2017「国際バラとガーデニングショウ」詳細レポートVol.3 ガーデニングコンテスト2017

      2017/07/04

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「国際バラとガーデニングショウ」のレポート第3弾は、毎年のお楽しみ「ガーデニングコンテスト」のもようを紹介します。どんな庭があったのか、大賞を受賞した庭はどの庭だったのか? 詳しくレポートします!

ガーデニングコンテスト2017 テーマは「ライフスタイルガーデン」

細レポートvol1「マーク・チャップマンさんデザインのウェルカム・ガーデン」、vol2「バラのタイムトンネルで、モダン・ローズ150年の歴史を振り返る」に続いて、今回のvol3では、ガーデニングコンテスト2017について紹介します。

今年のガーデニングコンテストのテーマは「ライフスタイルガーデン」。3種類のカテゴリーで募集されました。

カテゴリーA/「ホームガーデン」幅6.3mx奥行き3.6m

カテゴリーB/「バルコニーガーデン」幅4.5mx奥行き2.4m

カテゴリーC/「フロントガーデン」幅2.7mx奥行き1.8m

各作品の傍らには作品名や製作者名、さらに一言コメントが書かれた看板があります。製作者が看板側に置いたイスに腰かけている庭もありました。庭に込められた思いなどを質問できて、楽しかったです^^

 

ガーデニングコンテスト大賞作品は「もうひとつの未来」

ーデニングコンテスト2017で大賞を受賞したのは「もうひとつの未来」と題された庭です。カテゴリーAの「ホームガーデン」からエントリーされた作品です。

「もうひとつの未来」は、狭いボーダーガーデンの間に通る小径を歩き、レンガ造りの壁に開けられたアーチ型の入り口を抜けると、そこに印象の異なるもう一つの庭が現れるという仕掛けが施された庭です。

壁のこちら側は、白を基調にした軽やかな草花と、赤のバラや黒みの強い木の花が選ばれた、温かな印象の庭です。

とくに観客の目を引いていたのは、この見慣れない植物です。なんという植物でしょうか? 円い葉と黒赤の花がとても印象的ですね。ガーデニングマーケットに売られていたので、名前をメモしてくれば良かったのですが! ご存知の方、ぜひ教えてください!

▲公式ガイドブックのデザイン画

壁を抜けたもう一つの庭には、青みの強い針葉樹や紫やピンク色の花が選ばれています。まるで昼の庭から夜の庭に移動してきたような印象がします。「国際バラとガーデニングショウ」の公式ガイドブックに掲載されているデザイン画からも、壁を隔ててふたつの顔をもつ庭が共存している様子がコンセプトとなっているのがよく分かりますね。

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個人的に気になった5つのガーデン

ーデニングコンテストに展示された作品のうち、わたしが個人的に気になった大賞以外の5作品を紹介します。

1、庭に薪窯とパン屋がある「Confortable garden」。週のはじめはママの手作りパン屋さんが開店。週末は手作り窯でパパが焼く本格ピザをふるまう、家族や友人たちが集う庭をイメージしてデザインされています。焼きたてパンの香りが流れる庭は、とても心地よさそうです。

たくさんの植物が植えられていても、うるさくなりすぎないよう気を配ってつくられたそうです。最優秀賞受賞。

2、▲バルコニーへの入り口に猫の足ふきマット、さらにあちらこちらに猫のオブジェが飾られているのは陽だまりに誘われて~気ままな猫の小さな庭~」一度も外に出たことがない飼い猫のために、彼女が自由に歩き、陽だまりで気ままに遊び寝転がれるような庭をコンセプトに作られたバルコニーガーデンです。

我が家にも室内飼いの大きな猫がいるので、思わず目が留まってしまいました。デザイナーさんの気持ちはよく分かります^^ 最優秀賞受賞。

3、「温故知新-めぐりめぐる-」というタイトルのホームガーデンです。山に降った雨は川に集まり海に注いで雲を作りまた雨となって山を潤す。この水の循環をキーワードに人間も植物も動物も自然に生かされていることを再認識できる庭をめざしたそうです。

水の流れのようにデザインされた小路や、台に植えられた植物など、細部にまでこだわって作られています。マイ・ガーデン賞受賞。

4、▲草葺き屋根の東屋に、木の葉に隠れるように設えられたソファ。土や木の階段を覆う苔が、まるで数十年単位で人の手が入っていないように見える庭が「Secret Garden~精霊の棲む森から~」です。

「精霊だって!そういえば『精霊の守り人』の衣装を着た人がいそうな雰囲気よね、ほら、あの屋根の下あたりに!」観客たちからは、こんなささやきが聞こえていました。確かに、どこかNHKの大河ファンタジーのセットのようですよね^^

5、▲ガーデニングコンテストには高校生の参加もあります。このフロントガーデンの作品は、ポストの下に「環境デザインコース」とあるので、高校生の作品と思われます。が、すみません、メモを取り忘れてしまったので、どなたの作品か分かりません。

ほとんどの作品が緑の植物をたくさん組み合わせた庭だったので、この明るくポップな色合いはとても目立っていました。こんな玄関なら、少しのモヤモヤも吹っ飛ばして、楽しい気分にしてくれそうです^^

 

ハンギングバスケット・コンテスト2017

ンギングバスケット・コンテストでは、街を彩る色彩豊かな、見る人を明るく楽しい気分にさせる作品を、一般から広く募集しました。壁掛けタイプと吊りタイプの2種類があります。

▲大賞作「Shade gardenのすすめ」

壁掛けタイプ、吊りタイプ、すべての作品から選ばれるハンギングバスケット部門の大賞には「Shade gardenのすすめ」と題された吊りタイプの作品が選ばれました。

アジサイやアスチルベなど日陰でもよく咲く花と、さまざまな色合いの葉ものを合わせた作品です。考えてみれば、確かに日陰にこそ彩りは必要ですよね!

▲壁掛けタイプの最優秀賞

壁掛けタイプの最優秀賞には、緑がかった黄色の花と、黄色がかった緑色とピンク色の葉ものを合わせた、大人っぽい明るさのある作品。バスケットを取り付けた壁のまわりに、小さな多肉植物を並べて留めつけてあるところが楽しいアイデアですね。

 

まとめ

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「国際バラとガーデニングショウ」2017の詳細レポート3回目は、ガーデニングとハンギングバスケットのコンテストを紹介しました。

たくさん並べられたガーデンはどれも力作揃いで、すべてを写真におさめたくなる作品ばかりでした。今回のテーマの「ライフスタイルガーデン」をガーデンデザイナーがどう捉えるか、それぞれの解釈が楽しかったですね^^

 

写真で紹介できませんでしたが、他にも、書斎が森になっていたり、お風呂にたくさんの植物があったり、楽しく野菜を育てている庭もありました。生活のさまざまなシーンに植物があることで、毎日が癒しの時間になりそうな、そんな提案が込められていますね。ただ、実生活のメンテナンスを考えると、コンテスト期間の数日間だけ楽しんで終わりというものも多いような気もしました。いわゆる「ショウガーデン」ですね。

そのまま自分の庭に再現するのは難しいけれど、たくさんのアイデアの中から気に入ったものを取り入れていけばいいんじゃないかな? と思いました。もちろん、庭が手に入ったらの話ですけれど(^^;

 

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