横浜観光の中心的存在として、市民の憩いの場としても親しまれている、「港の見える丘公園」が、緑化工事を経て生まれ変わりました! イギリス館の前庭、横の庭、大佛次郎記念館の前と横、一帯がバラで埋め尽くされた素晴らしいバラ園になりました! 詳細を紹介します。

港の見える丘公園が、見ごたえあるバラ園にリニューアル!

浜、山手地域の高台にある「港の見える丘公園」は、展望台からベイブリッジや横浜港が見渡せるスポットとして人気の公園です。公園内にはイギリス館や大佛次郎記念館があり、すぐ近くには外国人墓地洋館もあるため、横浜観光のスポットともなっています。

イギリス館前にあるローズガーデンは、横浜市の花に「バラ」を制定したことを記念して1991年に造られました。このローズガーデンと、大佛次郎記念館前の沈床花壇、さらにイギリス館後庭から111番館後庭にかけての3つの庭が緑化工事を終え、2016年4月にリニューアルオープンしました。

さくっと堪能したい方は動画をどうぞ!

2017.05.16 横浜『港の見える丘公園』/花と緑の祭典 Garden Necklace YOKOHAMA 2017(2:56)

沈床花壇は、バラを中心にした「香りの庭」に!

佛次郎記念館前は、沈床花壇になっていて、他よりも少し低く作られています。さらにリニューアルされる前からあるカイヅカイブキに囲まれており、香りが溜まりやすい地形をしています。その特徴を生かして、香り高いバラや宿根草を集めた香りの庭が造られました

香りの庭には、100品種、500株のバラが植えられています。

香りの庭は、中央にある丸い池と噴水を起点に正確に4つのエリアに区切られた、整形式庭園となっています。噴水の周りの花は、春はチューリップ、夏はペチュニア、秋はマリーゴールドと、季節の花に植え替えられています。

香りの庭の4つのエリアには、それぞれ「ダマスク」、「フルーツ」、「ティー」、「ミルラ」の、バラの代表的な4つのタイプの香り別に分けて、バラや草花が植えられています。

4つのエリアは、すべてバラのアーチが立ち並ぶ花の回廊となっています。回廊を巡る間、足元からバラが香り立ち、頭上からもバラの香りが降り注ぐ、花の香りに満ちた散策が楽しめます。

回廊の端には、バラに囲まれたベンチが設えられています。休んだり、記念撮影するにも絶好の場所です。

近年、バラは香りが重要なポイントとなっています。新しく作出されるバラは、ほとんどが強い香りをもっています。オールド・ローズにも香り高い品種がたくさんあります。そのため、ここに植えられているのは、オールド・ローズや比較的新しい人気品種が選ばれています。

アーチの外を巡る回廊の、さらに外に植えられているバラに注目してください。これは「カザンリク」という、ブルガリアなどで香水を採るために植えられているオールド・ローズです。香りは華やかなダマスク香。春だけにしか咲きませんが、ぜひ、香りをかいでみてください。

▲繊細な花と香りで人気の「ボレロ」

他にも、「ボレロ」や「ナエマ」、「ジャスミーナ」など、素晴らしい香りをもつ人気の新しいバラにたくさん出会えます。

つるやシュラブタイプのバラが多いので、どうしても秋バラは花つきがあまり良くありません。ぜひ、春に訪れてほしいバラ園です。

 

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バラ以外にも良い香りの花が選ばれていて、写真のニオイバンマツリも素晴らしい香りを放っていました。

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イギリス館前はイングリッシュ・ローズ・ガーデンに!

りの庭の隣にあるイギリス館前は、さすが、イギリスゆかりのバラで埋め尽くされていました。ここに咲くのはすべてイギリスのバラの作出家、デビッド・オースチン氏の作り出したイングリッシュ・ローズです。

ここでは殿堂入りの名花「グラハム・トーマス」から、かなり新しい品種まで、150種1200株のイングリッシュ・ローズが見られます。これだけの規模のイングリッシュ・ローズ・ガーデンは、関東屈指ではないかと思います。

レンガの支柱を這い登るように誘引した、グラハムトーマスのアーチが並ぶ小径の奥には、青い屋根の東屋が! どこか温かい印象のあるこのアーチの小径を中心に、庭がデザインされています。

庭はバラの色でエリア分けされています。ここは白とピンクのエリア。ジギタリスの白い花が、庭に髙さとリズムをつくっています。

赤のエリアには、こっくりとした濃いローズ色から黒みを帯びた赤いバラが植えられています。俯き加減に咲くイングリッシュ・ローズなので、はっきりとした色味でも、どこか優しい印象があります。

どこを切り取っても美しい、素晴らしい庭が完成しています!

 

イギリス館横から大佛次郎記念館横にかけては、小さなバラの谷

▲イギリス館横にもバラと草花の美しい庭が広がる

ギリス館の横手にもたくさんのバラや草花が植えられています。あまり広くない場所なので、個人の庭づくりに参考になる植物の組み合わせや、バラの生かし方のヒントがたくさん見つけられると思います!

春ならジギタリスやネモフィラが、秋ならアメジスト・セージや一瞬バラかと見間違うほど色鮮やかなダリア白いシュウメイギクなどが上手に組み合わせてありました。

イギリス館の横から大佛次郎記念館の間は、また雰囲気の異なったバラ園になっています。

ここにはもともとのバラ園に植えられていた古いバラの株新しいバラを加え、さらにそれらを魅力的に見せる宿根草を組み合わせたガーデンになっています。ここには約80種 500株のバラが植えられています。

ここはちょっとした窪地になっているので、まるで小さなバラの谷のような景色です。

 

近くにはブラフ99ガーデンも!

の見える丘公園から外国人墓地の間には、山手の洋館の前庭をイメージしてつくられた「ブラフ99ガーデン」も、オープンしました。こちらは港の見える丘公園の拡張部分という位置づけで、四季おりおりの花が楽しめる小さな公園です。バラは15種類と少ないものの、宿根草やハーブが植えられ、外国人墓地や洋館などに見られる洋風なデザインを柵や電灯に取り入れたおしゃれな公園です。

散策の途中に立ち寄り、休憩できるようにとベンチや腰かけウォールが設置されています。

 

訪れた人の口コミは?

5月

横浜市の花はバラだそうで、イングリッシュローズの庭には約150品種1200株のバラが咲いています。花の名前の名札もあり、とても楽しめます。香りの庭には4種類のバラの香りが楽しめます。芳醇なユリも沢山咲いていました。5月はバラが見事、ベンチに座って鑑賞するのもよし、花の名前や花壇のレイアウトを勉強するもよし、広いので飽きません。

春バラの季節はほんとうに素晴らしいです! でも人が多く、あまりのんびりできませんが、秋バラの季節は人が少なくゆっくりできる雰囲気です。一季咲きのつるバラは咲かないし、四季咲きのバラも春より花数が減るので、全体的にあまり花のボリュームはありません。そんな中でも、ガーデン全体にていねいに植栽された宿根草や葉もの植物との組み合わせで、意外と飽きることなく過ごせると思いますよ! (あいびーからの口コミでした)

▲秋のバラの谷

 

春と秋のバラの見ごろ

春は5月中旬~6月初旬

秋は10月中旬~11月初旬

 

アクセスと施設の案内

アクセス案内

■みなとみらい線 元町・中華街駅出口「6」徒歩5分

■JR石川町駅下車徒歩20分

港の見える丘公園は、丘の上にあります。石川町駅から歩くと長い上り坂を上らなくてはいけません。みなとみらい線の元町・中華街駅出口「6」には、エレベーターやエスカレーターが設置されていて、坂道や階段を上ることなく行けるのでとても便利です!

 

開園時間と入園料・休園日

24時間開園

無料

休園日なし

 

所在地

中区山手町114

 

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