ロザリアンの春と秋のお楽しみといえば、庭に咲くバラですが。でも、もうひとつ楽しみにしているものがあります。それが「New Roses」。新しいバラをいち早く取材して、素敵な写真とともに紹介してくれるバラの専門誌です。2018年の秋号(Vol.24)が発売されたので、その内容をちょっとだけ紹介しましょう!

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New Roses は、こんな雑誌です!

「New Roses」は、産経メディックス社から春と秋の年2回発売されるバラの専門誌です。世界じゅうのバラの育種家やナーセリーが発表する新しいバラを、美しい写真とともに誌上でみせてくれる貴重な雑誌です。

 

4月に発売される春号は、昨年秋~今年春に発表の主要新品種がズラリと並ぶ「ローズブランドコレクション」。10月に発売される秋号は、毎年バラにちなんだ特集を組んでみせてくれる「スペシャルエディション」。

 

編集長は、玉置一裕さんです。

 

編集長・玉置一裕さんが選ぶ世界のニューローズは「国際バラとガーデニングショウ」でも人気の企画!

▲2018年の国際バラとガーデニングショウ「世界のニューローズベスト10」での紹介パネル

年5月に開催される「国際バラとガーデニングショウ」には、「New Roses誌」がそのまま企画展示になったような「世界のニューローズ」という展示があります。ここに紹介されるバラをセレクトしているのが、編集長の玉置一裕さんです。

 

発表間もない新しいバラを世界じゅうからよりすぐって実物でみせてくれるこの展示、毎年とても人気があります! 「New Roses誌」で写真で見て気になっていたあのバラの実物が見られる! と思えば、どうしたって人気になりますよね!

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2018年秋号の特別企画は「バラとくらしのマリアージュ」

▲Vol24の表紙の花は、青紫色が美しい「ブルー フォー ユー」

ラを育てる生活というのは、じつはとても豊かなものだと思います。たとえばほっと心をゆるめてくつろぎたいティータイムにお気に入りのバラがあったら、そのひと時はより豊かになるはず。そのバラが、自分が育てたバラだったりすれば満足感はさらに増します

 

水をやり肥料を与え、毎日、病気にかかっていないか虫がついていないかと手塩にかけてきたバラが咲いたときの喜びは格別です。1鉢でもバラはじゅうぶん魅力的ですが、庭があるならその豊かさはさらに広がります。バラ咲く庭の演出や、美しく整えられた庭でどう楽しむか。追求してもキリがないほど奥深い世界が広がります!

 

そんなバラとともに暮らす豊かな生活を、玉置一裕さんは「バラとくらしのマリアージュ」という素敵な言葉で表現してくれました。

 

どんなマリアージュが紹介されているのか、ほんの少しだけお見せしましょう!

 

有島薫さんが教えてくれる「小鳥がさえずる庭の四季」

▲美しいバラ庭と、愛らしい小鳥の姿が詰まったページ

用庭のついたマンションの1階に住み、鉢栽培を中心にしたバラと草花の庭づくりを楽しむローズライフアドバイザー有島薫さんが、小鳥が訪れる庭の楽しみを教えてくれます。

 

バードバスや鳥の巣箱は、それだけでも庭の素敵なアクセントになるし、なにより小鳥のさえずりが聞こえる庭は目だけでなく耳でも楽しめる上質な庭にランクアップします。実際に有島さんの庭を訪れている鳥たちのかわいらしい姿を、写真撮影も好きだという有島薫さん本人の写真で紹介してくれています。写真の腕前もなかなかですよ!

 

ネット購入はこちらから!


【書籍】New Roses Vol.24/産経メディックス/ローズブランドコレクション

京阪園芸のオンラインショップから購入すると、希望者にもれなくローズソムリエ小山内健さん直筆のサインつき本が入手できます!

 

珠玉のバックナンバーは、こちらから!


New Roses Vol.23―ローズブランドコレクション

2018年4月に発売されたVol23では、2017年秋~2018年春発表の主要新品種や人気品種を、ブランドごとに計162品種掲載しています。

 


New Roses Vol.22―SPECIAL EDITION for 2018 新しいバラの庭

2017年10月に発売されたVol22では、「新しいバラの庭」を特集しています。庭をキーワードに育種の考え方、利用例、デザイン、栽培方法、草花との混植、楽しみ方などを紹介しています。

 

まとめ

New Roses Vol24( 2018年秋号)がようやく発売になりました。毎号楽しみにしている方は、今か今かと心待ちにしていたのではないでしょうか!

 

今号の特集タイトルは「バラとくらしのマリアージュ」。バラを生活にどういかすか、バラのある生活の楽しみはどんなか、さまざまに発信されています。もちろん、新しいバラの紹介も含まれていますよ。

 

この雑誌、書店での扱い量があまり多くないし、しっかりとした紙質なので意外と重さがあります。だからネットで購入して自宅まで届けてもらったほうが確実にきれいなまま入手できます。しかも京阪園芸の通販から購入すれば小山内健さんの直筆サイン入り!

 

秋バラが終わった後のシーズンもずっとバラをみながら過ごしたい皆さまに、ぜひ手元に置いていただきたい一冊です!

 

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