのが初めてでした。と。同時期にグランブルー1株。たぶん。定価で購入したのはこの3株が初めてかな? それまでに沢山。アウトレットで購入してましたから。 とにかく。弱いイメージ通りでしたね。Web上でも何もかも弱い。鉢で大切に育てるバラ。うどんこ病は当たり前。お届け時にうどんこ病でも、普通です。そんな記載がありましたから。 見事に届いた青龍はうどんこ病でした。 グランブルーは普通でしたけど。細かったですね。。。 昨年の9月にようやく望んでいた職種に近い仕事でサービス業に就いたのですが。 お局様の毎日の嫌がらせが凄くて(笑 先の楽しみを作らないとやってられやんわ!! と、ブルーヘブンを探しまくり。ブルーグラビティを一緒に予約して12月に届きました。その時に青系のバラをメインにしようと決心して。 青龍もグランブルーも花を確認していたので。これは赤や黄色、ピンクのバラがあったら、邪魔やな。 そっちの方が目立ちますからね(苦笑 大輪系のバラばかりでしたから。 どう見てもそっちが目立つ。。。この冬は全て、土の入れ替えをしましたが。青紫系のバラを残して。 その他はすでに会社の人に5鉢あげました。 その代わりに。。。ブラウン、白、緑系のミニバラなら、あのう~っすいグレーと言うか、白っぽいと言うか。確かに日の当たりかた、近くでみると。うん、確かに言われれば青っぽいね。 青系のバラに邪魔をせずに、ええかな?とまたまた出回らないのに、買い始めました。 ちなみに10月に予約したブラウン系のミニバラ。まだ届いていないのがあります。。。 青系のミニバラも探しまくりましたね。 今回でとりあえずバラの鉢は整理して。 まだまだあと普通のバラで赤やピンクに黄色があるので、誰かにもらってもらわないと。 アウトレット新苗でよく皆、育ってくれたものです。1株だけ、真夏に届いた苗は届いた時点で水が下がっていて、一応。生花店でもごくまれに水が下がって入荷。ってのも経験はありましたので水あげの方法は知っているので。一時期は回復したものの。ダメでした。 初めて裸苗ってのも購入しましたよ(笑 今回のブルーヘブン。確かに大苗なのに細いですよね。ブルーグラビティと比べると一目瞭然です。 青紫系と決めたので。もちろんブルームーンも購入しました、ステンレススチールと一緒にアウトレット新苗やけどね(笑 切り花で最低10本はドカンと花瓶に生けたいので。他の青紫系のバラもありますが。 とにかく枝を上にまっすぐに伸びそうなのを選んで。その他の邪魔な枝は早めに切ってしまう。 脇芽や花芽も小さいのはどんどん切ってしまう。 そんなスタイルでやってました。 一度。花瓶にドサッと生ければ。その後は鉢バラとして。開花まで楽しみたいと思っています。切り花用に作っていたので、7分咲きくらいで長さ30cmくらいで全て、切って生け花として部屋で楽しんでたもので。。。 でも、品種もバラバラなので、今までで最高同時には5本くらいしか取れた事がないです、農園さんとは違いますからね。仕方ないか。 今回はこれだけ青紫系を集めたので。なんとかなるかな? でも、今年はまだ太くてしっかりした本幹を育てるのが目標です。 最初に購入したアウトレット株さんは今は凄く太い本幹になってます、残念ですが。置き場所も限られているので。誰かにもらってもらわないとね。 あと5~6鉢は整理しないと。。。 欲しい青紫系のバラもまだあるので(笑 一度でいいから。よ~く見なくても。あ、水色やん。ってバラの花を見てみたいですね。 奇跡。奇跡でもいいので一度は一輪くらい。水色か青って分かる花が咲いたらええな! 初心者ですが。どうぞよろしくお願いします。
こんばんわ
他のバラならいざしらず、このサイズの青バラでしたら8号が丁度良い
サイズでしょうね。
手狭になれば10号に植え替えればいいのですし。
青バラは赤、黄、ピンクと並べると貧弱に見えるのは仕方のないことなので
同系統の色で揃えるというのはよくわかります。
多分、青バラとミニバラの構成だと一番苦労するのは「ハダニ」でしょうから
しっかり対策は取ってあげてくださいね
青バラの育て方は、人それぞれ十人十色でしょうけど、小さい蕾や脇芽は
早めに切ってしまうというのは一つの正しい方法でしょうね。
やっぱり小さい蕾は咲きにくいですから。
わたしが今育てている、大苗の「ルシファー」も似たり寄ったりな大きさですし
ORCAさんの「ブルーヘブン」も水準かそれ以上の大きさの苗です。
お互い、綺麗な花を咲かせられるよう頑張りましょう!
アスタルティさん おはようございます。 ルシファーもいいですね!とりあえず今は鉢の整理をして。ミニバラはハダニ対策が一番大切と何処にも書いているので。気をつけたいと思います。アドバイスありがとうございます。 あ、ネームプレートは既製品で購入した物です。枝に付いてる品種名とかビニール?なんだかぶっさいく。これだけ品種が多いと、また日当たりの為に、けっこう移動させますので。近所の人に聞かれて訳わからんようになってきていたので(笑 昨日は1日冷たい雨でしたので残りのネームプレートを書きました。ブルーヘブンも間違えてたのでFLと書き直しました。ここに掲載用と、とりあえず割り箸をさしていたので(笑 違う種類のネームプレートを購入して・・・ 整理して誰かにもらってもらうのは昨日、数えたら6鉢。最初の3株もですが。 以前。書いたように花弁は昔ながらの八剣咲きの形が好きなので。 とりあえず。病気を治して。早く就活できるようにしてから。次のバラを迎えたいと思います。 まず。次はターンブルーの予定です。こちらも青系では代表的ですからね。 昨年はミニバラを買いすぎて。迷ってたら。完売になってしまったので。 春が待ち遠しいですね。 綺麗に咲くようにがんばります!