冬剪定では、押さえておきたい基礎知識がいくつもあります。今回は、四季咲きの木立ちバラを実際に冬剪定する前に、頭に入れておきたいポイントを5つに絞って紹介しています。


CONTENTS

四季咲きの木立ちバラ。冬剪定前に押さえておきたい基礎知識

▲良い芽を確認しながら冬剪定

ろそろバラの休眠期も終わりに近づいた2月は、バラの冬剪定のベストシーズンです。

 

冬剪定はバラの休眠時期ならいつでもできますが、2月になればほとんどのバラの芽が膨らんできているので、良い芽を確認しながら剪定できます。そのため芽選びに失敗がなく、この時期が冬剪定の適期と言われるのです。

 

四季咲きの木立ちバラとは?

▲四季咲きの大輪バラ「イントゥリーグ」 写真提供/ハナたろう

回は「四季咲きの木立ちバラ」の冬剪定について基本的なところを紹介します。実際に冬剪定を行う前に、まず基本的な知識を確認しておきましょう。

 

「四季咲きの木立ちバラ」とは、ハイブリッド・ティー(HT)系統やフロリバンダ(FまたはFl)系統のバラをさします。近年主流のシュラブ(S)系統のバラの場合は、四季咲きする品種で、木立ち仕立てにしているものなら同じように冬剪定できます。

 

ただしシュラブ系統のバラは気まぐれで、必ずしも教科書通りに行きません。基本は木立ちバラと同じですが、シュラブは品種次第なところがあるので、思い通りに行かないこともあります。そこは何年も育てながらどういう剪定をすればより良い結果になるか、品種ごとに考えながら工夫してみてください。

 

今回は基礎知識編、次回は実践編

▲冬剪定した方が状態の良い株に仕上がる

剪定をしなくても、バラが枯れるわけではありません。でも、冬剪定することで状態の良い花をたくさん咲かせることができ、病気や害虫被害に遭いにくい株にすることができます。

 

詳しくは、「バラを冬剪定するのはどうして?冬剪定しないとどうなる?【バラ初心者YOUのQ&A】」のページをご覧ください。

 

▼冬剪定する理由については、こちらをどうぞ

 

冬剪定はバラの枝を短く切り詰めるので、初心者にとってかなり怖い作業です。わたしも、なかなか切ることができませんでした。どこをどう切ればいいのか、逆にどこを切ってはいけないのか、はっきり分からないので怖かったのです。

 

今回は、初心者にも分かりやすいように、冬剪定の基本を5つのポイントに絞って紹介します。今回の基礎知識を踏まえて、次回は冬剪定を実践していくつもりです。

 

ポイント1、株の高さを調整して、人間が花を観賞しやすいようにする

人の目線から逆算して、地植えなら1m以下に、鉢植えなら70cm以下に剪定

▲高くても目線までの高さに花が咲くよう逆算して考える

剪定の「ポイント1」は、株の高さを低く抑えることです。

 

去年1年を過ごしたバラは、けっこう樹高が高くなっているはずです。場合によっては、背丈を越えてしまっている株もあるでしょう。そのまま冬剪定しなかったら、今年の花は頭上の高いところに咲きます。花を観賞するという意味では、ちょっと高すぎますね。

 

できれば花は、人の目線より見下ろす高さに咲かせたいところです。人の目線の高さというと130cmくらいでしょう。

 

バラは春の1番花、2番花、秋花と、どんどん樹高が高くなりがちです。それも考慮して逆算し、冬剪定では地面から1m以下に抑えたいところです。

 

地植えなら株元から1m以下に、鉢植えの場合は鉢の高さを差し引いて、高くても株元から70cmまでの樹高に冬剪定したいですね。

 

鉢植えは地植えよりもコンパクトにする

▲地植えと鉢植えでは根の大きさが違う

を観賞する高さからいえば、地植えなら1m以下、鉢植えなら70cm以下でいいのですが、鉢植えバラの場合はよりコンパクトにするよう心がけたいもの。

 

理由は、根張りの違いにあります。地植えのバラがどんどん根を張りたくさんの養分を得ることができるのに対して、鉢植えバラは鉢の中だけしか根を張ることができません。

 

根の大きさと地上部分の大きさは比例しています。鉢植えバラは根が小さい分だけ地上部分が大きくなりすぎないよう、コンパクトに仕立てた方が良い結果につながります。しっかり深いめに冬剪定しましょう。

 

背が高くなりやすいバラに注意!

▲頭上、高く咲く「クイーンエリザベス」の秋花 写真提供/天女の舞子

いハイブリッド・ティー系統のバラには、1年でぐっと樹高が高くなってしまう品種が多くあります。樹高が高くなる品種ほど、冬剪定ではしっかり短く剪定します。とくに「クイーンエリザベス」は樹高が高くなりやすい品種の代表です。しっかり冬剪定するよう心がけます。

 

比べて近年主流のシュラブ系統のバラは生長するまで時間がかかるものが多いので、比較的ゆるやかな剪定でも大丈夫。もちろん、品種次第ですが。

 

▲花枝が1mある「ナエマ」の木立ち仕立て

 

なかには花枝がとても長い品種があります。とくに有名なのがシュラブ系統の「ナエマ」です。「ナエマ」は花枝が1mほどあるので、1mの樹高に冬剪定すると春花は2mの高さに咲きます。花枝の長い品種ほど、ガッツリ冬剪定して樹高を抑えなければいけません。

 

とはいえ、このバラの花枝はどれくらいだったか、ひとつひとつ覚えていないことも多いでしょう。そんなときは、バラ苗販売サイトの品種紹介で「切花向き」と表示されている品種かどうかを調べましょう。「切花向き」と表示されている品種は花枝がまっすぐ長く伸びるバラです。

 

ポイント2、良い花の見込めない古枝や細枝を整理して、エネルギー効率を最適化する

▲冬剪定前、細枝だらけの株

剪定の「ポイント2」は、不要な枝の整理です。

 

冬剪定前の株には、枯れ枝、細枝、調子を崩している枝など、残しても花を咲かせられない枝がたくさんあります。これらの枝を整理する(切り取る)ことで、花を咲かせられる状態の良い枝だけにエネルギーを注げるようにします。つまり、エネルギー効率を最適化するのです。

 

枯れ枝は誰でもわかるので、次に「細枝」と「調子を崩している枝」について、詳しく紹介します。

 

残す枝の太さは、花の大きさに合わせて変える

剪定では、春に花を咲かせられる太さの枝だけを残し、それより細い枝は切り取ります。花を咲かせられる枝の太さは、花の大きさで決まります。

 

花が咲くためには、大輪花は鉛筆の太さ以上、中輪花は割り箸の太さ以上、小輪花は竹串の太さ以上、必要です。

 

大輪花は鉛筆の太さ以上で咲く

▲花径13cmの大輪花「ブルームーン」

ラの花径8~13cmの花は、大輪花と呼ばれます。大輪花の品種は、鉛筆以上の枝の太さで咲くことができます。

 

▲大輪花は、鉛筆の太さ以上で咲く

 

上の写真に写っている3本の枝のうち、鉛筆の太さより太い中央の枝だけが大輪花を咲かせられる枝です。左右の枝を残しても、花を咲かせることができないので、鉛筆の太さのあるところまで切り戻すか、つけ根から切り取ります。

 

中輪花は割り箸の太さ以上で咲く

▲花径8cmの中輪花「レディエマハミルトン」

ラの花径5~8cmの花は、中輪花と呼ばれます。中輪花の品種は、割り箸以上の枝の太さで咲くことができます。

 

最近では、中輪花のなかでもやや大輪ぎみの花を「中大輪花」と呼ぶケースがあります。上の写真の「レディエマハミルトン」は花径8cmていどの中輪花ですが、8.5cmくらいになることも多く、「中大輪花」と呼ばれることがあります。

 

中大輪花は、近年のバラに多いサイズです。

 

▲中輪花は割り箸の箸先の太さ以上で咲く

 

割り箸は持ち手側と箸先とで太さが違いますが、持ち手側は鉛筆とあまり変わらない太さなので、箸先の太さを参考にします。

 

箸先ていどの太さがあれば、中輪花を咲かせられます。中大輪花の場合は、これより気持ち太い目を意識します。

 

小輪花は竹串の太さ以上で咲く

▲花径4cmの小輪花「紅玉」(つるバラ)

ラの花径3~5cmの花は、小輪花と呼ばれます。小輪花の品種は、竹串以上の枝の太さで咲くことができます。

 

▲小輪花は竹串の太さ以上で咲く

 

つるバラでも木立ちバラでも、小輪花を咲かせる品種なら、竹串の太さがあれば花を咲かせることができます。

 

 

シュラブ系統のバラは、やや細くても咲きやすい

▲細枝に咲く「デスデモーナ」(イングリッシュローズ)の2番花

れまで紹介したように、セオリーでは大輪花の品種なら鉛筆サイズ以下の枝は不要、中輪花なら割り箸サイズ以下の枝は不要、小輪花なら竹串サイズ以下の枝は不要となりますが、シュラブ系統の品種はセオリーから少し外れています。

 

上の写真を見てください。おそらくこれは2番花だと思われますが、かなり細い、竹串より少し太い枝に1番花とそん色ない大きさの花を咲かせています。

 

シュラブ系統の品種の場合、セオリーよりも少し細い枝でも、状態の良い花を咲かせやすい傾向があります。

 

黄色が強い枝は調子を崩している枝

▲黄色っぽい枝は、やがて淘汰されていく枝

に黄色っぽい枝は調子を崩している枝です。上の写真では違いが分かりにくいのですが、中央の枝が黄色が強く、調子を崩している枝です。

 

おそらく、剪定後に新芽がうまく生育できなかった枝だろうと思います。一応、頂芽が伸びようとしていますが、よく見ると枝の付け根に赤い芽があります。株自身がこの枝を諦め、枝の更新をしようとしているようです。

 

こういう調子を崩している枝は、いずれ淘汰されてしまいます。つけ根から切り取りましょう。

 

ポイント3、どの枝にもまんべんなく日光が当たるように、枝の向きや高さを調節する

株全体をドーム型に整えよう!

▲冬剪定で目指すのはドーム型

剪定の「ポイント3」は、株全体の形をドーム型に整えることです。ドーム型に整えることで、どの枝にもまんべんなく日光が当たり、そろって生長することができます。

 

まだ枝の少ない若い株は、うまくドーム型に整えられないかもしれません。でも、将来ドーム型になるよう意識して剪定することで、形の良い株に育てることができます。

 

枝をドーム型に整えるのは、庭の中央など開けた場所での整え方です。壁際などの1方向からしか日光が当たらない場所では「段差剪定」が適します。「段差剪定」については、後述しています。

 

続いて、剪定でやりがちなNG枝をいくつか紹介しましょう。

 

NG枝その1、陥没枝

▲ドームの中央で、1本だけ極端に短い陥没枝

みあった枝の真ん中に、陥没したように短く剪定するのはNGです。やがて周りの枝に葉が茂ってくると陥没枝に日光が届かず、結局、陥没枝は生長できずに枯れてしまいかねません。周りの枝が多い大きな株ほど、陥没枝は致命傷になります。

 

ただし、まだ枝数の少ない若い株や株の端にある枝なら、短い枝があっても日光が届くので、そう問題にならないことが多いです。

 

NG枝その2、飛び出し枝

▲極端に背の高い枝がある「飛び出し枝」

ーム型のラインより、1本だけ長く飛び出した枝もNGです。前年発生した勢いの良いシュート枝が、こういう「飛び出し枝」になりやすいので注意しましょう。

 

前年のシュート枝の処理については後述します。

 

NG枝その3、絡み枝

▲狭い範囲に混みあい交差している絡み枝

同士が適度な間隔を保てず、狭い範囲に混みあって伸びている枝や、交差する枝を「絡み枝」と呼びます。これもNG枝です。枝数を減らし、すべての枝の周りに適度な間隔があるように整えます。

 

壁際は段差剪定に!

▲壁際に有効な「段差剪定」

物の壁や塀の前にあるバラには、段差剪定が適しています。

 

こういう場所では日光は前面からしか差さず、壁側は極端に暗くなるので、日光が当たる方を短く、壁側を高くしているのです。こうすることで、壁側の枝にもしっかり日光が届きます。

 

前年のシュート枝の処理のしかた

▲図1 「飛び出し枝」の春花

年に発生したシュート枝は勢いが良く、それ1本だけが「飛び出し枝」になりやすい枝です。シュート枝は見るからに立派なので、つい大事にして長く切り残した結果、このような「飛び出し枝」になるのです。この「飛び出し枝」を放置するとどうなるかを見ていきましょう。

 

株のエネルギーは「飛び出し枝」ばかりに注がれます。「飛び出し枝」は旺盛に生長し、花もたくさん咲かせます。一方、それ以外の枝は生長を止めてしまいます。なんとか蕾を上げても、貧弱な花しか咲かせることができません。

 

株が、勢いの良い「飛び出し枝」ばかりを贔屓(ひいき)してしまうのです。

 

▲図2 いずれ周りの枝が枯れてしまう

 

「飛び出し枝」のある株は、いずれ生長できなかった周りの枝が枯れ、「飛び出し枝」だけが残ってしまいます。こうして意図せずに、スタンダード仕立てのようになってしまいがちです。

 

▲勢いの良いシュート枝はやや短く冬剪定

 

前年の勢いの良いシュート枝を「飛び出し枝」にさせないために、枝の勢いを制御することが必要です。陥没になりすぎないていどに他より短くカットして、他の枝と歩調を合わせて生長できるよう冬剪定します。

 

ポイント4、切る場所と切り方を確認しよう!良い外芽の5ミリ上を真っ直ぐ切る

良い芽と悪い芽の見分け方

▲良い芽は赤く締まった印象

剪定をする位置は、良い芽の5ミリ上です。まず、良い芽と悪い芽の見分け方を紹介します。良い芽はしっかり締まった感じの赤い芽です。上の写真のような芽が良い芽です。

 

この芽の上5ミリのところで剪定するのがセオリーです。

 

続いて悪い芽をいくつか紹介します。

 

▲黒く潰れてしまっている芽は伸びない悪い芽

 

黒く潰れたような芽、枯れた芽は典型的な悪い芽です。こういう芽を残しても育ちません。

 

▲茶色く締まりのない芽

 

茶色く締まりのない芽もあまり良くありません。締まった赤い芽があれば、そちらを残しましょう。

 

▲細く伸び出している芽もあまり良くない芽

 

細く伸び出している芽もあまり良い芽とはいえません。締まった赤い芽があれば、そちらを残しましょう。

 

内芽か外芽か確認する

▲外芽を残すことで、広がりのある樹形にできる

ラの枝の、株の外側についているのが外芽、内側についているのが内芽です。上の図でいえば、赤い芽が外芽で、青い芽が内芽です。

 

外芽の上で剪定することで、株の外側に向かって枝がのびのびと広がりながら育っていきます。

 

反対に内芽の上で剪定すると、株の内側に向かって枝が伸びてしまうので、枝同士が混みあい、日光の届かない枝が出たり、病気や害虫が発生しやすい樹形になってしまいます。

 

芽の5ミリ上、または1センチ上を真っ直ぐCUT!

▲斜めにカットすると、芽を傷つけてしまうかも

い外芽が見つかったら、その上5ミリのところを真っ直ぐカットします。斜めにカットすると、上の図のように、せっかくの良い芽を傷つけてしまう恐れがあるので注意しましょう。

 

でも低い位置の剪定は、どうしてもハサミを上から入れるので斜めにカットしがちです。そんなときには、芽の5ミリ上ではなく、1センチくらい上をカットすればいいと思います。

 

▲5ミリ以上残した枝先は枯れてくる

 

そもそも芽の5ミリ上をカットしましょうと言われるのは、長く残しておいても5ミリより上は自然に枯れてしまうからです。

 

この枯れ込みはこれ以上広がらないので、とりあえず1センチ上でカットして、後で枯れたところを切り取れば問題ありません。せっかくの芽を傷つけてしまうリスクを考えると、初心者には1センチ残す剪定をオススメします。

 

ポイント5、特殊な育ち方をする品種に注意!

シュート更新の激しい品種 叢生(そうせい)樹形

▲株元から放射状に枝が伸びる叢生樹形

ラには、シュート更新の激しい品種があります。こういうタイプは毎年たくさんのシュート枝を出す一方、古い枝が劣化しやすい特徴があります。

 

こういうタイプのバラは株元から枝が放射状に出るので、叢生(そうせい)樹形と呼ばれることがあります。

 

我が家のバラでは、「レディエマハミルトン」「マザーズディ」、つるバラの「紅玉」がシュート更新の激しいタイプです。ミニバラにもいくつかあります。

 

▲「ピンクマザーズディ」の株元

 

品種により枝の劣化速度はそれぞれだと思いますが、「マザーズディ」や「紅玉」は、前年咲いた枝は今年もうほとんど咲きません。なので、前年に発生した新しいシュート枝だけを残して、それ以外は冬剪定で切り取ってしまいます。

 

シュート枝が出にくい品種

▲「アイスバーグ」はシュート枝が出にくい

生(そうせい)樹形のバラと対照的に、シュートが発生しにくい品種もあります。株が若い内の数年はシュート枝が発生するものの、その後シュート枝が出なくなってしまうのです。

 

このタイプの品種は古い枝が劣化せず、何年も新芽を出し続けます。安易に「これはもう古い枝だから」と、切り取ってしまってはいけません。

 

代表的なシュート更新しないバラは「アイスバーグ」です。イングリッシュローズの「デスデモーナ」もシュート更新しにくい品種です。

 

ミニバラの冬剪定

▲叢生樹形のミニバラは、刈り込み剪定でOK

ニバラはサイズが小さいだけで、木立ち樹形のミニバラもあれば、叢生樹形のミニバラもあります。木立ち樹形のミニバラは、普通サイズのバラと同じように良い芽を確認して1枝ずつ冬剪定することができます。

 

でも叢生樹形のミニバラの場合、小さな芽をひとつひとつ確認するのも大変です。枝数が多いなら、上の写真のように形だけ整える刈り込み剪定をしても大丈夫です。

 

まとめ

今回は冬剪定の基礎知識編として、実際に冬剪定する前に覚えておきたいことを5つのポイントで紹介しました。書き出してみると、けっこうなボリュームでしたね。

 

①樹高、②残す枝の太さ、③株全体の形、④切る場所と切り方、⑤特殊な品種 と、いろいろ考えながら実際に枝を切っていくのですが、最初から上手くいかなくても大丈夫です。

 

だいたい枝が2本しかないような若い株でドーム型はつくれません。ほかにも日当たりが悪くて枝があまり育っていないとか、病虫害の影響で生育状態が良くないとか、さまざまなケースが考えられます。

 

株の枝ぶりは1回の冬剪定で完成させるものではなくて、毎年少しずつ理想形に近づけていくイメージで行うものだと思います。年を追うごとにわたしたちの経験も積み重なるものです。いずれ、満足いく冬剪定ができるようになればいいのだと思います。

 

トライ&エラーを繰り返しながら上達していきましょう!

 

冬剪定の記事は次の順番で読み進めてください。

 

▼① 冬剪定する理由

▼② 冬剪定の基礎知識編

▼③ 冬剪定の実践編

▼④ 剪定手直し 枝げんこつ剪定

 

 

▼季節ごとのバラの手入れ一覧は、こちらからどうぞ

 

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