半日陰栽培のため、これまでほぼ1輪咲きだった我が家のバラが房咲きになりました!昨年と変えたことといえば「ストレスブロック」の使用。その効果をご覧ください!


春バラのハイシーズンがやってきた!

▲主蕾が満開の「デスデモーナ」

日陰の我が家のベランダにも春バラの季節がやってきました。昨年そだレポした「デスデモーナ」の大株は、主蕾が咲きそろいました。

 

アーモンドピンクの花色に咲いた昨年と違い、今年は咲き始めだけ少しピンクがかっているけれどほぼ純白で、とても清楚な印象です。香りも少し淡いようで、これだけ咲いているのに近づかなければ香りません。

 

バラは毎年、表情や香りが違うのが楽しいですね。

 

▲可愛い花色の間に黒赤を挟むことで、どの花色も際立って

 

早咲きの「アレゴリー」(黒赤)と「リュシオール」(黄色)は、既にどちらも半分くらい終わっています。一番奥にあるのが「シェエラザード」(ローズピンク)。

 

黄色とローズピンクの間に黒赤を置くことで、どの花色も引き立てられた、いい色合わせになっていると思うのですが──どうでしょう?

 

▲ピエールも大輪に開花

 

花枝の長い「ピエールドゥロンサール」も、うつむき加減に美花を披露。

 

今年はバラの当たり年らしく、ロザリアンの皆さまもきっとたくさんの春バラに1年の苦労が報われた思いでしょう^^

 

今年は花数がすごく多い!

▲コロコロ可愛い「紅玉」が満開

つものようにリビング前に誘引した「紅玉」も、愛らしい球形の花をたくさん咲かせています。──でも、よく見るといつもの年と明らかに違うところがあるのです。

 

▲今年の「紅玉」は大きな房に咲く枝がチラホラ

 

これは同じ「紅玉」をリビング側から撮影したものです。黄色の丸印に注目してください。これは6輪の房咲きになった枝が、花の重さに耐えられず俯いて咲いている様子です。

 

もともと「紅玉」は房咲きする品種ですが、半日陰の我が家のベランダでも窓に近いところに誘引しているので、この「紅玉」の日照時間は多くても2時間です。

 

例年はこんなに大きな房になりません。ところが今年は、こんな枝がいくつもあるのです。

 

▲「デスデモーナ」はすべての花枝が房咲きに

 

「デスデモーナ」も蕾の数がとても多い。上の写真の花枝は6輪の房咲きです。なんと今年の「デスデモーナ」はすべての花枝が房咲きになっていて、この株についた春花の蕾は30輪ほど。昨年の倍の蕾があがりました。

 

▲フェンス際の花枝が房咲きになった「レディエマハミルトン」

 

もっとも顕著に分かるのが「レディエマハミルトン」。ベランダの一番外側、つまり一番日当たりの良いあたりの蕾が軒並み房咲きになっています。けれど少し内側に入ると1輪咲きです。上の写真左側に写っている2つの蕾は、どちらも1輪咲きです。

 

これまで我が家でこのバラは、ほぼすべて1輪咲きでした。けれどこの春は6本の花枝が房咲きになり、ぜんぶで24輪が咲きそうです。こちらも昨年の倍ほどの蕾の量です。

 

心当たりは、やはり「ストレスブロック」!

▲既に4本のベイサルシュートが発生!

かにも「紅玉」の株元から、ベイサルシュートがもう4本も出てきているし、例年コンパクトに育てている「ノヴァーリス」が今年はもう樹高80cmを越えているし・・・。

 

今年はとにかく全体的に生育旺盛! 昨年と今年の違いを考えてみると、要因は3つ考えられます。

 

1、今年の天候のおかげ!?

年は4月に雨が多く、こういう年はバラの蕾がたくさん上がりやすいのだそうです。そのため、今年はバラの当たり年と言われています。今年の天候のおかげという面もありそうです。

 

ただし、我が家のベランダは軒が深く、ほぼ雨の当たらない環境ですが・・・。

 

2、リサイクル土の配合が良かった!?

▲リサイクル土の配合、暫定の決定版!

たしは購入して1年たたない若い株には市販の「バラの土」を使いますが、大きく育った株には自分で調整したリサイクル土を使っています。

 

今年、良い結果が出ているのはどれもリサイクル土で育てた株です。つまり、冬の植え替えで使ったリサイクル土の配合が良かったのかもしれません。

 

▼この冬に使ったリサイクル土の配合はこちら

 

3、ストレスブロックの効果!?

▲環境ストレスを軽減する「ストレスブロック」

ラの育て方は例年と大きく変わりません。違うことといったら、今年から導入した納豆菌の散布と活力剤「ストレスブロック」(ハイポネックス)の散布くらい。

 

実験的な納豆菌散布のおかげで「紅玉」のウドンコ病の予防と改善に効果がありました。このおかげで「紅玉」の光合成量が増えたと考えられますが、「紅玉」以外のバラにも良い結果が出ていることを考えると──。

 

やはり「ストレスブロック」の効果が大きいと思います。

 

「ストレスブロック」は、暑さ、寒さ、日照不足、水不足などの環境要因からくるストレスを軽減する目的で作られたバイオスティミュラント資材です。我が家は1日の日照が3時間ていどと日照不足の環境なので、これを軽減するために今年4月から使い始めました。

 

今年4月の始めから「リキダス」と「ストレスブロック」を、規定よりも薄く希釈して水やりのたびに交互に与えて1カ月半・・・意外と短期間に効果を実感できて驚いています!

 

▼「ストレスブロック」について、くわしくはこちらをどうぞ

 

日照不足をサポートする物質と資材はほかにも!


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回わたしは「ストレスブロック」を使いましたが、じつは日照不足に効果を発揮する成分には光合成細菌由来の「5-ALA」(ファイブアラ)や「二価鉄」(にかてつ)もあります。

 

5-ALAを配合した資材には1万円以上する高価なものが多いのですが、「ペンタガーデン」は450mlで1500円前後と入手しやすい価格の液体肥料です。

 


メネデール(500ml)

 

二価鉄資材としてよく知られているのが「メネデール」です。商品名から芽や根を出すのに特化した活力剤と思われがちですが、じつは光合成を促進する効果も優れています。

 

それぞれ詳しくはまた別のページをもうけますが、日照不足な環境の方や、曇天続きの梅雨時期などに、ゼヒ活用してください!

 

まとめ

春バラの季節を迎え、我が家でもバラが咲き始めました。毎年、楽しみな春バラですが、今年のバラがあまりに蕾が多くて勢いが良くて驚いています。

 

思い当たるのは、やはり「ストレスブロック」。我が家の日照不足をかなり改善してくれたと感じます。

 

もちろん環境的な要因や、リサイクル土が上手くできたのかも知れないという要因、さらに「ストレスブロック」に少し含まれる肥料成分が効いたという可能性もありますが──。

 

でも、わたしと同じように日照不足を感じている方には、ゼヒ使ってほしいと思い記事にしました!日照不足を改善する資材は他にもあります。いずれ順に紹介しますが、どうぞ自分に合ったものを見つけてください!

 

▼「半日陰のバラ栽培」の記事は「冬の手入れ」の下にあります

 

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