足利市にある「あしかがフラワーパーク」は、藤の花で有名な植物園です。紫はもちろん、白、黄色と、さまざまな藤がたのしめます。バラ園も充実していて、500種、2500株のバラが春と秋のシーズンを中心に色鮮やかに咲きます。さらに2018年にはフラワーパークの目の前にJRの駅が完成し、アクセスも抜群に! 詳細を紹介します。

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世界一美しいともいわれる樹齢150年の大藤は一生に一度は見るべき!

▲満開の藤の季節。園内は甘い香りに包まれる

木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」は、なんといっても藤が見事な植物園です。園のシンボル「大藤」は、樹齢150年。その枝は畳600枚を超えて広がり、長いものなら2m近くになる藤の花房が一斉に花開く4月中旬~5月中旬には、幻想的な光景を堪能することができます。

 

▲鮮やかな黄花の藤「キングサリ」

藤といえば紫色の花が一般的ですが、白花や、日本では栽培が難しいといわれる黄色の花もあります。あしかがフラワーパークでは、さまざまな花色の藤が、藤棚にしたりトンネルにしたりスクリーンに仕立てたりと、さまざまに見せ方を工夫して植えられています。さらに夜にはライトアップも行われ、昼とはまた違ったどこか怪しいたたずまいに魅了されます。

 

大藤4本と80mにおよぶ白藤のトンネルは栃木県の天然記念物に指定されています。

 

CNNが紹介する「世界の夢の旅行先」にも選ばれた実力!

年、世界じゅうから素晴らしい旅行先を厳選して紹介しているアメリカCNNトラベルの「世界の夢の旅行先」2014年には、ここ「あしかがフラワーパーク」が選ばれています。

 

そこには、大ヒット映画「アバター」の「魂の樹」にそっくりな光景がみられる! と紹介されています。言われてみれば確かにそんな雰囲気ですね!

 

▼CNNトラベルの記事はこちらからご覧ください

 

500種2500株のバラが咲くバラ園は、白藤のトンネルの隣に!

▲園内マップ 出展/あしかがフラワーパーク公式

が美しい「あしかがフラワーパーク」ですが、もちろんバラ園も整備されています。園内マップでいうと、中央下側の白藤のトンネルの隣にあります。ここには500種、2500株のバラが植えられています。通称「バラの島」と呼ばれる黄花藤のトンネルがある島にも、木立ち樹形のバラを中心にたくさんのバラが咲いています。

 

大きなバラ園は2カ所ですが、園内いたるところにバラが植えられていて、春ならシャクナゲやクレマチスとの競演が、秋ならアメジストセージのビロード状の紫の花とバラとの競演が楽しめます。

 

バラの見頃は春なら5月中旬~6月中旬、秋なら10月中旬~11月中旬

▲藤の季節とはまた違ったカラフルな花の競演が美しい春バラの季節  出展/あしかがフラワーパーク公式

ラの見頃は春と秋。春なら5月中旬~6月中旬秋なら10月中旬~11月中旬のそれぞれ1ヵ月です。

 

藤がひと段落した頃にピークを迎える春バラの季節には、シャクナゲやクレマチスが咲き、カラフルな花の競演が楽しめます。

 

▲秋バラ咲くローズガーデン 写真提供/ハナたろう

秋バラの季節には、いたるところに植えられた2万株のアメジストセージで紫色に染まった園内に、これまた色鮮やかな秋バラが映えます。

 

晩秋~冬は最高のイルミネーションが楽しめる!

▲晩秋、大藤には電飾の花がセットされる 写真提供/ハナたろう

つは「あしかがフラワーパーク」は晩秋~冬に行われるイルミネーションでも有名です。大藤には無数の光の花が咲くように電飾がセットされ、バラ園にも本物のバラの隣に電飾のバラが植えられます。

 

アメジストセージやバラの咲く晩秋のイルミネーション、クリスマスイルミネーション、年明けからのニューイヤーイルミネーションと、毎年3つのテーマで美しいイルミネーションが観られます。

 

▲幻想的な光の大藤 出展/あしかがフラワーパーク公式

イルミ期間中は平日 PM 9:00 まで、土日祝日は PM 9:30 まで開園しています。 

 

あしかがフラワーパークのイルミネーションは、2017年に「日本三大イルミネーション」に認定され、夜景鑑賞士が選ぶイルミネーションランキングでは2016年、2017年の2年連続全国1位を受賞しています。とくに電飾の花の再現力は「さすが花のプロのこだわりが感じられる」と、専門家をうならせているそうですよ!

 

2018年、JR両毛線に「あしかがフラワーパーク駅」が完成! 

6000台を収容できる無料駐車場完備で、車でも行きやすい「あしかがフラワーパーク」ですが、電車でのアクセスもとても便利になりました。2018年4月、JR両毛線に「あしかがフラワーパーク駅」が完成。ここから徒歩3分で「あしかがフラワーパーク」に到着します。

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訪れた人の口コミは?

5月

あしかがフラワーパークへ行くのは3度目です。過去2回も藤の季節に訪れました。
あしかがフラワーパークは大した所です。行く度に感心します。もとは大藤を公開したことが始まりなのだそうですが、それだけに終わらず、どんどん進化を遂げているのがこのパークのすごい点です。

今では一年に8つのテーマを作り、ツツジ・フジの後はバラ・クレマチス・シャクナゲ、その後はアジサイ・花菖蒲など、常に何がしかの花で来園者を楽しませてくれます。それだけではありません。花の少ない冬場はイルミネーションとライトアップをやっています。考えたものですねー。

一年を通じていつ行っても楽しめるあしかがフラワーパーク。それに加え、今回、私は驚くべきことを発見しました。花壇の寄せ植えに見苦しい花がらが一つもないのです。いったいどんな手入れをしているのでしょう?

きちんと手入れの行き届いた完璧な花々。あしかがフラワーパークは3度目でもやはり感動ものでした。

10月

藤の豪華さは言わずもがな、バラに関してもかなり気合い入ってますよ! 藤スペースよりバラスペースの方が広いと思えるくらいです。今秋は台風24号通過後すっかり秋めいて昼夜の寒暖差もあり、秋バラの花期も長くて11月半ばくらいまで咲いてくれそうな雰囲気でした。たくさんのバラが咲いていましたが、「夢想」というバラがかわいらしくて気に入りました。
 
イルミネーション営業もソロソロ始まるでしょうから、秋バラとのコラボも楽しめそうですね(ハナたろう)
 

▲「夢想」1999年 日本/武内俊介作出 写真提供/ハナたろう

 

12月

駐車場までは混雑してたけれど、臨時駐車場があったので駐車はすんなり。極寒だったけどとても良かったです! 恋人同士もファミリーもおススメできるイルミネーションだと思います。

 

アクセスと施設の案内

▲あしかがフラワーパーク入口 写真提供/ハナたろう

アクセス情報

■電車

JR両毛線/「あしかがフラワーパーク駅」下車 徒歩3分

     「富田駅」下車 徒歩13分

東武伊勢崎線からは、「久喜駅」にてJR東北本線に乗り換えて「小山駅」より両毛線を利用してください。

JR上野駅からは、JR東北本線にて「小山駅」乗り換えとなります。

 

■シャトルバス

東武伊勢崎線「足利市駅」から土日祝日のみシャトルバスを運行。

約30分で「あしかがフラワーパーク」に到着します。

 

▼運行時間などくわしくは、こちらで確認してください

 

■車

東北自動車道

佐野藤岡ICより、国道50号前橋・足利方面進行(約18分)

 

北関東自動車道

太田桐生ICより、国道122号経由、国道50号足利・小山方面進行(約20分)

足利ICより、国道293号経由、県道67号佐野方面進行(約15分)

佐野田沼ICより、県道16号経由、県道67号足利方面進行(約12分)

 

■駐車場

無料の大型駐車場(約6000台)あり

 

開園時間と休園日・入場料

開園時間

通常期/AM 9:00 ~ PM6:00 

ただし、藤の花期間はAM7:00~の早朝開園や、藤のライトアップ期間はPM9:00までの夜間開園あり

 

夏季・冬季/AM10:00 ~ PM5:00 

ただし、イルミネーション期間は平日/PM3:30 ~ PM9:00

イルミネーション期間の土日祝日/PM3:30 ~ PM9:30

 

休園日

定休日はありませんが、臨時休園する場合があるので、あらかじめ公式サイトのお知らせ一覧で確認してください。

 

注意

ペットを連れての入園はできません。

 

入園料

花の咲き具合により入園料が変わります。

藤の季節が一番高く、花の少ない季節は安い設定になっています。

遅い時間からの【夜の部】の入園料も設定されています。

 

大人/300~1800円

子ども/200~900円

 

詳しくは、下記公式サイトで確認してください。

 

レストラン・お土産ショップ

200名収容の大型レストランの他に、藤ソフトや佐野ラーメンが食べられるテイクアウトコーナーがあります。

花売り場では季節の鉢花や鉢苗を取り扱っています。もちろんバラ苗もたくさんあります。

お土産物ショップでは、人気の藤の香水や藤染めのストールなどが購入できます。

 

公式サイト

公式サイトのトップには、「本日の入園料」や「現在の花の状況」が分かりやすく表示してあります。

*お出かけのさいには、必ず公式サイトで確認してください。

 

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