バラ育てって、実際どうなの?難しい? 気になるけれど、一歩踏み出せずに迷っている方へ。
「難しい」と言われる理由と、今のバラ事情を、実際に育てている目線でわかりやすくお話しします。
バラ育てが気になる・・・だったら、お友達のロザリアンに話を聞いてみよう!
初めましてYOUといいます。
同じマンションのお友達「あいびー」さんが、バラを育てていて、とても楽しそう。ときどきいただくバラがすごくキレイで香りも良くて。それで、わたしもって思ったんだけど、バラって難しいイメージがあるから迷ってて・・・。
今日は本当のところを教えてもらおうと、あいびー宅を訪ねています。
あいびーわぁ、YOUちゃんバラに興味もってくれたの?嬉しいな♪ なんでも聞いて!正直に答えるから。まず、バラが難しいかどうかね。
昔のバラ育ては難しかった。でも、今は違う
▲20世紀を代表するバラ「ピース」
昔のバラ・・・正確にいうと2000年ごろまでのバラは育てるのがちょっと大変でした。大きくて立派な花を咲かせることが重視されていたので、病気に弱く、手入れも多かったんです。
だから「バラは難しい」というイメージが定着してしまったみたい。
たとえば上の写真の「ピース」というバラは「20世紀を代表するバラ」と言われるほど有名ですが、なんと大きさが13cmにもなる巨大な花。
YOUメロンパンサイズの花!?すごい。
咲けば美しいけれど病気に弱く、少し手入れが大変なバラでしたが、当時としてはそれがごく普通だったんです。でも、今は違います。
「もっと気軽に楽しめるように」と考えてつくられたバラが増え、今では初心者にも育てやすい品種がたくさんあります。
今のバラは、おすすめポイント満載。愛らしくて、香り高くて、育てやすい!
▲たくさんの花が賑やかに咲くイングリッシュローズ
今のバラは、見た目も香りも昔とずいぶん変わりました。
バラにも流行があって。今は、そこまで大きな花でなくていいからたくさん、何度も途切れず咲くバラが人気です。強香品種のバラも多くて。
香水みたいな香り
コスメっぽい香り
トロピカルフルーツみたいな香り
あと、一輪の花の造形が素晴らしく進化してる。
薄い花びらをぎゅ~っと詰め込んだバラや、ひらひら波打つ花びらに、カップの中で水が渦巻いているような複雑な花形。
とくに花びらの先がツンと尖ったバラは、ちょっとシャープで現代的なクールさもあって、言われなければバラと気づかない品種もあります。
あいびーもうね、バラの造形美ときたら、ため息モノですよ!
YOUわかる! 初めてバラ園に行ったとき驚いたもの!
バラ園のバラって、お花屋さんで売っているのと全然違ってて、いろんな表情をしてる。それにあの香りが、たまらない!
こんなにステキな花が、なんと年に3~4回も咲くんだから、本当にバラってすごい!
上の写真はイギリスで育種された「イングリッシュローズ」と呼ばれるバラのひとつ。「ピース」とは、ぜんぜん雰囲気が違いますよね。
欧米だけでなく日本のバラの育種家もすごく頑張っていて、毎年それはステキな品種を発表しています。病気にかかりにくく、しかも近年の猛暑に強い品種が増えている。日本の気候で、よりバラが育てやすくなっているのです。
YOU良かった~!昔と違って今のバラは育てやすいのね。
わたし、ビオラなら毎年ベランダで育てているの。バラも育てられるかな?
咲いたら終わりの草花に比べれば、バラは難しい
▲春の定番草花「ビオラ」
バラとビオラの手入れはかなり違います。
バラは木で、ビオラは草花。しかも一年草と呼ばれる部類の草花です。ビオラは花が終わったら草ごと引き抜いて処分するけれど、バラは花が終わっても処分しない。ずっとそのまま、花のない季節も一年じゅう手入れが必要。
だからビオラと同じ気軽さでバラが育てられるかといえば、それは難しい。バラ特有の手入れもさまざまにあります。
でも、長く付き合うからこそ、バラには一年草にはない楽しさがあります。
YOUビオラと同じ感覚じゃムリかぁ・・・。やっぱり不安になってきちゃった。
あいびーそう感じるのは自然なことよ。バラが気になる人はYOUちゃんと同じように迷っているわ。
それじゃ次は、よくある不安について、もう少し具体的に見ていきましょう。






