1月6日の「ピンクマザーズディ」/冬の植え替え
▲植え替え後の「ピンクマザーズディ」
ピンクマザーズディの冬の植え替えを終えました。去年は、枝が思ったより大きく育ってきたので、それまでの鉢では窮屈な気がして6月に、6号鉢⇒10号鉢に鉢増ししました。
でも今回、鉢から抜いてみると、意外と根は小さく収まっていました。やはりポリアンサ系なので、HTやFに比べると根張りは小さいようです。
そこで今回はまず6号鉢に植え替え、育てていくうちに窮屈になってきたら8号鉢に鉢増ししようと思います。枝は23cmほどの長さに剪定しています。
2月25日の「ピンクマザーズディ」/芽吹きと芽かき
▲芽吹きが他の品種より早い!
他の品種にくらべ、「ピンクマザーズディ」は芽吹きが早いです。今年は暖冬なのも手伝って、もうこんなに新芽が展開してきています。最初に開いてきた葉にもうウドンコ病が出ていてがっかりしちゃいましたが──。今年から殺菌効果の高い次亜塩素酸水を導入したので、薄い目につくって散布しました。
▲枝先に固まって6つの芽が!
「ピンクマザーズディ」は、わりと芽が密集して出ることが多いです。この枝先になんと6つの芽がひしめいているので、育ちの悪い芽を4つ減らしました。
ここまでで、1年間のそだレポを完了します。
今回の「そだレポ」の感想
▲花色がピンクになる条件はけっきょくよく分からず・・・
ポリアンサ系を代表する「マザーズディ」の色違い「ピンクマザーズディ」の1年でした。ポリアンサ系は、ミニバラとフロリバンダの中間的な要素をもつバラです。そのせいか、ハイブリッド・ティーやフロリバンダに比べると少しクセのある育ちかたをしますね。
まず芽立ちがとても多いです。低いところからはあまり出ず、高いところで放射状にたくさん出る傾向があるので、株全体のバランスを取るため芽かきが必須だと思いました。
枝の更新がとても速いです。去年出たシュートが一番たくさん花を咲かせ、2年目の枝はそんなに多く咲かせません。3年目の枝は自主的に枯れてしまうようです。その分、ベイサルシュートの発生も多いです。
花は勝手に枯れ、脇芽が伸びてまた花を咲かせます。つまり、花がら摘みをしなくても、枝を切り戻さなくても、次の花を咲かせます。修景バラによくみられる特徴をもっています。
花色がピンクになる条件は結局わかりませんでした。日照がしっかりある環境なら問題なくピンクになると思うのですが、我が家のように3時間ていどの日照では、白~淡いピンクが精いっぱいのようです。
この品種、最近では「ハッピーマザーズディ」という名称をつけ、母の日のバラとして人気になっているようです。育てやすい品種なので、多くの方に楽しんでいただきたいです。今回のそだレポも参考にしてもらえたら嬉しいです!
育てた人紹介/あいびー
北よりの東向きベランダしかないのに、バラ栽培にはまってしまった主婦。日照不足に悩みながらも、バラ生活楽しんでいます。手間なくよく咲くバラが好き。趣味はバラ園巡り。小説とアニメも好き! 横浜在住
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