横浜港に面する山下公園にあるバラ園は、2017年春の全国都市緑化よこはまフェアの開催に合わせて大規模リニューアルされました。バラと宿根草で彩られた山下公園の「未来のバラ園」を紹介します!

山下公園バラ園が、「未来のバラ園」としてリニューアル!

下公園は、横浜港に面した、長さ774mになる臨海公園です。もともとは関東大震災のがれきを埋めて作られた公園で、日本で最初の本格的な臨海公園です。港の見える丘公園や、山手の洋館、外国人墓地、中華街、マリンタワーなどに近く、横浜観光の中心となっています。

山下公園のほぼ中央、氷川丸の前には沈床花壇があり、バラや季節の花々が植えられていました。この沈床花壇が、2017年、春に開催された全国都市緑化よこはまフェアに合わせて大規模リニューアルが施され、「未来のバラ園」として生まれ変わりました。

 

さくっと堪能したい方は動画をどうぞ!

▲2017.05.16 横浜『山下公園』/花と緑の祭典 Garden Necklace YOKOHAMA 2017(2:44)

▲未来のバラ園は、4つのエリアに色別に分けられています

 

「未来のバラ園」のバラは約190品種、2,650株

下公園には、これまでたくさんのバラが植えられてきました。公園が開園した当時、1930年(昭和5年)に寄贈されたバラなどの、古くから受け継がれている歴史ある品種を中心に育てられ、来園者に親しまれてきました。

山下公園の氷川丸前の沈床花壇は、2017年、春の全国都市緑化よこはまフェアの開催に合わせて、既存のバラ約50品種350株に、新しく140品種2300株のバラを加え、合わせて約190品種、2650株のバラと宿根草を組み合わせたバラ園となりました。

古いバラを大切に受け継ぎながらも、未来に受け継がれていく新しいスタイルのバラ園をめざして、このバラ園は「未来のバラ園」と名づけられました。山下公園の「未来のバラ園」は、横浜のシンボルガーデンです。

 

「未来のバラ園」の3つの見どころを、ご紹介!

見どころ1、アーチやトピアリー、ポールで高低差をつけたデザイン

来のバラ園は、バラのアーチやトピアリーを使って立体的に構成されています。四角いアーチには数種類の白バラが咲きこぼれ、アーチとアーチの間には、傘を広げたように仕立てられた白バラのトピアリーが並びます。トピアリーの足元には紫色の花が! 白と紫の、色を抑えた整然とした景色は、とてもフォーマルな印象です。

色を抑えた中心部分と対照的に、周囲の4分割された花壇はとてもカラフルです。周囲にはカラフルな色のポールが並んでいます。

中心部分に植えられている白バラの品種が看板に記載されています。バラは、「アルバ・メイディランド」「アルベリック・バルビエ」「淡雪」「新雪」「スノーグース」「つるアイスバーグ」の6種類です。同じ白いバラでも、何種類ものバラが組み合わされているのですね!

 

見どころ2、4分割された花壇は色をテーマにデザインされている

と紫でフォーマルな印象にまとめられた中央部分を取り囲む庭は4分割されています。それぞれ「桃花の庭」「青花の庭」「赤花の庭」「黄花の庭」と、花色をテーマにしたガーデンです。それぞれの庭を代表するバラの紹介と、一緒に植えられている宿根草を紹介するプレートが立てられているので、ご自分の庭造りのよいヒントになりそうですよ!

「桃花の庭」は、桃色の花を中心に、それを生かす植物を組み合わせたガーデンです。左端の純白のバラは「フラウ・カールドルシュキ」。純白の花と色鮮やかな葉が桃色の花に優しさと爽やかさを添えています。

プレートには、この庭を代表するバラ「フラウ・カールドルシュキ」と、バラ以外の植物が記載されています。「ジギタリス・アプリコット」「アスチルベ」「クリスマスローズ」「マーガレット」「セイヨウオダマキ」「ツルバキア・シルバーレース」「カンパニュラ・メディウム」「プリムラ・マラコイデス」の8種類の草花が紹介されています。

「青花の庭」は、「カインダ・ブルー」という2015年に作出された新しい青バラを中心に、さまざまな青や紫色の花をつける宿根草が組み合わされています。

プレートには「カインダ・ブルー」などの青バラについての説明と、バラ以外の宿根草が記載されています。「アンチューサ」「スカビオサ」「デルフィニウム」「ブルーデージー」「ブルンネラ・ジャックフロスト」「ラベンダー・アボンビュー」「ベロニカ」「セントーレア」の8種類の草花が紹介されています。

「赤花の庭」には真っ赤なバラや濃いローズカラーのバラも植えられていますが、代表するバラには、モダン・ローズの祖「ラフランス」が選ばれています。ラフランスは赤ではなくピンク色のバラですが、赤花を生かすバラとして取り上げられているようです。

プレートには「ラフランス」についての説明と、赤花の庭に植えられている宿根草が記載されています。「アスチルベ」「ガウラ」「かおりナデシコ」「カンパニュラ・メディウム」「スイセンノウ」「ヒューケラ・スイートプリンセス」「ペチュニア」「エキナセア」の8種類の植物が紹介されています。

「黄花の庭」では、目にも鮮やかなレモンイエローのキンギョソウが咲いていました。この庭を代表するバラとしてピンク色の覆輪をもつクリームイエローのバラ「ピース」が選ばれています。

プレートには「ピース」の説明と、黄花の庭に植えらえている宿根草の種類が記載されています。「ガザニア・シルバー」「マーガレット・コスモス」「ラナンキュラス・ゴールドコイン」「サントリナ」「オステオスペルマム」「ヒューケラ・ライムソルベ」「ゴールデンモップ」「ユリオプス・デオージー」の8種類の植物が紹介されています。

 

見どころ3、「未来のバラ園」のネーミングに込めた想い

ラはきれいだけれど、管理が難しい植物と思われがちですが、近年、管理しやすい病虫害に強い品種が次々と作出されています。このバラ園では、新しい管理しやすいバラを多く取り入れ、維持管理がしやすいバラ園を目指して作られました。

「美しいだけでなく、管理もしやすいこれからのバラ園を作りたい!」という意味を込めて「未来のバラ園」と名づけられたのですね。

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春と秋のバラの見頃

春は5月中旬~6月初旬

秋は10月中旬~11月初旬

 

訪れた人の口コミは?

5月中旬に中華街にご飯を食べつついでに寄りました。公園じゅうが美しいバラ園と化していてびっくりしました。様々な種類はもちろんのこと、庭園デザイナーさんのセンスがいいのか、ほぼ完璧なイングリッシュガーデンもありました。港と古いホテルとバラ、日本じゃないみたいでした。無料というのも嬉しいです。
来年はこのバラ園を見るために出かけたいです。

私は横浜市民なので、この公園には時折出かける機会があります。
今回は、真冬の夕暮れでしたが、みなとみらい地区の近代的ビル群、大桟橋、ベイブリッジ、岸壁に浮かんでいる氷川丸、横浜マリンタワー等々、横浜を代表する景観を一望することができました。
又、園内には色とりどりの草花が植えられた庭園もありました。

▲バラ園だけではなく、山下公園全体についての口コミです。

 

アクセスと施設の案内

▲夜はバラ園も氷川丸もライトアップされてムーディな雰囲気に

アクセス情報

みなとみらい線 元町・中華街駅出口「4」徒歩3分

JR関内駅南口 徒歩20分

JR石川町駅中華街口 徒歩15分

駐車場情報

山下公園駐車場(最大223台)

料金

平日 30分260円

休日 30分300円

駐車場の営業時間と定休日

24時間・無休

*詳しくは 山下公園駐車場の公式サイト をご覧ください。満車/空車情報もあります。

住所

中区山下町279

開園時間と休園日・入場料

24時間開園

無休

無料

 

▼歩いていける距離にある「港の見える丘公園」の情報は、こちらからどうぞ!

 

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