花と緑にあふれる都市「ガーデンシティ横浜」を推進するプロジェクト「ガーデンネックレス横浜」に、新たな企画が登場します。バラに焦点を合わせた「ばらフェスタ2019」が開催されることになりました! 春の横浜で繰り広げられる花のイベント概要を紹介します!
「ばらフェスタ」は「ガーデンネックレス横浜」の新企画!
*このイベントは終了しました。
▼詳細レポートを書いていますので、こちらをご覧ください!
▲山下公園の「未来のバラ園」と氷川丸
ガーデンネックレス横浜は、花と緑にあふれる都市「ガーデンシティ横浜」を推進するプロジェクトです。2017年に第1回が開催され、それから毎春に行われてきたイベントです。
「ガーデンネックレス横浜」の特徴は、どこか一カ所で行われるものではないということ。横浜市内のあちらでもこちらでも、花と緑いっぱいに彩られた庭があったり、飾り付けがあったり、花にちなんだスイーツがあったり、ショッピングができたり・・・。とにかく春の横浜を、どこに行っても花いっぱいにしてしまおうというのが「ガーデンネックレス横浜」なのです。
この春の企画に、新たな目玉が登場しました!
バラ咲く季節に行われる「横浜ローズウィーク」。その目玉企画が「ばらフェスタ」です!
先日「国際バラとガーデニングショウ」の閉幕という悲しいお知らせをしたばかりなのですが、その跡を継ぐイベントとなりそうですね。我が街・横浜、よくやった!
じつは横浜市では、2026年に開催される「国際園芸博覧会」の招致を目指していて、その機運を高めようという意図があるそうです。この先、ガーデニング情報を発信する起点となってくれそうで、一横浜市民として、とても嬉しく思います!
ガーデンネックレス横浜2019概要
▲ガーデンネックレス横浜のシンボルキャラクター「ガーデンベア」
ガーデンネックレス横浜2019は、3月23日(土)~6月2日(日)まで長期にわたって開催される花のイベントです。メイン会場は、2カ所。海からずっと内陸に入ったところにある「里山ガーデン」と、山下公園や港の見える丘公園などの観光施設が集まる海沿いの地域一帯の「みなとエリア」。(それぞれの施設の詳しい案内は下記にあります)。
今年は「サクラ」「チューリップ」「ユリ」「バラ」をテーマフラワーにしています。2カ所のメイン会場だけでなく、駅前やショッピングモールなど、横浜市内のあちこちが花で賑やかに彩られます。
「ガーデンネックレス横浜」の期間中、バラ咲く季節に行われるバラを主役にした新たなイベント「横浜ローズウィーク」が2019年から開催されます。「横浜ローズウィーク2019」の期間は2019年5月3日(金・祝)~6月2日(日)。
「横浜ローズウィーク」でのメイン企画が「ばらフェスタ」です。初回の「ばらフェスタ2019」は、「横浜港大さん橋ホール」で開催されます。期間は2019年5月15日(水)~5月19日(日)。「国際バラとガーデニングショウ」が開催されていたメットライフドームに比べればコンパクトな施設ですが、最新品種のバラが見られるコーナーや、バラのイングリッシュガーデン、横浜の姉妹都市リヨンからリヨンを拠点に展開する名門ナーセリー「メイアン」のバラを一堂に集めたコーナーも予定されています。(「ばらフェスタ2019」の詳しい内容は下記にあります)。
メイン会場は横浜港大さん橋ホールですが、横浜には「横浜イングリッシュガーデン」や「港の見える丘公園」「山下公園」「八景島バラ園」など、たくさんの美しいバラ園があります。さらに市内のさまざまな店舗でバラにちなんだスイーツやカクテルが楽しめたり、グッズの販売があったりと、街ぐるみでバラの季節を楽しめるのが「横浜ローズウィーク」です。
「みなとエリア」の詳しい案内
「みなとエリア」の場所
「みなとエリア」は、横浜港に面したいくつもの公園の集合体です。
Aは横浜スタジアムを取り囲む「横浜公園」
Bは通り沿いの広い歩道を利用したガーデン「日本大通り」
Dは「未来のバラ園」などがある「山下公園」
山下公園の右斜め下あたりにあるのが「港の見える丘公園」
Cの象の鼻パークのさらに左にある「新港中央広場」
この辺り一帯が、季節の花で彩られます。
ガーデンネックレス横浜「みなとエリア」の開催期間
2019年3月23日(土)~6月2日(日)
それぞれの花の見頃とおすすめエリア
▲横浜公園のチューリップ
桜/3月下旬~4月上旬
桜のおすすめエリア/みなとみらい地区(さくら通り[104 本]、汽車道[19 本]、運河パーク[15 本]等)ほか
チューリップ/4月上旬~4月中旬
チューリップのおすすめエリア/横浜公園(14 万本)、日本大通り(2.6 万本)、山下公園(3.2 万本)新港中央広場(3.5 万本)、港の見える丘公園(1.3 万本)
ユリ見頃1/5月上旬~5月中旬
ユリ見頃1のおすすめエリア/横浜公園(1,200 本)
ユリ見頃2/5月中旬~6月上旬
ユリ見頃2のおすすめエリア/日本大通り(1,000 本)、新港中央広場(2,200 本)
バラ/5月中旬~5月下旬
バラのおすすめエリア/山下公園「未来のバラ園」(160 品種、1,900 株)、港の見える丘公園「イングリッシュローズの庭」(150 品種、1,000 株)、「香りの庭」(100 品種、500 株)、「バラとカスケードの庭」(80 品種700 株
入場料
無料
里山ガーデンの詳しい案内
▲里山ガーデンの大花壇
里山ガーデンの場所
住所/横浜市旭区上白根町1425-4
ズーラシアの道路を挟んだ向かい側
ガーデンネックレス横浜「里山ガーデン」の開催期間
2019年3月23日(土)~5月6日(月・休) 9:30~16:30
見どころ
パンジー、ヴィオラ、チューリップ、ネモフィラなどを組み合わせた約1万平米の大花壇。
谷戸の菜の花畑
アンバサダー 三上 真史 さんがデザインするウェルカムガーデン
正面入り口の広場では、三上真史さんのトークショウやミニコンサート、花と緑のワークショップなどが開催されます。
入場料
無料
「ばらフェスタ2019」の詳しい案内
開催日時
2019年5月15日(水)~5月19日(日) 9:30~17:30(初日は11:00~)
開催場所
横浜港大さん橋ホール
交通アクセス
「日本大通り駅」(みなとみらい線)下車徒歩7分(3番出口)
「関内駅」(JR京浜東北・根岸線、横浜市営地下鉄)下車徒歩15分
入場料
前売り/ 1,200円
当日/ 1,500円
※小学生以下は無料
「ばらフェスタ2019」ばら尽くしの6つの企画
その1、「2019ローズコレクション」
2019年春に発表される新品種のバラをはじめ、人気のバラが勢ぞろいします!
その2、「妖精が棲む庭 ~シシリー・メアリー・バーカーの世界~」
花の妖精シリーズ(flower fairies)で人気のシシリー・メアリーバーカー(Cicely Mary Barker)が描いた、草花溢れるイングリッシュガーデンを、ガーデンデザイナーの阿部容子さんがつくりあげます。
その3、「横浜薔薇物語」
バラと歩んできた横浜の歴史を、貴重な資料やゆかりのバラで辿ります。
その4、横浜・リヨン姉妹都市60年記念「ムッシュー・メイアンのサロン・ドゥ・ローズ」
横浜は、フランスのリヨンと姉妹都市を結んでいます。その締結60年を記念して、リヨン発祥のバラのナーセリー「メイアン家」のバラを一堂に集めます。
その5、「禅と薔薇の一期一会」
国際的に活躍するガーデンデザイナーの、禅僧・枡野俊明さんが禅の庭で楽しむバラの世界を演出します。
その6、さまざまなバラ体験
バラのトークショウ、バラのショッピング、バラのスイーツ、バラのカクテルなど。さまざまなバラの体験ができます。
公式サイト
お出かけの際には、必ず公式サイトをご確認ください!
まとめ
ガーデンネックレス横浜は、2017年から開催されている春の横浜・花いっぱいのイベントです。今年の2019年からは、新たにバラの季節に合わせて「横浜ローズウィーク」が行われることになり、その目玉イベントが「ばらフェスタ」です。企画はNHKEテレにて園芸番組「趣味の園芸」を制作するNHKエデュケーショナル。これ、完全に「国際バラとガーデニングショウ」の後継イベントですね。
ここ数年来、花のイベントに力を注いできた横浜が、なにかやってくれそうな気はしていたんですよね!
会場となる横浜港大さん橋ホールの広さは2000㎡。メットライフドームから比べれば1/6ていどの広さです。狭くなった分、ガーデニングの優秀作品を展示するスペースはなく、バラだけに絞った展示になりそうですね。(優秀なガーデニング作品が観られるイベントは、下記の「日本フラワー&ガーデンショウ」内で開催されます)開港160年を迎えた横浜の春は、花いっぱいで盛り上がります。観光がてら、どうぞお越しください!
▼「日本フラワー&ガーデンショウ2019」の情報も、合わせてどうぞ!