母の日になぜカーネーション?その由来から、語源、花言葉、母の日のおすすめギフトまでバッチリ紹介!

      2017/05/03

カーネーションの語源は?

ころで唐突ですが、カーネーションの花って好きですか? 正直言ってわたしはあまり好きではありません。なぜかというと、あのまっすぐな茎と真上を向いて咲く花の姿が苦手なんですね。わたしは生け花をやっていたので、使いにくい花材だなーと、いつも思っていました。

あと、金額的に安い花材なので、どうしてもチープに見えてしまう。同じ仲間なら、一重咲きのナデシコの方がやさしい印象で、庭に群れ咲いていたりすると素敵かなぁって思います。

 

カーネーションは花冠の花

Flowers Crown
Flowers Crown / thethreesisters

ーネーションの原産地は南ヨーロッパから西アジアの地中海沿岸といわれています。名前の語源には2説あり、一つはラテン語のcarneusから来ているというものcarneusは「肉色」という意味をもち、花色が肉色をしていたために名づけられたという説。もう一つはローマ神話に由来するというもの。

 

カーネーションにまつわるローマ神話

ローマに住んでいた美しい女性ソニクスは、カーネーションの花冠作りの名人でした。いつもカーネーションの美しい花冠で太陽神アポロンの神殿を美しく飾っていました。しかしソニクスは、嫉妬心から心無い者に殺されてしまいます。太陽神アポロンはソニクスの日頃の行いに感謝し、彼女を虹色に輝くカーネーションに変えました。

Garland
Garland / David Davies

カーネーションはローマ時代から花冠(coronation flower)に使われた花だったので、これが語源となっているという説です。

カーネーションは17世紀からイギリスで多くの品種が生み出され、19世紀にはカーネーション、オーリキュラ、チューリップが時代の最先端を行く植物だったそうです。かのジョゼフィーヌに仕えた植物画家ルドゥーテもカーネーションを描いています。

もちろん、ジョゼフィーヌの貢献もあって、その後、時代はバラに熱狂していくわけですが。

カーネーションがローマ時代から花冠に使われていたと聞いて、なんとなく納得できた気がします。花首だけを綱状につなげる花冠なら、茎が直線的でも何の問題もありませんから! それよりも抜群の花もちの良さや、花色の美しさ、華やかさ、さらに原種に近い品種にはあるというクローブのようなスパイシーな甘い香りも好まれたのでしょうね!

 

▼ルドゥーテについては、こちらをご覧くださいね!

バラの画家「ルドゥーテ」の生涯と、今なおボタニカルアートの最高峰とされる『バラ図譜』を詳しく紹介!

 

キリスト世界では、カーネーションは「母性愛」を象徴する花

▲「カーネーションの聖母」レオナルド・ダ・ヴィンチ

ーネーションは、キリスト教の世界では「母性愛」を象徴する花、そして、やがて来る受難を暗示する花とされます。ダ・ヴィンチやラファエロを筆頭に、手にもったカーネーションの花で幼いキリストをあやすマリアの姿がよく描かれました。また、ゴルゴダの丘で磔刑に処されるキリストを見送り流した涙から生えたのが、カーネーションの花だったという伝承もあります。

「母性愛」を象徴する花だとすれば、「子から母」へプレゼントする花ではなくて、「母から子へ」プレゼントする花のような気がしなくもないのですが・・・。現代ではカーネーションは「母性愛に感謝する」という意味に転化してるんでしょう!

 

花言葉から考える「母の日」にふさわしいカーネーションの花色は?

ーネーションの花言葉を花色別に紹介します。

濃い赤「わたしの心に哀しみを」

「愛を信じる」「母の愛情」「母への愛」

ピンク「熱愛」「感謝の心」「あたたかい心」「美しい仕草」「気品」

「亡き母をしのぶ」「わたしの愛は生きている」

黄色「軽蔑」「嫉妬」

オレンジ「情熱」「熱烈な愛」「清らかな慕情」

「気品」「誇り」

「永遠の幸福」

絞り模様「愛の拒絶」

花言葉を気にするなら、やはり母の日には定番の赤やピンクが無難なようですね。紫や青も素敵な花言葉をもっています。濃い赤や白、黄色、絞り模様はふさわしいとはいえません。

たとえば義理のお母さまに差し上げるようなときには気を張りますから、花言葉まで気にして隙のない花贈りをしたいところですが、自分の母親に贈るならあまり花言葉にこだわらず、さまざまな色をミックスした華やかな色のカーネーションの花束もきれいで喜ばれます。

 

ちなみに、黄色い花に良い花言葉が与えられないのは、キリストの12人の使途のうち、キリストを裏切ったイスカリオテのユダが着ていた衣服の色だからという理由です。日本人があまり気にする必要はないと思います。

 

▼花言葉について詳しくは、こちらをご覧ください。

花言葉の起源と由来から、現代の花言葉まで詳しく紹介します!

 

バラやコチョウランの鉢植え、プリザーブドフラワーも人気!

本じゅうの人がカーネーションを求める母の日は、どうしてもカーネーションは品薄に、そして高額になってしまいます。こんな時期だからこそ、「あえてバラを選んでみてはどうでしょうか?」と、お花屋さんは提案しています。いつもカーネーションでマンネリ化しているな、と感じる方は、ぜひバラを選んでみては?

すぐに萎れてしまう切り花よりも、鉢植えの花を選ぶ方も増えてきているようです。鉢植えならミニバラや、コチョウランなどが人気です。これからの季節を考えて、アジサイなんかもよく選ばれるそうですよ。わたしの独自アンケートによると、今流行りの多肉植物がいい! という意見もありました。

プリザーブド・フラワーは、もらった母親から人気が高いようです。普通の花よりずっと長もちするし、鉢花のように手入れもいらないし、何かと忙しい母親には一番もらってうれしい花かもしれません。

ただし、花のギフトは意外とトラブルも多いものです。時間の余裕をもって、お花屋さんをよく選んで利用しましょう!

 

▼花のギフトに関する情報はこちらもご覧ください。

花のギフトは要注意!トラブルを回避するため知っておきたい7つのポイント

 

プラスするなら、食べてなくなるものを!

ょっとしたものをプラスするなら、スイーツが定番です。財布やバッグという意見もありますが、日常使いするものは、やはり好みがありますから、食べてなくなってしまうものの方が無難です。家族での食事をプレゼントというのも良さそうですね!

 

まとめ

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母の日の起源や母の日にカーネーションを贈る由来、さらにカーネーションの語源やキリスト教での意味、カーネーションの花言葉など、さまざまな視点から母の日を考えてみました。相手の好みを考えたり、去年は何を贈ったかなと思いだしたり、母の日をきっかけにより良い母子関係を築いていけたらいいですね!

 

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