バラの年間サイクルイラスト

バラって、1年中ずっと咲き続けるわけではありません。じつは「生長→開花→休む」というサイクルをくり返しながら育つ植物です。
この記事では、バラの1年の流れと季節ごとの変化を初心者向けにわかりやすく解説します。全体の流れが分かると、日々の手入れの意味もぐっと理解しやすくなります。


バラの年間サイクル|1年の育ち方の基本

3月。バラの芽吹きのとき

▲3月。バラの芽吹きのとき

 

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あいびーあいびー

ファーストローズが届くまで、少しバラのことを学びましょう。

もう手元にある?それじゃ、急いで応急処置を済ませて、それからじっくり学びましょう。(記事下のリンクからどうぞ)

YOUYOU

バラはビオラみたいに花が終わったら処分するわけじゃないって聞いたけど、それじゃ、どんなふうに育つのかしら?

ラは草ではなくて木です。たとえば桜と同じように、毎年決まった時期に花を咲かせながら、年々大きく育っていく植物です。

 

その生長に合わせて、より多くの花を咲かせながら、木も育てる手入れをするのが、ロザリアンの仕事です。(バラ育てを趣味にする、わたしたちのことを”ロザリアン”と呼びます)。

 

ここでは、バラが1年間、どんなふうに育っていくのか、そして、わたしたちロザリアンが主にどんな手入れをするのかを、ざっと説明します。

 

個別の手入れの仕方はそれぞれの記事で詳しく説明するけれど、今回は年間を通してざっくり全体を理解するのが目標です。

バラは「生長→開花→休む」をくり返す植物(年間サイクル)

5月。美しく咲いたバラ「プリマヴィスタ」

▲5月。バラは一斉に花開きます

ラは毎年、同じサイクルをたどります。四季咲きバラを例にして、バラの1年をたどってみましょう。

バラは芽吹いて生長し、5月中旬ごろに春の花を咲かせます。→花後、少し休みます。

梅雨

6月下旬ごろ、2回目の春の花が咲きます。

バラは日本の暑い夏が苦手です。2回目の春の花の後、夏は休んで過ごします。

少し涼しくなるとまたバラは生長し、秋の花を咲かせます。

寒くなるとバラは生長を止め、やがて休眠します。休眠とは、動物が冬に眠って過ごす冬眠と同じような感じです。バラも冬の間は眠って過ごします。

 

このようにバラの1年は「生長→開花→休む」を繰り返しながら進んでいきます。

*ここでは関東基準で書いています。

なぜ季節ごとに手入れが変わるのか

花が終わったら剪定を

▲花が終わったら、花がらを切り戻す

ラの生長を助けながら、花を楽しませてもらう手入れをするのが、わたしたちロザリアンの仕事です。

 

バラの生長期には生長をうながす手入れが必要だし、花が咲いたら次の花に向けての手入れが必要。

 

バラが休んでいる時期には、上手く休めるようにしたり、休んでいるのを利用して次の年につながる手入れをします。

 

季節によって手入れが変わるのは、バラの年間サイクルに合わせているからです。バラの年間サイクルを理解するのは、とても大切です。

バラの年間サイクルを図で理解する

バラの年間サイクルイラスト

▲四季咲きバラの年間サイクル

葉で言うより、この図を見れば一発で分かります。これは、四季咲きバラの年間サイクルを、分かりやすくイラストにしたものです。

 

12カ月の各月に、バラがどんな状態なのかが一目で分かるように円状に配置してあります。

 

生長して花が咲いて、ちょっと休んでまた生長して・・・というバラの1年が、これを見れば一目で理解できると思います。

バラの1年の流れをざっくり解説

間サイクルイラストを1周しながら、バラの1年をざっくり理解しましょう。

バラの年間サイクル

3月に芽吹き、5月に春の花が咲きます。

梅雨

花が咲いた枝を切り戻しておけば、梅雨ごろに2回目の春の花が咲きます。

バラは夏の暑さが苦手なので、夏はちょっとお休みします。

秋になると、またバラは生長しはじめ、やがて秋の花が咲きます。

寒くなれば少しずつバラは生長を止め、12月中旬ごろから休眠します。

 

四季咲きバラは、年間3回、花のピークがあります。5月中旬、6月下旬、10月中旬ごろが花のピークです。

 

年に何度も花が楽しめるところが、バラのスゴイところです。こんな植物、ほかに見当たりません。

バラ育てで初心者が知っておきたいポイント

ラは「生長→開花→休む」を繰り返す植物です。春の花が終わった夏に少し元気がなくなるのは当たり前です。

 

もともとバラはヨーロッパ原産の品種がもとになっているので、日本の酷暑が苦手です。夏に元気がなくなるのは、ごく普通のことです。

 

寒い冬は、バラは生長をストップして過ごします。この時期にまったく動きがなくなるのも、ごく自然なこと。

 

でも、春になればバラは必ず芽吹き、また美しい花を咲かせてくれます。少しくらい夏や冬に元気がないように見えても大丈夫です。バラはそんな植物です。

季節ごとのバラの育ち方と年間管理の流れ

化成肥料をバラに

▲「肥料やり」は、バラの疲れを回復するお手伝い

つはバラが開花するためには、たくさんのエネルギーを使います。バラは花を咲かせるたびに少し休憩期間を取り、回復してまた花を咲かせます。

 

ロザリアンは、次の花までちゃんとバラが回復できるように、手助けする手入れをします。枝を切り戻したり、肥料をやったり。これらは、ぜんぶバラの回復を助ける手入れです。

バラの年間管理|手入れの基本の考え方

間のバラの状態と、手入れのしかたを簡単に紹介します。

春|生長と開花が進む時期

バラの状態/3月になるとバラは芽吹き、4月には蕾が出ます。そして5月中旬、たくさんの春花が咲きます。

春の手入れ/3月に春の生長を支えるための肥料やり。5月、春花が終わったら、疲れをとるために肥料やり。害虫が増えてくるので、害虫対策。

梅雨|2回目の開花と病害虫に注意

バラの状態/6月下旬ごろに2回目の春の花が咲きます。

梅雨の手入れ/2回目の春の花が終わったら、疲れを取るために肥料やり。病気や害虫が増えてくるので、それぞれ対策。

夏|バラが弱りやすい季節

バラの状態/ちょっと伸びてすぐ小さな蕾をつけます。

夏の手入れ/夏は調子を崩しやすい時期なので、蕾を見つけたら取り除きます。病気が出やすい品種は対策を。

秋|回復と秋の開花

バラの状態/気温が下がってくると、バラはまたじっくり枝を伸ばし始めます。10月中旬に秋花が開花。

秋の手入れ/9月初旬に秋花のために枝を切り戻し、肥料やり。

冬|休眠して次の春に備える

バラの状態/黄色くなり落葉する葉もあるけれど、そのままの葉もあり、動きを止めた感じ。

冬の手入れ/12月中旬~の休眠期に冬の植え替え。2月に入ったら枝を短く切り詰め、次の1年に備えます。

花が終わったら回復させるのが基本

美しく咲くバラ「リラ」

▲バラは、たくさんのエネルギーを消費して花を咲かせる

ラの手入れは「花が咲く→疲れを取る手入れ」を繰り返し、間に病気や害虫対策をしているのが理解できたでしょうか?

 

ロザリアンの1年は、こうしてバラの生長を手助けしつつ、合間、合間に花を楽しみながら過ごします。

 

バラの年間サイクルのイラストを見れば、今のバラがどんな状態か分かり、自然とやるべき手入れも分かります。

まとめ

今回は、バラの年間サイクルをイラストを見ながら分かりやすく紹介しました。

 

初めてバラ育てにチャレンジする方は、この先どうなっていくのか不安でいっぱいだと思います。バラは「生長→開花→休む」を繰り返しながら育っていきます。

 

それを意識して作業すれば、今バラがどんな状態で、なんのための手入れをしているのか理解しやすいと思います。

 

バラの年間サイクルを理解したところで、次はいよいよ実際の植え付け作業に進みます。

 

YOUYOU

バラは「生長→開花→休む」を繰り返す植物で、わたしたちは、それを手助けする手入れをするのね。年間サイクルの図で、バラの1年がなんとなくイメージついたわ。

次のステップ|実際の植え付けと育て方へ

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