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バラの花びらは、多いものから少ないものまでさまざまです。それを花びらの枚数で分類する、シンプルで分かりやすい方法を紹介します。

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「一重咲き」(シングル)は花びら5枚が基本

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▲一重咲きの「ロサ・エグランテリア」

 

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▲一重咲きの「フラウ・ダグマー・ハストラップ」

ラの基本的な花びらの枚数は5枚です。花びらが5枚の品種をさして一重咲き(ひとえざき)といいます。

 

 

でも、バラには花びらが中途半端な枚数の花もあります。6~7枚とか10枚ていどのバラも見かけます。では花びらが6枚のバラは何と呼ぶのか? 10枚のバラは何と呼ぶのか?

 

 

このあたりの区別はわりと人によるところがあるようで、まちまちです。7枚までを一重咲きとする場合もあれば、9枚までを一重咲きとする場合もあるようです。

 

 

一重咲きのバラは原種の雰囲気をよく伝えていて「元気で愛らしい印象のバラ」です。しかし、花びら1枚欠けただけで花の形が大きく崩れるので「すぐに散ってしまう花もちの悪いバラ」ともいえます。

 

▼バラの基本構造についてはこちらをご覧ください。

花びら6~10枚は「二重咲き」(ダブル)

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▲二重咲きの「ネヴァダ」

 

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▲二重咲きの「ダッチェス・オブ・ポートランド」

ころで上の写真のネヴァダは花びらの枚数が8枚くらいでしょうか。こうなると「一重咲き」なのか後で紹介する「半八重咲き」なのか微妙なところです。多くの図鑑やサイトでは「半八重咲き」と紹介しています。

 

 

花びら8枚ていどで半八重咲きというのがどうもしっくりこなくて、あちらこちら調べた結果、京成バラ園のサイトにある大川原清光さんのページで納得のいく分類方法が載っていたので紹介します。

 

一重は花びらが1枚~5枚、二重は花びらが6枚~10枚、半八重は10枚以上、
八重は20枚以上といわれています

 

上記の分類に従えば、びらが二重になったくらいの枚数(6~10枚)の咲き方を「二重咲き(ふたえざき)」といいます。バラで二重咲きという言い方はあまり一般的ではありませんが、この分けかたをすると、分類しやすい品種のバラはたくさんあります。

 

 

上の写真の「ネヴァダ」と「ダッチェス・オブ・ポートランド」は、どちらも「二重咲き」に分類できます。しかし、普通は「二重咲き」という分類が取られることがないので、どちらも「半八重咲き」に分類されています。

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花びら10~19枚が「半八重咲き」

▲半八重咲きの「アンジェラ」

 

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▲半八重咲きの「アルバ・セミプレナ」

重咲きと八重咲きのちょうど中間くらいの花びらの枚数が「半八重咲き」です。一重咲き~半八重咲きまでは、雄しべの色も大切なチャームポイントとなります。

 

 

上の写真の「アンジェラ」は咲き始めは黄色い雄しべが楽しめますが、比較的早く黒くなってしまいます。下の「アルバ・セミプレナ」は白い花びらと黄色の雄しべの対比がとてもきれいです。

 

花びら20枚以上が「八重咲き」

▲八重咲きの「ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール」

 

▲八重咲きの「シャルル・ド・ミル」

びらの枚数が20枚以上を「八重咲き」といいます。じつは花びらは雄しべが変化したものなので、花びらの枚数が多くなればなるほど、雄しべがない品種が多くなります。雄しべのない品種では当然、実がつきません

 

 

八重咲きのなかでも花びらの枚数が30枚以上のとくに花びらの多い品種を「完全八重咲き」と呼び分ける場合もあります。

 

 

上の写真の「ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール」は花びらの枚数が約75枚。下の「シャルル・ド・ミル」になると、一体何枚あるのか分かりませんね!

 

まとめ

「一重咲き」「半八重咲き」「八重咲き」という花びらの枚数による分け方は、便宜的なもので、人により捉え方はまちまちです。

 

 

今回ここで紹介した「花びらの枚数が1~5枚が一重咲き」「6~10枚が二重咲き」「10~19枚が半八重咲き」「20枚以上が八重咲き」という分け方も、わたしにとってはしっくりきたので取り上げましたが、厳密に決められているものではありません。

 

 

だいたいの目安ていどに考えておいてください!

 

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