植物を育てる6つのすごいメリット!

      2017/05/03


植物が好きな人、実際に育てている人は、きっと気が付いていることでしょうが、植物には人に作用するすごいパワーがあります。植物を育てることでそのメリットを十分に感じることができるからこそ、多くの人が植物を育て楽しんでいるのです。今回は、植物を育てることで得られる6つのメリットをさまざまな観点から紹介します。

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1、緑色は安心感と安らぎを与える色

ラーセラピーの観点からすると、緑色は安心感と安らぎを与える色です。

赤などの暖色は活動的で刺激の強い色。青などの寒色は興奮を鎮め、感情を抑える色。その中間に位置する緑色は、もっとも刺激の少ない色です。緑色には心身のバランスを整え、リラックスさせる効果があります。

もともと人類は長い時間を森や草原で植物と共生しながら生きてきました。その記憶から、植物そのもの、または植物をイメージさせる緑色を見ると安心感や安らぎを覚えるのでしょう。

窓から植物の緑が見えたり、室内に小さな植物を置いたり、身近に植物があるだけで、人はのびのびとリラックスして過ごすことができます。

 

2、フィトンチッド効果で精神に深いリラクゼーションをもたらす

然公園や森などの植物がたくさんある場所に行くと、爽快感を感じたり、心が落ち着き、深いリラックス効果を感じた経験のある人は多いと思います。それには、植物が発するフィトンチッドと呼ばれる香り成分が深く関係しています。

フィトンチッドは、植物が自分の体を守るために放出している成分で、周囲の菌や細菌などの微生物を殺し浄化する働きがあります。フィトンチッドの働きにより、動物や昆虫の死骸や腐食した植物の臭いを抑え、空気が浄化され、森の中を清浄に保っているのです。

フィトンチッドが人体に与える効果は科学的に立証されています。フィトンチッドは脳内のアルファー波の発生を促し精神を安定させる、呼吸を正常に整える、交感神経の興奮を抑え不眠を解消する、肝機能を改善するなど、心身を深いリラクゼーションに導くさまざまな効果が認められています。

フィトンチッドを効果的に取り入れるには、森林浴に出かけるのが最適です。が、もちろん身近に植物に接する生活をすることでもその恩恵にあずかることができます。庭仕事をしたり、バラの手入れをしている間じゅう、あなたはフィトンチッドを体内に取り入れているのです。

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3、育てるという行為は、慈しみの心をはぐくみ、役に立っている充実感をもたらす

物を育てていると、今日の日差しはどうだろう、水をほしがっていないだろうか、肥料は足りているだろうか、虫がついていないだろうかと、ことあるごとに植物の心配をし、世話をしなければいけません。それは少し面倒なことではあるけれど、植物を育てるという行為がやがて慈しみの心をはぐくんでいきます相手のことを思い、喜んで手を貸せる優しい心をはぐくんでいきます。

多くの幼稚園で植物を育てるプログラムが採用されているのは、生物学的な興味を育てるためというよりも、相手への思いやりをはぐくむための身近な体験として取り入れられています。植物はもの言わず、たとえ枯らしてしまってもあまり罪悪感を与えないものです。心を育てる最初の教材としてはうってつけなのですね。

大人の場合は、自分が誰かの役に立っているという充実感が得られることに意味があります。人は与えられ助けられてばかりでは、やがて自分に存在価値を見出せなくなってしまいます。小さな鉢のたった一株の植物でも構いません。「この植物にはわたしがいなければいけないのだ」という小さなプライドが、その人を支える大切な充実感につながります。

障害のある方や、お年寄りの心を豊かにするためにも、園芸は積極的に取り入れられています。

 

4、無心のときをつくる

代人はなにかとあわただしい毎日を送っています。仕事だけでなく、通勤時間の間も手にもったスマホで忙しく情報をチェックし、家に帰ってからもテレビやパソコンでせっせと脳をフル回転させています。これでは疲れてしまうのは当然です。どこかで無心になれる時間を作ることで、疲れた脳を休め、気持ちをリセットする良いきっかけになってくれます。

例えば座禅や、写経、最近では大人のぬりえなどが無心になれる代表的な時間です。いつもとは違うゆったりとした時間の流れのなかで、静かに自分と向き合ったり、作業に熱中することで、フル回転していた脳を鎮める効果につながります。

植物を育てるためにただひたすら水やりをする、花殻つみをする、植え替えをする・・・そんな単純作業をする時間をもつことでも、気持ちを穏やかに整え、次の仕事への活力を生む源にすることができます。

 

5、達成感が大きな喜びになる

物は動物よりも短いサイクルで生長するので、達成感を得やすいというのも、大きなメリットです。

ラディッシュ(はつか大根)なら、15度以上の気温があれば2~3日で発芽し、最短でその名前のとおり20日ほどあれば収穫することができます。

芽が出た、葉が開いた、花が咲いた、実を結んだと、手塩にかけた植物が生長する様子を間近に見られるのは大きな達成感を得られ、喜びにつながります。

 

6、収穫して生活に活かすことができる

物は、咲いた花や実を収穫して楽しめる喜びが味わえます。

バラなら庭が美しく彩られる景観が楽しめますし、切り花にして部屋に飾るのもいいですね。無農薬栽培なら花びらでジャムを作ったり、実をヒップティーにすることもできます。原種に近い品種なら、実がついた枝を丸めてリースにして飾ることもできますね。

野菜ならもちろん収穫して食べられるのが楽しみです。

収穫して生活に活かすことができるのが、植物を育てる大きなメリットです。

 

園芸療法は、植物を育てるメリットに着目した療法

物や、植物を育てることで得られるメリットを6つ紹介しました。これ以外にも、美しい花を見ることで気持ちが明るくなったり、花の香りをかぐことで穏やかな気持ちになれたり、土や植物に触れることから得られる癒し効果も期待できます。

これらの多くは人間の心に作用する働きをもっています。この効果に着目したのが園芸療法です。園芸療法は、医療や福祉の分野で実際に取り入れられています。

医療分野では、運動機能を回復させるリハビリテーションの一環として、ストレスを軽減し意欲を回復させる精神医療の一環として、さらに痛みを軽減する緩和ケアとして取り入れられています。

高齢者福祉分野では、認知症の予防と進行を抑える作業として、うつ病を緩和するために、日常生活の機能を維持し向上させるために園芸療法が取り入れられています。

1~6のメリットで紹介してきたように、植物を育てることはストレス軽減に大きな働きがあります。ストレスを軽減することで将来病気になる芽を摘む効果も指摘されています。つまり病気の予防につながるのです。園芸療法は現代社会の課題を解決するツールの一つとして、世界じゅうで注目され期待されています。

 

まとめ

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植物を育てるメリットを、カラーセラピー、森林浴、花育、園芸療法などのさまざまな観点からひもといてみました。園芸療法は実際に精神科やリハビリテーション科、終末期の緩和ケアなどに利用されていますし、高齢者福祉の現場でも利用されている、実際の効果が認められた療法です。

最後に触れましたが、植物を育てることでストレスを軽減する効果が高いことから、未病を防ぐ、つまり深刻な病気になる前に病気の芽をつぶしてしまう効果が期待できます。そういう意味では、忙しい毎日を送っている方や、ストレスの多い環境にいる方にこそ植物を育ててほしいですね。

兵庫県立淡路景観園芸学校には1年間の園芸療法過程があり、全国で唯一、県知事が認定する園芸療法士の資格を取得することができます。全寮制ということで、すごく興味がわきました。面白そうです!

▲兵庫県立淡路景観園芸学校の園芸療法課程のトップページのスクリーンショット

兵庫県立淡路景観園芸学校の園芸療法課程のトップページへのリンクを張っておきます。興味のある方は、上の画像から覗きに行ってみてくださいね!

 

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