こちら管理人の個人ブログになります。
ベランダや近所で見つけたことをのんびりと綴っています。
ゆるい感じでお楽しみください♪
あいびーですこんにちは♪
今年のバラの植え替えに備えて、さっき思い付いてベランダのバラのトゲを爪切りで切っていて、すごいもの見つけちゃいました!
じゃーん!
って・・・苦手だったらゴメンナサイ。
去年なんとなく購入したまま、花を見せてくれないミモザの枝にしがみついている白い虫!
「えー! なにこれーーーーー?」
たぶんカイガラムシだろうとは思ったけれど、頭にベレー帽のっけてるみたいで
しかも細い毛がふわふわしていて
ちょっとカワイイかも!
体長はすごく大きくて1cm近いのもいます!
とりあえず調べてみました。
名前はワタフキカイガラムシ
ワタフキカイガラムシ(Icerya purchasi Maskell 1878)は、カイガラムシの一種で、農業上の害虫。別名をイセリアカイガラムシともいう。昆虫綱カメムシ目ヨコバイ亜目ワタフキカイガラムシ科(Margarodidae)に属する。極めて多数の種の樹木に寄生し、被害を与える。
wikiさんから引用しています。
ワタフキカイガラムシまたはイセリアカイガラムシというカイガラムシのようです。
虫本体は茶色い部分で、後ろの白いところにはたっぷり卵が入っているらしい・・・(^^;
日本には明治40年代に苗木にくっついて入ってきたようですが、現在ではあまり見られないのだとか!
理由は生物兵器投入のため。
Rodolia cardinalis. Coccinellidae / gailhampshire
それがコレ。ベダリアテントウというワタフキカイガラムシの天敵なんですね。
1860年代にアメリカに入ったワタフキカイガラムシは猛威を発揮して、カリフォルニア州のミカン畑に壊滅的な被害をもたらしたのだとか! すごいですねぇ。それで、これはまずいということで、原産地のオーストラリアに昆虫学者のアルバート・ケーベレを派遣し、ケーベレがワタフキカイガラムシの天敵ベダリアテントウを発見。数回にわたりベダリアテントウをアメリカに送ったことが功を奏して、素晴らしい効果を上げ、アメリカのミカン農家では被害がなくなったのです!
この後、天敵導入による害虫防除を「ケーベレ法」と呼ばれたこともあったんだそうです。
日本ではベダリアテントウは1910年に静岡に導入され1912年には各県に配布されたのだとか! その成果のため、現在ではワタフキカイガラムシを見る機会はあまりなくなったのだそうです。
実際は、ベダリアテントウの方がずっと小さくて、 食事風景はこんな感じ。
ベダリアテントウは購入できない!
ネットで検索してみると「ベダリアテントウが欲しいんですが、どこで買えますか!?」という質問がちらほら見られます。困っている方がいるんですねー。でも、どうやら販売はされていないようで、自力で捕獲してくるしかないようです。
点がつながったような形のこのテントウムシ。近所で見かけたことがあるような気がするけど・・・。
現在ではあまり見られなくなった貴重な(?)ワタフキカイガラムシ。ミモザの樹液をがっつり吸っているようだけど、さて、どうしようかな!?
少し考えつつ・・・。
それじゃまたね♪
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