10月12日の「イントゥリーグ」/秋花の発蕾
▲秋花の蕾が2つ 写真提供/ハナたろう
黒星病は、ようやくひと段落しました。秋花の蕾は、ご覧のとおりポツンと二つ。どちらも房咲きになっていません。もっとたくさんの蕾が房であがる予定だったんですが・・・。
蕾を上げなかった枝先はブラインドになっています。今年の気候や追肥をしなかったせいなど、さまざまな要素が重なり、2番花以降の育ちかたは散々でした。大失敗ですね(==
この時期の手入れ
開花に向け、秋バラの蕾を食べる虫「タバコガ」の卵チェックが欠かせません。
10月30日の「イントゥリーグ」/秋花が開花
▲「イントゥリーグ」の秋花 写真提供/ハナたろう
9月3日に夏剪定をした後、上がってきた蕾が2輪開花しました。それぞれ花径は8cmと9cm。深いワインレッド色、濃厚なブルー香は健在です。
秋花の反省点としては、①冬場の用土替え、元肥をしなかった ②追肥をしなかった。春花がたくさん咲いてくれたので、油断していました。春と同じように秋もたっぷり咲く予定だったんですが・・・。
11月28日の「イントゥリーグ」/用土替え
▲用土替え開始 写真提供/ハナたろう
秋花も終わったので、用土替えをします。休眠期より少し早いですが、この時期に用土替えをしておけば、休眠までに新根が張り、休眠開けからの生長が良いような気がします。
詳しい用土替えの手順は、他のページで紹介しているので、そちらを参照してください。
▼ハナたろう流、有機質肥料を使った用土替えのしかた
▲根張りは素晴らしい! 写真提供/ハナたろう
鉢から抜いてみると、「イントゥリーグ」の根張りは素晴らしい! 秋花が2輪しか咲かなかったとは、考えられないくらいの根っこです。
▲クマデで根をほぐしたところ 写真提供/ハナたろう
クマデを使って根をほぐし、余分な根をカット。新しい用土と新しい有機質肥料を使って同じ鉢に植えこみます。
▲用土替え完了 写真提供/ハナたろう
用土替え完了。この後たっぷり水やりしておきました。用土替えする前の写真とほとんど変わりありませんが、鉢の中はしっかりリフレッシュしています。
今後の世話は、2月中旬以降まで水やりのみ。自然落葉するまで光合成させる目的で、葉もそのままにしています。
この株は、「そだレポ」開始前の春に素晴らしい花つきだったので、来春もそれに負けないくらい、いっぱい花を咲かせたいです。しっかり施肥したので、期待できると思います!
2月4日の「イントゥリーグ」/冬剪定
▲剪定前の樹高は110cm 写真提供/ハナたろう
冬剪定をしていきます。剪定前の樹高は110cm。上の写真は葉をすべて取り除いたところです。この株は挿し木苗ですが、根が充実しているので、強気の剪定をします。
▲樹高50cmに強剪定 写真提供/ハナたろう
樹高50cmにバッサリ強剪定しました。ただし古枝は残して、強い枝(太くて充実している勢いの良い枝)とベイサルシュートを強剪定。株元から切り取った枝はありません。
3月4日の「イントゥリーグ」/芽吹き
▲冬剪定の手直しで2枝切り戻し 写真提供/ハナたろう
冬剪定以降に、勢いの良い枝2本を切り詰めて短くしました。
▲株元から小さな芽が2つ 写真提供/ハナたろう
株元からベイサルシュート候補が2芽出てきました。状態の良い芽なので、どちらも立派なベイサルシュートになりそうです。
3月29日の「イントゥリーグ/若葉が展開・発蕾
▲若葉が旺盛に展開 写真提供/ハナたろう
ツヤツヤの元気な若葉が展開してきました。泥はね防止のため「木の葉100%腐葉土」で土の上にマルチングしてあります。
▲枝先にさっそく蕾が 写真提供/ハナたろう
蕾も形成されてきました。今春は温かいので、ゴールデンウイーク前に1番花が咲くでしょう。
薬剤散布後の撮影なので、葉っぱが少し粉を吹いたように見えますが、ウドンコ病ではありません。
この時期の手入れ
薬剤散布。
オーソサイド80水和剤(幅広い病害の予防)+ポリオキシンAL水和剤(ウドンコ病などの防除)+アファーム乳剤(ヨトウムシ、アザミウマなどの害虫駆除)。
展着剤として、今回からアビオンEを混入しています。
4月6日の「イントゥリーグ」
▲葉がモサモサと! 写真提供/ハナたろう
葉がモサモサと生い茂ってきました。同時に、蕾もたくさん上がってきました。
▲房咲きにたくさん咲きそう 写真提供/ハナたろう
房咲きの蕾がスタンバっています^^
この時期の手入れ
薬剤散布。アブラムシが出てきたので、スミソン乳剤を散布しました。
4月30日の「イントゥリーグ」/一番花が開花
▲赤みの黒赤に開花 写真提供/ハナたろう
じょじょに開花が始まりました。赤黒でビロード質の花弁。今年は気温が高いせいなのか、赤が強く出ています。濃厚なブルー香が素晴らしい。まだ開き切っていませんが、例年に比べ少し小ぶりなようです。
▲蕾はぜんぶで30個くらい 写真提供/ハナたろう
蕾は、副蕾を含めてぜんぶで30個くらいあります。しばらくお花も香りも楽しめます。
5月4日の「イントゥリーグ」
▲ワインレッドの大輪花 写真提供/ハナたろう
前回は光の加減で赤黒っぽく発色していましたが、今回はこの花本来のワインレッドに写りました。花径10cm。整った半剣弁または丸弁の高芯咲き。イントゥリーグらしい花です。
5月6日の「イントゥリーグ」/春花のピーク
▲主蕾が大きく花開いて 写真提供/ハナたろう
主蕾が大きく開き、春花のピークを迎えました。蕾はまだまだありますが、これ以降は副蕾メインになっていきます。
>>つぎのページでは「切り戻し」から紹介しています。