六本木のフジフィルム・スクエアでは、無料のバラの写真展が開催されています。FUJIFILM SQUARE 企画写真展 さあ、バラ咲く楽園へ旅しよう「バラ大国日本 輝くバラたちの庭」について紹介します。寒さを忘れるために、一時の癒しを求めて、出かけてみてはいかがでしょうか?

六本木で真冬のバラ展開催中!

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▲イメージ写真です。展示作品ではありません

ろそろバラも休眠期に入ろうかという11月の末、東京・六本木に満開のバラ園が登場しました! 場所は高層ビル立ち並ぶ六本木の東京ミッドタウンウェストにあるFUJIFILM SQUARE

「フジ・フィルムということは、なんだ写真か」と侮ることなかれ! 人の背丈よりも大きく引き伸ばしたバラ園の写真を前にすると、まるで今、5月の満開のバラ園に来ているように錯覚してしまいます。会場内にはバラの香りのアロマも焚かれて、ここが都会のど真ん中だと一瞬忘れてしまいそうになります。

壁面を覆うようにして展示されている庭やバラの写真に加えて、部屋の中央にも、2mを超す高さのバラ園の写真が立ち並びます。京成バラ園、デビッド・オースチン・ロージズ社の見本園、横浜イングリッシュ・ガーデンetc.バラ好きならきっと訪れたことのあるバラの名園が、写真家の手により最高の一瞬を捕えて再現されています。

「これはあそこのバラ園の小路、これはあの園のフォーマル・ガーデン」「やっぱりここのバラ園はいいな、今度行ってみよう」「満開だとこんな感じなのか、さすがにきれいだ」と、記憶をさぐり、来春への期待を込めて、一つひとつの写真を見てまわるのは、バラ好きにはたまらない時間になることうけあいです!

 

プライベート・ローズ・ガーデンの写真も!

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▲イメージ写真です。展示作品ではありません

開されているバラ園なら、お金を支払えばいつでも観ることができますが、プライベート・ガーデンつまり個人宅の庭ともなると、なかなか観る機会がありません。でも、自分でバラを育てていると、プライベート・ガーデンこそ観てみたいと思うものですよね! 家の陰になる場所はどう対策されているのか、バラの誘引の工夫はどうなのか、他の植物との組み合わせはどうしてあるのか。そこには、きっと自分の庭に生かせるヒントが隠れているから!

実際に観にいくのが難しいプライベート・ローズ・ガーデンの写真を集めたコーナーもあります。れんが張りの壁面を覆う満開のローズ・ピンクと白のバラは山梨県の個人宅。ポールズ・ヒマラヤン・ムスクを白い出窓の周りに誘引している北海道の個人宅。その家の住人でなければ観られない満開のときの輝くような庭の様子が写し取られています。

 

「バラ大国日本 輝くバラたちの庭」詳細情報

開催期間/2016年11月18日(金)~ 2016年12月7日(水)

開館時間/10:00~19:00 (入館は18:50まで) 期間中無休

会場/FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)

作品点数/約100点

入場料/無料

BISES出版の出店もあり、雑誌やカレンダーも置かれています

 

まとめ

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すっかり今年のバラの季節も終わってしまった冬。木枯らし吹く都会に現れた、光り輝くように咲き誇るバラ園の写真展は、せわしない毎日を送る都会人たちにひとときの癒しをもたらしてくれるでしょうね。入場は無料なので、気軽に覗いてみたいものです。

そういえば、フジフィルムの写真展の案内に、こう書かれていました。

花の中の花、華麗なバラを愛する人がこの日本にはたくさんいます。ガーデニングの広がりとともに、バラ人気は高まり、今では世界に比しても日本はバラ大国といえるまでになりました。

日本は「バラ大国」なんでしょうか? 「経済大国」よりは世界への影響は低いけれど、なんとも平和な響きですね「バラ大国」って。みんながこぞって、土づくりに精を出し、バラが芽吹いたと言っては喜び、虫がついたといっては大騒ぎする。これからもずっと、そんな国であったらいいなぁ~なんて、ちょっと思いました。いいですね「バラ大国」!

 

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