モダン・ローズの7種類の香りのタイプと、強香品種を紹介します!

      2017/07/04

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美しいバラをさらに魅力的にしているのが香りです。モダン・ローズの香りを7種類に分類し、それぞれに対応する強香品種を紹介します。香りのバラ選びの参考にしてくださいね!

モダン・ローズの香りは7種類に分けられる

▲モダン・ローズを代表する強香品種「パパ・メイアン」

まざまな原種バラやオールド・ローズを交配して作出されたモダン・ローズには、多様な香りがあります。多様なモダン・ローズの香りを、世界で初めて6タイプに分類した香料分析のエキスパート蓬田勝之氏の分類に、新しくもう1種類を加え、7種類の香りを紹介します。

 

1、ダマスク・クラシックの香り

マスク・クラシックの香りは、モダン・ローズでありながら、オールド・ローズに典型的な、甘く濃厚なダマスク香です

 

ダマスク・クラシックの香りの代表的な強香品種

 芳純 ピンク
Rose, Hojun / nekonomania
ティファニーTiffany

 

 ピンク

グラナダ

Granada

 底が黄色の白い花びらに赤の覆輪
Rose, Granada, バラ, グラダナ, / T.Kiya

 

2、ダマスク・モダンの香り

マスク・クラシックよりもフレッシュな香りが多く含まれ華やかで洗練された印象です。

 

ダマスク・モダンの香りの代表的な強香品種

パパ・メイアンPapa Meilland 黒赤
イヴ・ピアジェ

yves piaget

濃ローズ
Rose Yves Piaget バラ イブ ピアッチェ / T.Kiya
 クリムソン・グローリー

Crimson Glory

 深紅色
 ネージュ・パルファム

Neige Parfum

 マーガレット・メリル

Margaret Merrill

 白
 シャルル・マルラン

Charles Mallerin

 黒赤
Rosa Charles Mallerin / Nunzio_Zotti

 

3、ティーの香り

ダン・ローズを代表する香りがティーの香りです。すっきりとしたグリーン・バイオレットの香りが基調となり、上品で優雅な印象です。香りの強さは中程度のものが多い。

 

ティーの香りの代表的な強香品種

レディ・ヒリンドン

Lady Hillingdon

 淡杏
Roses in The Garden – Lady Hillingdon / BenGrantham
ガーデン・パーティGarden Party  クリーム色の花びらの縁に点状にピンクがさす
Rose, Garden Party / nekonomania
ロイヤル・ハイネス

Royal Highness

淡ピンク
ディオラマ

Diorama

 杏がかった黄色とアイボリーの大きな縦縞
春芳 淡ピンク
Rose, Shunpo, バラ, 春芳, / T.Kiya
アルバータイン ピンク
Albertine rose / Rhian vK

 

4、フルーティの香り

マスク香が半分、ウッディ・ハニー香とティー香が1/3をしめ、ピーチ、アプリコット、アップルなどの果実の香りを思わせます。

 

フルーティーの香りの代表的な強香品種

ダブル・ディライトDouble Delight 白にピンクの覆輪
ドゥフトボルケDuftwolke
 ホワイト・クリスマスWhite Christmas
 ハーモニーHarmony オレンジ
藤が丘駅前公園のバラ(ハーモニー) (Rose of Fujigaokaekimae Park) / Dakiny
フリージアFriesia
Rose, Friesia, バラ, フリージア, / T.Kiya
 マリア・カラス

Maria Callas

濃ローズピンク

 

5、ブルーの香り

バラに特徴的な香り。ダマスク香が40%、ウッディ・ハニー香が40%で、フレッシュな印象です。

 

ブルーの香りの代表的な強香品種

ブルー・ムーンBlue Moon  淡藤色
 ブルー・パフュームBlue Perfum  赤みの強い藤色
 シャルル・ドゥ・ゴールCharles de Gaulle ラヴェンダー
Charles de Gaulle / Rexness
 ブルー・リボン

Blue Ribbon

薄紫
Rose, Blue Ribbon / nekonomania
 スターリング・シルバーSterling Silver  ラヴェンダー
Sterling silver / anam_uk
 パステル・モーブPastel Mauve  赤紫

 

6、スパイシーの香り

マスク香を基調に、クローブやカーネーションの香りを感じます。

 

スパイシーの香りの代表的な強香品種

デンティ・ベスDainty Bess 淡ピンク
Rose, Dainty Bess, Climbing, バラ, デインティ ベス つる, / T.Kiya
粉粧楼en Zhang Lou

または

Clotilde Soupert

 

淡ピンク
 ロサ・ルゴサ(原種)

Rosa rugosa

ローズ色または

 

7、ミルラ香

▲ミルラ香の代表品種。イングリッシュ・ローズの「セプタード・アイル」

ルラとは、ハーブのアニスのことをさし、ミルラ香はアニスに似た香りです。イングリッシュ・ローズに特徴的な香りですが、イングリッシュ・ローズには、ミルラ香の品種だけでなく、ダマスク香やティー香さらにそれらを混合した香りも多くあります。

 

▼イングリッシュ・ローズの香りについては、こちらをご覧ください!

 

まとめ

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じつはモダン・ローズでは、あまりに花が完成された美しさをもっているため、香りはじゃまになるとされたことがあったそうです。

そのため、香りのない品種が多く作出されているのですが、現代では香りの良いバラが人気なこともあり、再び強香品種のモダン・ローズが作り出されるようになってきたようですよ!

モダン・ローズは、長く資生堂で香料分析を行い、現在は「蓬田バラの香り研究所」所長のパフューマリー・ケミスト蓬田勝之氏により世界で初めて6タイプに分けられました。それにプラス1タイプの7タイプに香りを分けて紹介しました。

 

▼オールド・ローズの香りと強香品種については、こちらをご覧ください!

 

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