「本当に自分にできるのかな・・・」と、バラ育てに迷っていませんか? 向き・不向きを整理しながら、あなたに合う楽しみ方を見つけていきましょう。
このシリーズの読み方|ガイド+全5ステップ
バラ育てに「向き・不向き」って本当にあるの?
▲バラを育ててみたいけど、なかなか思い切れない
バラ育てに向いている人ってどんな人でしょう? 興味はあるけれど、なかなか最初の一歩が踏み出せない、そんなふうに感じている方は、とても多いです。
「難しいんじゃないか」「枯らしてしまうんじゃないか」「そもそも自分の性格に向いていないんじゃないか」と──。
バラが好きで大切に思うからこそ、いろいろ不安になってしまいます。でも、ひとつだけ言わせてください。
バラは「向き不向き」よりも、「バラとどう付き合うか」のほうがずっと大切です。
性格で「できる・できない」が決まるものではなく、自分に合ったバラとの付き合い方が見つけられるかどうか。そこが一番のポイントです。
ここでは「どんな人が向いているか」を考えるのではなく、あなたはどんな楽しみ方が合いそうかという視点で、いくつかのタイプをご紹介します。
バラ育てを楽しみやすい4つのタイプ
▲よく観察できる目をもつ人はバラ育てに向いている
1、じっくり観察タイプ
バラは、病気や害虫、気温や日差しなど、さまざまな影響を受けながら育ちます。
葉の色が少し変わった
新芽の伸びがいつもと違う
虫に食べられた跡がある
そんなちょっとした変化に気づける人は、バラ育てととても相性がいいです。早めに気づいて対処すれば、大きなトラブルになることはほとんどありません。
「よく見てあげられる」
ちょっと難しい言葉を使って「観察眼」なんていいますが、バラ育てでは、これはかなり大事なスキル。それだけで、バラはぐっと育てやすくなります。
2、コツコツ積み上げタイプ
バラ栽培に必要なのは、特別な才能でもインスピレーションでもありません。
水やり、肥料やり、切り戻し、病虫害対策・・・。こうした日々の積み重ねがもっとも大切です。あなたの手入れは、バラにとっては環境です。
バラが好む環境を切れ目なく与え続ける──派手さはないけれど、確実に結果につながる大切な作業をコツコツ続けられる方は、バラ育ての手ごたえを実感しやすいです。
3、試行錯誤を楽しめるタイプ
バラ栽培は、教科書通りにいかないこともあります。なぜなら、家庭ごとに環境が違うし、品種ごとに少しずつ性質も違うからです。
そんなとき、ひたすら不安になってしまう のではなく「どうすればうまくいくかな?」と頭を切り替えて考えられる人は、バラ育てにとても向いています。
少し理科の実験のような感覚で、調整していく楽しさ。この過程が好きな方は、バラ育てにハマりやすいタイプです。
4、ゆるく受け止められるタイプ
どんなに大切に育てても、うまくいかないことはあります。近年の暑さで弱ってしまったり、思わぬトラブルが起きたり。
そんなときに「ダメだった・・・」と落ち込みすぎるのではなく、原因に納得したらゆるく受け止め、次のバラへとシフトしていける人。
失敗を経験として積み重ねられる人は、長く楽しめます。
少し工夫すれば楽しめる3つのタイプ
▲ついバラを枯らしてしまう・・・そんなことも
ここからは「ちょっと不安があるかも」という方向けです。でも安心してください。やり方次第で、しっかり楽しめます。
1、すぐに結果が欲しいタイプ
バラはゆっくり育つ植物です。 大人の木になるまでには、数年かかります。
でも──「大苗と呼ばれるタイプの苗」なら購入して数か月後に花が咲き、「開花株」を購入すればすぐに花を楽しめます。
「待つのが苦手」でも、始め方を調整すれば大丈夫です。
2、つい放置してしまうタイプ
忙しかったり、習慣がないと、ついバラの手入れが後回しになってしまうことも。そんな場合は、続けやすい工夫をしましょう。
たとえば「目につく場所に置く」とか「お世話をするタイミングを決める」とか。さらに、積極的に「バラ仲間や情報に触れる」ことで、バラへのモチベーションが保たれます。
環境を少し整えるだけで、ぐっと続けやすくなります。
3、忙しくて時間が取れないタイプ
バラは“常に手がかかる植物”というイメージがありますが、実際はそうでもありません。まとまった作業があるのは主に冬。それ以外は、日々の観察と基本的なお世話が中心です。
さらに鉢栽培ではなく地植えにするとか、手間のかからない品種を選ぶことで、負担はかなり軽くできます。
それでも本当に余裕がない時期なら、無理に始めなくても大丈夫。いつか心に余裕ができたなら、そのとき改めてバラ育てにチャレンジしましょう。
「向いてないかも」と感じる方へ
▲日照3時間のベランダでも、バラはちゃんと咲きます!
ここまで読んで、「自分は向いていないかも」と感じた方へ。その多くは、「きっと無理に違いない」という漠然とした不安から来ていることが多いです。
枯らしたらどうしよう
忙しくなったら続けられないかも
うまく育てられなかったら嫌だな
生き物を相手にするわけだから、そんな不安がわいてくるのはとても自然です。でも実際に始めてみると「思っていたより大丈夫だった」と感じる方がとても多いです。
今はバラ育てに「便利なアイテム」がたくさんあります
▲土に撒くだけで病気が予防できる便利な資材
ここ10年で、バラ栽培のハードルはかなり下がっています。
病気に強い品種が増えたし、育てやすい鉢も登場しました。水やりタイミングが分かるアイテムもあれば、手軽に使える薬剤もさまざまに開発されています。
こうしたものを活用すれば、初心者でも十分に育てられます。昔のイメージほど、難しいものではありません。
バラ育ては「自分のペース」で楽しめます
バラ育ては、しっかり取り組むこともできるし、 ゆるく付き合うこともできます。
「たくさんの品種を集める楽しみ方 」も「お気に入りを1〜2株大切に育てる楽しみ方」も、どちらも正解です。「こうしなければいけない」はありません。
自分のペースで、自分のスタイルでバラと付き合いましょう。
まずは1鉢から始めてみませんか?
▲ベランダでも、一鉢あれば、これだけ楽しめる
あれこれ考えるより、まずは1鉢から始めてみましょう。1年間育てると、バラのサイクルが自然と分かってきます。 そうすれば2年目以降は、ぐっと楽になります。
※ただし、ひとつだけ大切なポイントがあります。
小さくて安価な「ミニバラ」は、 初心者には育てにくいものが多いです。最初は、しっかり育てる前提で作られたバラ苗を選ぶのがおすすめです。
まとめ│バラは「選べる趣味」です
▲自分に合ったバラ育てが、きっと見つかる!
バラ育ては「向き・不向き」で決まるものではありません。自分に合ったやり方を選び、無理のないペースで続ける。それだけで、じゅうぶん楽しめる趣味です。
完璧にやろうとしなくても大丈夫。まずは小さく始めてみて、 少しずつ自分のスタイルを見つけていきましょう。
あいびー
きっちりやりたいなら、きっちりと。ゆるく楽しみたいなら、ゆるく。
「自分スタイル」を選んで楽しめるのがバラ栽培です。
だからこそ、まずは一鉢。気楽に始めましょう。
YOUまずは一鉢ね。でも・・・どんなバラを選べばいいの?
あいびーそう思ったら、次はYOUちゃん人生最初に育てる1株──。
初心者でも失敗しにくい「ファーストローズの選び方」をわかりやすく紹介するね。
初めてのバラ育て入門編│全5ステップ
バラと小さなガーデンづくり
はじめてのバラ育て|無理なく始めるための入り口
▲このページは、本編(全5ステップ)に進む前のガイドです
バラと小さなガーデンづくり
1、バラ育てってどんな感じ?難しい?ちょっと気になっている「あなた」へ
バラと小さなガーデンづくり
2、バラ初心者は何から始める?最初の一歩がわかるガイド
バラと小さなガーデンづくり
3、バラ育ては本当に大変?初心者が失敗する理由と、楽に続けるコツ
バラと小さなガーデンづくり
4、バラのある暮らしの楽しみ方|自分スタイルで広がる趣味の世界
バラと小さなガーデンづくり
5、バラ育ては自分に向いている?迷っている方へ|タイプ別に見つける楽しみ方
▲今ココ










