ロザリアンの皆様、2024年あけましておめでとうございます。年始のご挨拶を申し上げます。
2024年。波乱の1年の幕開けです
新年、明けましておめでとうございます。
緊迫した世界情勢と、1日の能登の大地震、2日の飛行機事故と、厳しい1年を予感させるお正月となりました。被災された皆さまの、1日も早い復興をお祈り申し上げます。
わたし自身は、いつも通りの穏やかなお正月を過ごせています。こんなとき良く思い出すのが、ディズニーの「くまのプーさん」の1シーン。「何もない日おめでとう!」といって、まるでお誕生日のようにみんなでお祝いするシーンがあるんです。
ほんとうに、何もない日が一番だと、しみじみ思います。
我が家のバラには厳しい1年になる予感・・・
▲冬の植え替えを待つバラ鉢
ところで皆さま、冬の植え替えは終わりましたか? わたしは年内は気ぜわしくて、まだこれからなんです。
でも、じつは我が家のバラたちには厳しい1年となる予感です。
それは──
▲不調の「アジュール」に癌腫
これです。根頭癌腫病──。
昨年の春に店頭で予約購入した大苗の「アジュール」を開けたところ、根頭癌腫病が発覚しました。
じつはこの株、購入当初からとても状態が悪く、すべての枝先が枯れていました。しかし予約の段階で「キャンセル不可」と言われていたので、仕方なく購入したのですが・・・。
その後も瀕死の状態のまま冬を迎え、根を抜いてみて癌腫が発覚したという経緯です。もちろん、この株は交換してもらおうと思っていますが、問題はそれだけに留まりません。
▲うっかり剪定鋏を使いまわしてしまった・・・
まさか癌腫とは思わず、うっかり剪定バサミを使いまわしてしまったのです・・・。
我が家のバラ、全滅の危機です(==; これからの植え替えが怖いです(==;
わたし以外にも、冬の植え替えで癌腫が発覚した方も多いと思います。根頭癌腫病は、ロザリアンには深刻な問題ですよね。
昔は1000株に1本出るかどうかの稀な病気と言われていた根頭癌腫病。わたしが去年の春に購入した2鉢に限っては、罹患率100%。つまりどちらも癌腫持ちでした。
一般のロザリアンにはどうしようもない問題なので、どうか偉い先生方や死活問題となるメーカーさん、1日も早く問題解明をお願いします!
今年も役立つ情報満載でお届けします!
▲春満開のバラ園
毎年、春には素晴らしい景色を見せてくれるバラ。しかも四季咲きバラなら春ほどではないにせよ、2番花、秋花と、年に何度も花を咲かせてくれます。
ひと昔前は、バラは栽培が難しく、熟練した技術が必要とされる高嶺の花といわれたものですが、現代は違います。
国内外の育種家さんの努力のおかげで、気軽に育てられるバラも増えました。わたしのように、半日陰のベランダ栽培でもしっかり花を咲かせられます。
▲半日陰の、我が家の春のベランダ
バラの先生方は、とても良い環境で育てることを念頭にお話しされますが、実際は半日陰栽培になることがほとんどではないでしょうか?
今年は「半日陰」に焦点を当てた記事を多くしようと考えています。また、去年に続き「いつか無農薬」の記事もお届けします。
バラのそだレポや、バラ販売の有名店紹介もお楽しみに^^
バラの楽しい面はもちろん、怖い根頭癌腫病をはじめとしたバラの難しい面も合わせて、役立つ情報をしっかりお届けしていきます。
大変なこともあるけれど、今年も楽しんでいきましょう!
本年も、どうぞよろしくお願いします。
いつもいろいろ助けてもらえる応援レポーターさん、そしてわたしも、合わせてどうぞよろしくお願いします^^
あいびーさんあけましておめでとうございます。初めてコメントいたします。
今年はあいびーさんが、半日陰の記事を投稿してくださるとのことで、大変楽しみにしております。私も、日陰の鉢植えでバラを育てていますが、シュートが出にくいとか、徒長するとか、花付きが悪いと言った問題があります。それをどう工夫していくか、今年の課題です。
前回の土の記事もありがとうございました。家も土をゴミに出せない地域ですので、土を再利用したいのです。ですが家のバラの大半が癌腫で、この土はやはり再利用する気になれません。この土をどうするかも今後の課題です。
今年もあいびーさんの記事を楽しみにしております。
日当良子さん、初めまして。コメントをありがとうございます。
お名前に反して、日当良子さんも、日陰で鉢植えバラを育てていらっしゃるんですね。
半日陰ではなく「日陰」ということは、我が家より日照が良くないのでしょうか。
それは、なかなか大変だと思います。
仰る通り、徒長するし、花付きも悪い、シュートも出にくいです。
だから、通常のバラの育て方を参考にしても、「なんか違うなぁ・・・?」となってしまうんですよね。
でもそこを理解して育てれば、悩むこともないし、半日陰でもバラを楽しむ方法はたくさんあります。
土リサイクルに関して、癌腫バラを育てた土はリサイクルしにくいですよね。
ただ、癌腫は連作障害という記述をみたことがありまして。
さらに「カルスNCR」は連作障害を防ぐというのも、確か書いてあったと思います。
新品の培養土は消毒してあるので、ここに癌腫株を植えたら、それこそ癌腫の菌が増えてしまうと思うのです。
が、「カルスNCR」処理した有用細菌たっぷりの土なら、相対的に癌腫の菌を抑え込むことができるような気が・・・。
だから、癌腫株を育てていらっしゃるなら、一度「カルスNCR」処理したリサイクル土を試してみるのもアリのような気がしています。
もちろん、机上の空論の域を出ませんが。
あと、ご存じかも知れませんが、ピキャットクリアを使ってから植え付けるのも良さそうです。
数年前(使用期限切れのものですが^^;)のものを持っているので、わたしは今年、すべての株の植え付けに使ってみるつもりです。
最後に土処分について。
応援レポーターの天女の舞子さんもORCAさんも、
畑をしている方が喜んで引き取ってくれるとおっしゃってました。
もし心当たりがあれば、相談なさってみるといいかも知れません。
(少し強引なことを言うと、じつは土は自然物なので、土の上に撒いて捨てても罪に問われないそうです。
まぁ、倫理的に大丈夫なところがあれば、の話ですね。広い河川敷とか裏山とか・・・)
嬉しいコメントをありがとうございました。
とても励まされました。
あいびー
新年明けましておめでとうございます。 根頭癌腫病・・・怖いですよね。。。
僕もそだレポはいつも先にピンチなどしていましたが。
とあるショップから迎えた青系バラ2品種。あいぴーさんには画像で夏前に送った所。
残念ながら根頭癌腫病ですね。処分してくださいとアドバイスがありましたね。
ほんと、見事にコブが(笑
でも、土の入れ替えでねっこを洗いながら見た所。
親指の爪くらいのがたくさん。米粒のサイズでねっこにポツっと。
疑わしいのは全て処分。結果・
大半のバラを処分する事になりましたね。。。
さ~て、今回の土の入れ替えも根洗予定です。
どうか無事でありますように。。。
ORCAさん、明けましておめでとうございます。
根頭癌腫病ほんと怖いです。
今日、使用期限切れのピキャットクリアを使いました。
今年はこれで様子を見ようと思います。
わたしの場合、ピキャットクリアの記事を作りたかったので、
好都合といえば好都合なんですが、できれば台木屋さんには、
癌腫の出にくい海外産の台木を作ってほしいです。
あまりに癌腫株が多いようなら、ORCAさんもピキャットクリア使ってみますか?
本来なら、まだまだバラ経験の浅いORCAさんには、癌腫と共存しながらやっていくのは
オススメできないのですが、処分株多いとやはり萎えますし──。
明日にでも記事作成するので、ご覧になってくださいね!
あいびー