あいびーです、こんにちは^^

今年コペンハーゲンで開催された世界バラ界連合主催の「世界バラ会議」で、みごと「優秀庭園賞」に輝いた「横浜イングリッシュガーデン」。こちらのガーデンで、記念の「お客様感謝デー」として本日10月11日は入場料無料だったんです! 午後からちょっとお出かけしてきたので、その様子を紹介しますね。

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YEGが世界バラ会議で優秀庭園賞に!

 

たしが住む横浜にある「横浜イングリッシュガーデン」略してYEGが、6月末~7月初旬にかけてデンマークのコペンハーゲンで開催された「世界バラ会議」で、「優秀庭園賞」に輝きました。この快挙を記念して、YEGでは無料でガーデンが観られる「お客様感謝デー」を開催してくれました。

 

玄関ホールには、授賞式のもようを写した写真がパネルにしておかれています。中央左側で笑顔をみせているのは、YEGのスーパーバイザーを務める河合伸志さんです。バラの育種家、バラを生かした植栽デザイナー、バラの研究家としての側面もあわせもつ、バラの専門家です。バラの季節には各地で講演を行っていますので、ご存知の方も多いでしょうね。

 

河合伸志さんは埼玉県生まれですが現在は横浜にお住まいで、神奈川県には縁の深い方です。ここYEGだけでなく、平塚にある「花菜ガーデン」のバラ園「バラの轍」をデザインしたり、リニューアルされた「港の見える丘公園」のバラ園の監修をしたり、2017年に開催された第33回全国都市緑化よこはまフェアではアドバイザーを務めていたりと、新しい神奈川県のバラ園の多くを手がけている方です。

 

▼YEGが世界バラ会議で優秀庭園賞を受賞した折の詳しい記事はこちら

 

園内はハロウィン飾りで楽しくデコレイト!

 

10月といえばハロウィンの季節です。YEGの園内のあちらこちらにハロウィン飾りが賑やかにデコレイトされていました。ガーデン入口には、ハロウィンの仮装グッズが置いてあり、入園者は自由にそれをつけて散策したり撮影したりできるようになっていました。

 

悪魔のツノをつけた子どもがかぼちゃの前でポーズとっていたり、年配の女性が小さな魔女の帽子を頭に載せていたり、思い思いに楽しんでいましたよ。

 

バラはぽつぽつ咲き

 

心のバラはどうかというと──ご覧の通り「ぽつぽつ咲き」って感じです。正直いってあまり咲いていませんでした。でも、ガッカリするのはまだ早い。次の写真をご覧ください。

 

 

ビッシリとつぼみが上がっているのが分かるでしょうか? 数えきれないほどたくさんのつぼみが開花のタイミングをはかっています!

 

もちろん、秋バラなのだからつるバラはほとんど咲かないのですが、木立性のバラたちは春に負けないほどの勢いで咲いてくれると思いますよ! 

 

秋バラの見頃は2週間後。つまり10月末!

 

日のところはまだまだだけど、それじゃいつ頃が見頃なんだろう──? そう思って見まわすと、ちょうどガーデナーさんが花がら摘みをしているではないですか! ちょっと訊いてみましょう!

 

「すみませーん。バラの見頃っていつくらいになりますかー?」

 

「そうですねぇ~・・・。先生がいらっしゃるから、直接お訊きしてみたらどうですか?」

 

「先生・・・?」

 

ガーデナーさんの視線の先をたどって振り向いてみると、なんとそこにYEGスーパーバイザーの河合伸志さんが! あわわ! 視察にいらしていたようです。

 

せっかくのチャンスなので、意を決して声をかけてみました。

 

「優秀庭園賞おめでとうございます!」

 

「ありがとうございます」

 

河合先生、日焼けしたお顔でにっこり微笑んでくださいました! さらにバラの見頃を訊ねると、

 

「見頃はあと2週間ってところですかね。よかったら、またお越しください」

 

と、気さくに教えてもらえました。いつもテレビとか雑誌とかステージとかでしか観られない方とお話しするのは、ちょっと緊張しますね!

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秋は実りの季節。ヒップがたくさん観られて楽しかった!

 

EGの奥の方にある原種系と思われるバラのコーナーにはたくさんのヒップを実らせているバラがありました。バラの実ときいて多くの方が思い浮かべるのがこんな実ですよね。この実を乾燥させてローズヒップティーにして飲むことができますよね。とってもビタミンCが豊富で、美容効果が期待できる実です。

 

 

バラの品種により実もいろんなサイズや形があります。まるでサクランボのように大きな実が枝からぶら下がって成っていたり、1cmあるかないかの小さな実もありました。

 

 

なかには、こんなに個性的なヒップも! イザヨイバラの実です。直径3cmくらいある大粒のものもあって、実にもトゲがついていますね。この実はこれ以上実っても黄色いままで、赤くならないようです。

 

 

こちらはバラではなくてクラブアップルの実。ターシャ・チューダーさんのお庭に植えられているリンゴですね。リンゴも同じバラ科だけあって、こうしてみるとバラの実によく似ています!

 

渋みが強く酸っぱくてそのまま食べるのには向かないけれど、ジャムにしたり果実酒にしたりして利用できます。もちろん、それなり農薬を使って育ててしまうと、観賞用となりますが。

 

 

──と、いうことで。

すっかり薄暗くなるまで、YEGを楽しく散策してきました。

帰りに出口でこんなチラシを見つけました。

 

 

ふむ。

今、香りが体や心に及ぼす影響について興味があるので、行ってみようかな? 事前応募が必要なようです。

 

▼詳細はこちらで確認してください

 

秋のバラ園では、あちこちでガーデンガイドや講演会など、さまざまなイベントが予定されています。

どこに出かけるか、この秋の予定はもう決まりましたか?

 

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