多肉植物の魅力をぎゅぎゅっと紹介！＠館林市

多肉植物が人気です！　9月5日の昼の番組「昼ブラ」（ＮＨＫ総合）で、群馬県館林市にある多肉植物の農園でレポがありました。中継現地のゲストにお笑いトリオ「パンサー」の向井慧（むかい・さとし）、スタジオゲストに女優の高木美保（たかぎ・みほ）を迎えて、多肉植物の魅力をぎゅっとまとめて紹介していましたよ。その内容を、これまたぎゅっとまとめて紹介します！

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多肉人気、まだまだ健在！

多肉植物の人気にじわじわ火がついたのは、2010年ごろからのこと。以前からその奇妙なフォルムが人気を呼び、植物男子を中心にコアなファンがいたのですが、今回の爆発的なブームを呼んだのは、女子がその魅力に取りつかれたから！　趣味の世界に一人没頭する男子とちがい、女子は自分の好きなことをどんどん発信して仲間を増やしていくところがありますよね。

ただし、女子の悪いところはその飽きっぽさ。「そろそろこのブームも頭打ちなんじゃないのー？」というブログ記事を読んだのがちょうど1年前の去年の夏だから、それから1年まったく勢いが衰えていないことに、今さらながら驚いてしまいます！

じつはわたしも少し育てている・・・というか放置している多肉があるのですが、マンション住まいのためなかなか場所が確保できずもどかしい思いをしています。今回は、衰え知らずの人気者、多肉植物の魅力を昼ブラの構成に載せてご紹介します！

とにかく種類が豊富！

ＮＨＫの「昼ブラ」公式サイトによると、ロケ地は群馬県館林市の「多肉植物の農園・サボテン相談室」さん。多肉ハウスの前に、ボンネットをくりぬいたところに多肉植物を寄せ植えにした銀色のビートルが止まっています。この寄せ植えを見るだけでも、どれだけ多肉植物の色も形も豊富なのかが分かります！

ハウスに入ると、サボテンも含めた多肉植物の鉢がずらーっと並んでいます。その数なんと5000種類以上！　来園者は、ここで好みの多肉植物を選び放題というわけです。

代表的な多肉植物を紹介しましょう。

多肉女子に大人気！「エケベリア」

ぷっくりとした肉厚な葉がロゼット状に並ぶ様子が、まさにバラの花のようなのが「エケベリア」です。葉の縁や葉の先の爪が、ピンクがかっているものが多く、色も形も女性に人気です。白い粉が吹いたようになっているのも多くありますよね。サボテン相談室さんではエケベリアだけで1000種類以上あるのだとか！（もちろんＮＨＫなので、どこの農園なのか固有名詞は伏せてありましたが）。

石に擬態している「リトープス」

Lithops 1000910 / yellowcloud

一度見たら忘れられないほどユニークな形をしているのが「リトープス」。じつはこれ、周りにある石に擬態しているんですって！　「馬のひづめみたいですねー！」と高木美保さん。

石が割れたところから咲く花が、これまた驚くほど繊細で色鮮やかなんですよね！　じつはこのリトープス、わたしも一度、枯らしたことがあります・・・。

半透明の窓が魅力の「ハオルシア」

天津オブツーサ、山 / salchuiwt
ハオルシアには葉の硬いタイプと、柔らかいタイプの2種類があります。ぷっくりと柔らかいタイプは「葉先が半透明になっていて、ここがレンズのようになって光を集めているんですよ」と説明されていました。そうそう、そこがきれいなんですよね！

ハオルシアはとても人気が高く、高いものでは100万円！するものもあるのだとか。「生きる宝石」なんて呼ばれているそうですよ。

農園では育種も行っている！

多肉植物の著書もあるサボテン相談室代表の羽兼直行さんは、多肉植物の新品種を作出している「カクタス・クリエイター」です。ひとつひとつの葉がハート形をしている「レボリューション」という新品種を紹介してくれました。縁のピンク色を出すのが大変だったそうです。

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多肉植物は飾り方が自由なところが面白い

Succulent Arrangement / thegardenbuzz

多肉植物の魅力は、それぞれの色や形だけではありません。葉にたっぷり水分を保っているので、水分や養分を補給するための土があまり必要じゃないところも魅力です。その特徴を生かして、たくさんの多肉植物を密に寄せ植えにしても大丈夫。

和風のきゅうすに寄せ植えしたり、貝殻に寄せ植えしたり、壁掛けに寄せ植えしたり、さらに箱庭もありました。あまり場所を取らずに、室内でも、インテリア感覚で楽しめるところがいいんですよね！　育てるのが難しい植物じゃないので、鉢でいろいろ遊べるのが楽しいところ。空き缶を自分流にリメイクした「リメ缶」に多肉を飾るのも定番ですよね。