もしかしたら多肉植物が「コガネムシ対策の切り札」かも知れない!?

      2017/04/16


バラを育てていると、害虫に花や葉っぱを食べられたりすることがよくありますよね。バラにつく虫はたくさんありますが、トップクラスに厄介なのがコガネムシです。これから紹介するのは、もしかしたらコガネムシ対策の切り札になる「カモ」しれない方法です。どこかから仕入れた情報ではなく、たまたま我が家では成功している方法です。悩んでいる方は取り入れてみると効果があるかも知れないですよ!

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コガネムシはバラの天敵!

▲コガネムシの成虫は葉や花を食害する害虫

ラは、人だけでなく虫にも好かれやすい植物です。アブラムシ、カイガラムシ、カミキリムシ、ヨトウムシ、スリップス、チュウレンジハバチ、バラゾウムシ、ハダニと、たくさんの害虫がバラに引き寄せられてやってきます。オルトランやベニカXなどの殺虫剤で対策するのが一般的です。

が、これらの殺虫剤がきかない上に、バラを枯らしてしまいかねない面倒な害虫がいます。それがコガネムシです。

コガネムシの成虫バラの花にもぐりこみ、内側から花を食べてしまいます。とくに白や黄色などの淡い色のバラの花が標的にされやすいようです。コガネムシの成虫には羽があるので、どこからともなくやってくるため見つけ次第、捕殺するしか方法がありません。

成虫よりもっと厄介なのがコガネムシの幼虫です。コガネムシの幼虫はバラの根を食べて育ちます。庭植えのバラならそう問題になりませんが、鉢植えのバラではその被害は深刻です。鉢土に産卵されてしまうと、幼虫がバラの根を食い荒らし、ついにバラを枯らしてしまうほどです。土の中にいる害虫なので発見が遅れがちで、急激にバラが萎れてきて水やりしても水を吸い上げている様子がないときには、コガネムシの幼虫に根を食べられている可能性が高いです。発見と対策が遅れると、バラが枯れてしまいます。かくいうわたしも、かつて2鉢枯らされました。

 

コガネムシの成育サイクル

▲これが憎っくきコガネムシの幼虫!

6月下旬~9月中旬に成虫が発生。最盛期は8月の上旬~中旬です。

土中に産卵された卵は、土の中で脱皮をくり返しながら越冬

翌年の5~6月ごろに蛹となって羽化し成虫となります。

通常は1年で孵化しますが、東北の北部や北海道などの寒冷地では成虫になるまで2~3年かかることもあります。

 

幼齢の幼虫には「オルトランDX」や「ダイアジノン」が効く!

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感想(1件)

ガネムシの幼虫対策には「オルトランDX」または「ダイアジノン」という農薬が使われます。「オルトランDX」も「ダイアジノン」も殺虫効果は約1ヵ月です。どちらの農薬も幼齢の幼虫に特に効果が高いのですが、大きく育った幼虫にはあまり効果を発揮しません。

使い方としては「オルトランDX」は土の上に撒いて水やりします。これをバラが吸い上げて、殺虫成分を含んだ根を食べたコガネムシの幼虫が死滅します。「ダイアジノン」は、土に混ぜ込みます。「ダイアジノン」は土の中に広がっていく効果があるので、これに接触したコガネムシの幼虫が死滅します。

オルトランは年5回以内の使用、ダイアジノンはバラについての記載はありませんが、大豆への資料量が年5~6回なので、それくらいの回数は使えるようです。

コガネムシの成虫が発生する6月下旬から1ヵ月おきに農薬を使用すれば、だいたい防げるようですね。

 

 

バークチップが効くらしいという情報も!?

▲バークチップを鉢土を覆うように置いておけばいいという情報も!

コガネムシの成虫が鉢土に産卵するのを防げばいいわけなので、バークチップを鉢土を覆うように置いておくといいとか、パーライトの方が効果があるとか、カニガラがいいなんていう情報もあります。ヤシガラマットを使っている方もいるようです。

できればあまり農薬を使いたくない方が多いのでしょう。皆さん、さまざまな試みでコガネムシ対策に頭を悩ませているようです。

 

我が家では多肉植物でコガネムシの幼虫ゼロを実現!

たしも以前、大切なバラを枯らされたことがあり、コガネムシの幼虫対策にはとても悩んでいました。もちろん農薬も使っていましたが、やはり使用回数が少なかったせいでしょう。冬にバラ鉢の土替えをするために古い土を点検してみると、必ずごろごろとコガネムシの幼虫が出てきたものです。毎冬に土替えすることで、ここ数年は、なんとかバラを枯らすことはなかったのですが、どう考えてもバラの生育に良くないので、なんとかあまり農薬に頼らずに防除できないかと考えていました。

ところがある年、2鉢あるつるバラの片方からは例によってゴロゴロ幼虫が出てきたのに、もう片方からはただの1匹も出なかったことがあります。両方の鉢の距離はせいぜい1mです。なぜ、片方はコガネムシに好かれ、もう片方は好かれなかったのか? その違いは鉢土に置いた多肉植物ではないか? そう思ってもう片方にも多肉植物を植えてみました。

その結果、ダイアジノンを使わずにコガネムシの幼虫ゼロを実現しました!

これって、もしかしたらすごい発見かも!?

 

鉢土を覆うように育つ「モリムラマンネングサ」と「クラッスラ・クーペリー」を使用

 

▲モリムラマンネングサ(左)とクラッスラ・クーペリー(右)

肉植物にもさまざまな種類がありますが、わたしが使ったのはセダム属の「モリムラマンネングサ」と、白やピンクの花も楽しめるクラッスラ属の「クラッスラ・クーペリー」。どちらも地面を覆うようにどんどん増え、乾燥や暑さ寒さに強く半日陰でも育てられるという強健種。

マルバマンネングサは、別の鉢で育てたところヨトウムシがついたので、バラの鉢には使っていません。

 

コガネムシの防除に使う方法

使い方はすごく簡単。バラの鉢土に植えておけばいいのです。植えるというよりも、上の写真のように適当にばらまいておけば大丈夫です。(鉢土が目減りしてバラの根が出てますが、そこは目をつぶってください。後で足しておきます)。多肉植物はとても強いので、こうしておけばちゃんと根付いてくれます

わたしは冬の土替えの最後の仕上げに多肉植物を植えておきます。

多肉植物は通常ほとんど肥料も必要ないのですが、バラのために混ぜ込んだ肥料を吸収してそれは立派に生長してくれます。こうしておけば夏場の水不足対策にもなるので、一石二鳥です。見た目も悪くないですしね!

 

理由は不明!

▲以前は見かけたコガネムシの死骸も見かけなくなった!

リムラマンネングサもクラッスラ・クーペリーも土を覆うように匍匐して育ちます。そのためコガネムシが土に産卵しにくい環境になるのだと思います。が、もしかしたらどちらかの植物がコガネムシの嫌う臭いか何かを発しているのかも知れません

要するに理由は不明なのです。我が家では効果があったけれど、どこの家庭でも効果があるかどうかは分かりません。でも、試す価値はあると思いますよ!

 

まとめ

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バラに深刻な被害を与えるコガネムシの幼虫対策に、我が家ではバラの株元に匍匐して育つ多肉植物を植えることで被害ゼロを実現しました。これまで大切なバラを2鉢枯らされた痛い経験をもつだけに、こんなに簡単に防げるのはとても嬉しい発見です! 

なぜ効果があるのか、我が家だけでなくどこの家庭でも効果があるのかは分かりません。でも、多肉植物はとても強い植物なので、一度購入すればどんどん増えてくれますから、安価に簡単にできる方法なので試す価値はあると思いますよ。

さらにわたしは毎年、お盆時期に1週間~10日間も家を留守にしますが、しっかり水やりして出かければこれまでバラが枯れてしまうことはありませんでした。もちろん我が家のベランダが北東向きでそんなにガンガン陽当たりがあるわけではないから可能なのでしょうが、多肉植物を植えていることが良く作用している面はあるように思えます。

気になった方はぜひ試してみてくださいね! そして効果があったら、ぜひ報告をお願いします!

 

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