バラの蕾が上がってうれしい反面、今年のウドンコ病はすさまじい! 今回はあいびーの個人ブログになります。


今年はウドンコ病がすさまじい!

▲蕾がびっしり上がってきたアンジェラ

4月も中旬を過ぎると、バラの蕾が一斉に上がってきて、ロザリアンにはワクワクが止まらない季節になりますね^^ 我が家のアンジェラもたくさんの花房を上げて、今年もゴージャスに咲いてくれる準備は万全です。

 

▲「重曹オイルスプレー」、「バラ濃度薄いめ」の治療後

 

蕾はいつも通りだし、樹勢も十分なんだけど──今年はウドンコ病がすさまじい! 去年もひどかったんですが、今年のウドンコ病は気合入りすぎ! まぁ、寒暖の差が激しいから仕方ない気候ですかね。

 

じつはここ半月くらい、サイトを訪れてくださる方の多くがウドンコ病対策を求めての方々です。ウドンコ病対策ページの閲覧数がうなぎ上りになるのを見ながら、皆さまの悲鳴が聞こえるようで><。 がんばって! と祈らずにいられません。

 

▲植物油+重曹+食器用洗剤でできる

 

わたしはもちろん去年ご紹介した「重曹オイルスプレー」を使っていますが、まだ若葉だし安全性重視で「バラ濃度薄いめ」をスプレーしているので、白い痕が残りがち。治療はできているんだけど、白い痕が残ってしまうことが多いんですよね。しかも次から次へとウドンコ病が発症するので、いたちごっこのような状態で、葉っぱがかなり白いです。

 

もう少ししっかりした大人の葉になってきたら、「バラ濃度濃いめ」を使って、キレイにしていこうと思っています。

 

▼重曹オイルスプレーをご存じない方は、このページのウドンコ病のところからご覧ください

 

▲木立バラは「ベニカXガード」でしっかりガード!

 

一方「ベニカXガード」を使っている木立バラの方は、ほぼウドンコ病が出ていません。毎年必ず少し出る品種には出ていますが、ほとんどナシと言っていいほど。「ベニカXガード」は、もうベランダ栽培の必需品です!

 

▼「ベニカXガード」を詳しく知りたい方はこちらから!

 

黄色いテントウムシが大量発生!?

▲葉裏でじっとする「キイロテントウ」

ドンコ病まみれのアンジェラで、最近よく見かけるのが黄色い丸い虫。直径5mmほどの小さなツヤツヤの甲虫です。葉裏でじっとしているのをあちこちで見かけます。もしかして大量発生している!?

 

▲なんとウドンコ病の菌を食べるありがたい益虫!

 

調べてみると「キイロテントウ」という、小さいながらもテントウムシの仲間のようです。

 

なんとこの「キイロテントウ」、ウドンコ病など植物につく菌を食べるんだそうです! びっくりのありがたい益虫です。アンジェラがウドンコ菌まみれだから、やってきたんですね~。さすがに「キイロテントウ」だけでウドンコ病が治まることはないそうですが。まぁ、たっぷり食べていってください!

 

アンジェラなどのつるバラには「ベニカXガード」を使っていないので、毎年カマキッズやテントウムシなどがやってきます。それもちょっと楽しみだったりします^^

 

クシヒゲハバチの幼虫は物理駆除!

▲今年もやってきたクシヒゲハバチ被害

が家のベランダでは毎年クシヒゲハバチの被害があります。葉柄(葉の軸)に、白い点々がありますね。これがクシヒゲハバチの産卵痕です。

 

▲「ロハピ」意外と効いてるかも!

 

クシヒゲハバチは化学農薬が効かない厄介な害虫です。上の写真のように葉の真ん中から食べられた跡があったら、クシヒゲハバチの幼虫被害です。

 

わたしはヘタレでテデトール(手で取る)できないので、物理駆除するオーガニック系薬剤を使っています。今年は「ロハピ」(アース製薬)を使っていますが、けっこう効くようです。赤丸の中心に黒く縮んでいる幼虫の残骸があるのが分かりますか?

 

古土リサイクルがんばってます!

▲せっせと土ふるいで古土リサイクル

し前から古土リサイクルをがんばっています。ロザリアンなら誰しも必要な地味~な作業。これについては、また今度。

 

今回は、4月下旬の我が家のベランダガーデンの様子をお届けしました。チューリップやビオラなどの春花からバラの季節へと移り変わる途中ですね。

 

バラの蕾はうれしいけれど、病気や害虫被害も出てきてなにかと忙しい季節です。この時期の手入れが肝心だと思うので、がんばっていきましょうねっ!

 

▼あいびーの個人ぶろぐ「花と緑とあざらし猫」はこちら。気になる方はどうぞ。たまーに更新です。

 

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