あいびーです、こんにちは^^ 晩秋のよいお天気の日に、以前から気になっていた「ムーミンバレーパーク」に行ってきました。

 

「ムーミンバレーパーク」は、埼玉県飯能市にあります。我が家のある横浜からはちょっと遠いのですが、朝起きたらあんまりいいお天気だったので、「ドライブ行こうよ!」と、夫をせかしていざ出発です!


坂を下りたらそこは北欧!【メッツァビレッジ】

▲旗が飾られた坂道を下ると・・・

 

当日は、ほとんど何の予備知識もなく、「ムーミンバレーパーク」というのができたとTVでやっていたのを観ただけ、という頼りない情報で出かけました。どんな施設なのか、興味津々です!

 

駐車場は思いがけず無料でした! 終末は有料ですが、平日は無料なのだとか。らっきー♪

 

駐車場の奥から続く広葉樹の林を下ります。頭上にきれいな色の旗が並んでいて、ここからワクワクしちゃいますね^^

 

▲メッツァビレッジは、まんま北欧風

 

坂を折りきると、メッツァビレッジに到着です。メッツァビレッジというのは、湖のほとりにつくられた複合施設で、マーケット棟やレストラン棟、カフェ、雑貨のお店、木工体験施設、ハンモックのアスレチックやカヌー体験などのお店が点在している場所です。

 

上の写真は、奥の大きな建物の右半分がマーケット棟で、左半分がレストラン棟。写っていないけれど、左側に湖(宮沢湖)があります。ちなみに、「メッツァ」はフィンランド語で「森」の意味なのだとか!

 

▲湖畔は広く、のんびり過ごせそう

 

宮沢湖の湖畔は広く取ってあり、遊具はないけれど、座り心地の良い椅子が置いてあるので、豊かな自然をながめながらのんびり過ごせる場所です。晩秋だから枯れてしまっているけれど、夏なら青々とした芝生が広がっています。

 

いたるところに本物の木材が使用してあるので、とてもナチュラルで、北欧っぽさ満点! 全体に、自然を愛する大人のための施設という印象です。

 

▲ぬくもり溢れるクリスマスアイテムがずらり!

 

12月間近ということもあり、お店にはクリスマスアイテムがずらりと! 木を使った小物や、オーナメントがたくさんありました。どれも、一目で輸入品と分かるセンスのいいものばかりでしたよ。

 

メッツァビレッジは入場料無料。のんびり買い物したり、カフェで休憩したり、湖の側で日向ぼっこを楽しんだり、木工やカヌーに挑戦したり。メッツァビレッジだけでも足を運ぶ価値ありだと思います。ムーミンバレーパークも含めてペット連れOKなのも嬉しいですね^^ たくさんの方がわんちゃんと一緒に散歩を楽しんでいました。

 

本のゲートを通り、いざ【ムーミンバレーパーク】へ!

▲きれいに色づいたいろは紅葉

 

赤や黄色に鮮やかに色づいた紅葉を観ながら、湖沿いにしばらく行くと、ムーミンバレーパークの入り口に到着。

 

▲ムーミンとリトルミィがお出迎え

 

まず最初にムーミンとリトルミィの像がお出迎え。ふくよかなムーミンと、ちょっと斜に構えたリトルミィの視線! いやぁ、ムーミンの世界ですねぇ。しかもこの色使い! なんとも北欧ですよね^^

 

▲ムーミンたちのシルエットを切り抜いた本のゲート

 

ムーミンとリトルミィの像の隣には、ムーミンキャラクターのシルエットを切り抜いた本のゲートが並びます。

 

真ん中に写っている、とんがり帽子のシルエットはスナフキンですね^^ その向こうはスノークのお嬢さんかな。このあたりはフォトスポットになっていて、ムーミンキャラクターを切りぬいたところに立てば、あら不思議! すぐにムーミンの本の中に入れてしまうという趣向かなぁ~なんて、思いました。

 

本のゲートの一番奥にあるのが料金所です。

 

入園チケットは大人1500円。

 

アトラクション共通チケットは1300円。

 

今回は、どんな感じか全体的に観て回りたいので、入園チケットのみにしました。

 

▲湖の中に、見覚えのあるとんがり屋根の建物が!

 

入園するとお土産物ショップやパンケーキレストランがあり、道なりに進むと、どこかで観たことがあるとんがり屋根の建物が湖の中に建っています。

 

あれはっ!

 

ムーミンの物語によく登場する「水浴び小屋」ですね^^

 

対岸にある黄色く色づいた樹々を背景に、一気にムーミンの世界に来たという気分が盛り上がります!

 

水浴び小屋の右側に見えるロープは電線ではなくて、「飛行おにのジップラインアドベンチャー」というアトラクション。ワイヤーにぶら下がって湖の上を滑空するというもの。ときどきガガガッという滑空音と共に「わぁぁぁぁぁ!」って絶叫が聞こえてきたりします(^^;

 

▲ムーミン屋敷を発見!

 

入園してから、ぐるりと湖を回り込むかんじで結構歩いて、ようやくムーミン屋敷のある広場に到着。この特徴的な青い壁の鉛筆のような形の家、かわいいですよね。

 

家の前を流れている小川にかかる小さな木の橋・・・これも作品中、何度も出てくる橋ですよね。ムーミンとスノークのお嬢さんが手をつないで走っていたり、スナフキンが釣りをしていたり、リトルミィがちょこんと手すりに座っていたり。

 

▲家の前には白い花が群れ咲いて、いい香り!

 

ムーミン屋敷の前は花壇になっていて、冬をイメージしているのか白い花が植えられていました。花の種類はヴィオラとスイートアリッサムとノースポールとシロタエギクと・・・八重のストックかなぁ? ニオイアラセイトウのような香りが充満していました。ストックって、こんなに強い香りだったっけ?

 

▲居心地よさそうなムーミン屋敷の中

 

ムーミン屋敷の中は残念ながら入れませんでした。お屋敷のガイドツアーは、約30分間の有料アトラクションになっているようです。次回、来たときには参加してみたいです!

 

ムーミン屋敷のある広場には、キャラクターたちのショーが観られる「エンマの劇場」や、「リトルミィのプレイスポット」「海のオーケストラ号」などのシアターが並びます。他にもリトルミィのアイテムばかりを集めた「リトルミィの店」やムーミンキャラクターのポストカードがたくさん並ぶ「郵便」などの楽しい小さなお店も!

 

▲園内は紅葉がほんとうにきれいで!

 

飛行おにのジップラインアドベンチャーの受付の左側に上り坂があり、そこをテクテク歩いていくと、おさびし山エリアに行くことができます。上り坂は少々きついのですが、紅葉がとてもきれいで癒されます。

 

▲おさびし山が遠くに観える・・・という感じね^^

 

おさびし山の頂上には天文台が建っていますが、あそこまでたどり着くにはまだまだ数日かけて歩かなければいけないようです──。

 

▲木の手触りが優しいヘムレンさんの遊園地

 

おさびし山エリアには子どもたちの大型遊具があって、楽しそうな歓声が聞こえてきます。自由に落書きできる黒板とか、レジャーシートが広げられそうな広場もあって、ムーミンの世界観を崩さずに子どもたちが楽しめるエリアになっていました。

 

ベビーカーを押してきているママたちも結構いて、「前は混んでて大変だったけど、やっと落ち着いてきて、平日ならゆっくりできるね~」なんて話してました。常連さんですかね!

 

▲スナフキンはお留守

 

おさびし山エリアの奥にある階段を下りていくと、スナフキンのテントがあります。焚火の跡はあるけれど、残念ながらスナフキンはお留守でした。

 

ここがムーミンバレーパークの一番奥になります。一旦回れ右して、湖沿いの道をムーミン屋敷まで戻ります。よく晴れて、紅葉がきれいで、自然たっぷりの環境で、適度に人がいて。気持ちのいい散歩が楽しめました。

 

▲灯台前のカートにはチャームのお店が!

 

途中に灯台がありました。その前にあるカートはチャームを扱う小さなお店。これがなかなか可愛らしくて、ついいくつかお買い上げ^^ ていねいな作りで値段もリーズナブル。気に入りました!

 

▲彗星が落ちてくるっていうから、バスタブに大事なものを詰め込んで・・・

 

あちこちに、ムーミンの物語をほうふつとさせるアイテムが置いてあるので、それを知っているともっと楽しめそう。わたしがムーミンを読んだのは随分むかしなので、今度来るときには、ちゃんと読み返してから来よう! って思いましたね。

 

グッズショップと体感展示が楽しい「コケムス」

▲コケムスの建物の前には花をもったムーミン像

 

だいたい園内を一周したので、次はムーミン屋敷の奥にある「コケムス」という大きな建物へ! 

 

この建物は3階建てで、1Fが食堂と売店、2Fがワークショップとカフェ、3Fが体感展示スペースになっています。1Fの売店は、売り場面積も広く、商品も充実していておすすめです。

 

が、ショップを覗く前にまず3Fの体感展示を。ここも楽しいんです!

 

▲ムーミン谷のキャラクター勢ぞろい

 

体感展示スペースでは、人形にプロジェクションマッピングを組み合わせて、ムーミンのいろんなシーンを見せてくれます。たとえば歩くと水紋のできる床とか、3つのランプに火を灯すと花が咲くとか、たのしい仕掛けがあって、しかも自由に触れて、ムーミンたちと一緒に写真が撮れる。みんながカメラのついたスマホを持ち歩く現代に即したいい展示だと思います^^ 物語の中に入れる感じです。

 

3Fの体感展示はなんと無料なのです。

 

▲色鮮やかな巨大ジオラマ

 

3Fの展示室から階段で降りていくと、ムーミン谷を完全に再現した巨大なジオラマがあります。色鮮やかですごくていねいに作られているので、これも必見です!

 

すっかり歩き疲れたので、ここらでちょっと一休み。夕陽に染まるムーミン谷を観ながら、ゆっくりお茶してムーミンバレーパークを後にしました。

 

メッツァビレッジはすっかりクリスマスムードに

▲シンプルで北欧らしいイルミ

 

ムーミンバレーパークを出た頃にはまだ夕陽が残っていたのですが、途中、お土産ショップをのぞいている内に、すっかり暗くなってしまいました。

 

メッツァビレッジに戻ってみると、白いイルミネーションが樹氷した木立ちのように見えて、すごく北欧っぽい。

 

「そうそう、フィンランドのツリーとかイルミって、シンプルでこんな感じよね~」

 

なんて知ったかぶり言ってますが、じつはフィンランドは、トランジットで30分ほど空港内をうろついた経験しかないんですけど(^^; でも、空港内だけとはいえ、たしかにこんな雰囲気だったんです!

 

▲アイピローがお気に入り!

 

帰宅してみると、なんだかんだいろいろ購入していました。

 

クッキーにアイピローにスマホ用ミニバッグに香水石けんに木のバターナイフにチャームに・・・。なんて、とりとめのない雑貨群!

 

お出かけするなら、歩きやすい靴と服装でどうぞ!

▲小さなサンタが並ぶメッツァビレッジのお店

 

今回は、メッツァビレッジとムーミンバレーパーク全体をざっと見て回りました。ムーミンバレーパークまでは結構歩くし、園内にも坂や階段があるので、歩きやすい靴と動きやすい服装で出かけた方が良さそうです。どちらもまだできたばかりで、お店も施設もきれいでとっても楽しめました。

 

ショップの品ぞろえもよくて、思わずほしくなるものがたくさん。しかも全体にリーズナブルな値段設定で、ついアレコレ買ってしまうかも! ナチュラルな雰囲気が好きな方、北欧デザインが好きな方、ムーミンが好きな方、のんびり自然と触れ合いたい方、こんな方なら、きっと気に入ると思います。

 

次に来るときには事前にムーミンの物語をおさらいしておいて、アトラクションに参加してみたいですね。季節ごとのイベントもあるようだし、何度行っても楽しめそうです。

 

 

お出かけの際の参考になれば嬉しいです!

 

それじゃまたね!

 

メッツァビレッジ・ムーミンバレーパーク公式サイト

お出かけの際には、かならず公式サイトをご確認ください!

 

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