バラの花図鑑/「クイーン・エリザベス」は、大輪の花を房咲きする超強健品種として有名! 殿堂入りの名花!

      2017/05/03


クイーン・エリザベス

Queen Elizabeth

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DATA

バラの系統 グランディフロラ【Gr】orハイブリッド・ティー【HT】
開花のしかた 四季咲き 3輪ほどの房咲き%e6%9e%9d%e5%92%b2%e3%81%8d%ef%bc%92
花径 12cm
花形 丸弁抱え咲き or 盃状咲き
香り 微香
樹形 ブッシュ樹形(直立性)rose_1
作出情報 1954年 アメリカ/Dr. Walter E. Lammerts
1979年の世界バラ会議で殿堂入り

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「クイーン・エリザベス」はグランディフロラ系統を代表するバラ

Rose, Queen Elizabeth, バラ, クイーン エリザベス,
Rose, Queen Elizabeth, バラ, クイーン エリザベス, / T.Kiya

ランディフロラ系統【Gr】は、ハイブリッド・ティー系統のゴージャスな花形と、房咲きするフロリバンダ系統の特徴を兼ね備えた系統です。1954年にアメリカで作出されたクイーン・エリザベスに対して、アメリカバラ協会は、これを新しい系統と認めグランディフロラ系統(Grandiflora)のバラとして発表しました。つまり「クイーン・エリザベス」は、グランディフロラ系統第一号のバラなのです。

しかしグランディフロラ系統とハイブリッド・ティー系統のバラの区別がつきにくくなってきたことから、現在ではグランディフロラ系統を正式な系統名として採用していない国が多くあります。日本でも「クイーン・エリザベス」を「ハイブリッド・ティー系統」としている場合がよく見られます。

品種名は、1952年に女王となったイギリスのエリザベス女王の戴冠にちなんで命名されました。現在のエリザベス女王を象徴するバラとしては、やや初々しさのある色味ですが、即位当時26歳のエリザベス女王に捧げられたバラですから、この色のバラが選ばれたのも頷けますね!

「クイーンエリザベス」は、1979年に南アフリカのプレトリアで開催された世界バラ会議で殿堂入りを果たしています。

 

バラ界きっての最強健品種で初心者にもおすすめ!

みの強い優し気な咲き方で、花もちがよく、花径12cmにもなる大輪の花を枝分かれして咲かせるという、嬉しい要素の多いバラですが、なによりこのバラのすごいところは、樹勢の強さと耐病性の高さでとても育てやすいということです。強健さはバラ界最強との呼び声があるほどです!

花枝が長いので、切り花にも使いやすいところも嬉しいですね。トゲが少ないほうで、扱いやすいのもポイント高いです。

 

直立性の強い樹形で、背が高くなりやすい


Queen Elizabeth / mmmavocado

形はブッシュ樹形のなかでも、あまり幅が出ず上に上にと伸びる直立性の強い形。冬に剪定したところから開花まで50cm~1mも伸びるので背が高くなりやすいバラです。

 

枝替わりにつる性品種や、白花・黄花・珊瑚色の花も!

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▲「つるクイーン・エリザベス」

替わり品種に、白花の「ホワイト・クイーン・エリザベス」、温かみのある淡い黄色の「イエロー・クイーン・エリザベス」(ややトゲが多い)、はっきりした珊瑚色の「コーラル・クイーン・エリザベス」があります。これらは花色が変化しただけで、性質は元の「クイーン・エリザベス」とほぼ同じです。

つる性に枝替わりした「つるクイーン・エリザベス」もあります。

 

口コミと値段の目安

バラ苗ショップからのコメント

株が小さいうちは大輪の一輪咲きですが、しっかりと充実すると見ごたえのある花を房に咲かせとても見事です。

母親のシャーロットアームストロング譲りの大らかな花形が本当に優雅です! イギリスのエリザベス女王の戴冠にちなんで名付けられた花名にも負けない、優雅で堂々とした気品を感じさせるバラです。

樹勢がとても強い木立バラで、たとえ病気で葉を落としてもすぐに回復する丈夫なバラです。ほったらかしでも良く育ちますが、冬剪定をしないとどんどん背が高くなり見えないところで花を咲かせてしまうので冬剪定だけはしっかりやるのがおすすめです。(バラの家)

 

ロザリアンの口コミ

花が開花するまでに50センチ~1メートルも伸びる枝が多くあります。開花ごとに短く切り詰めても、秋バラは2~2.5メートルにもなります。地植えはうどんこ病や黒星病にも強く、害虫駆除に気を配れば元気に育ってくれます。葉っぱも濃い緑で厚く、風や雨で反ることもありません。トゲも比較的少なく、剪定や切り花など、作業のやりやすいバラです。

 

バラ苗の値段の目安

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まとめ

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クイーン・エリザベスは、一輪だけを見ればハイブリッド・ティー系統のバラに見えます。花径12cmの大きな花は、とても立派です。それを枝分かれしていくつも咲かせるというのだから、なんとも嬉しいバラですね! 最近ではグランディフロラ系統とは表記せず、ハイブリッド・ティー系統と表記するようで、クイーン・エリザベスを育てていても、ハイブリッド・ティー系統の育て方をして脇芽を摘んでしまう方がいるようです。せっかく房咲きする品種なのにもったいないことです! 

バラのなかでも最強ともいえるほど強健な品種で、育てやすくて大きな花をいくつも咲かせてくれる、楽しみの多いバラ「クイーン・エリザベス」! さすが「殿堂入りのバラ」ですね!

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